理系お兄さんのぼやき日記

つれづれなるままに日暮らしすずりにむかひてこころにうつりゆくよしなしごとを…意外に覚えているもんだなw

ブランク?老化?

2016-03-22 23:54:38 | 理系のおはなし
こんばんは('ω')ノ 理系のお兄さんです。

さて、このごろ左手の人差し指が痛いのですわ。理由が思いつかなかったんだけど、この前、ふとしたきっかけで気づきました。我々の仕事は橋の上から紐付きバケツで川の水を汲んだりするんだけど、水の入ったバケツの紐を手繰り寄せるときに、件の指がズキズキ痛い…あ~これか…確かに左手の人差し指に一番荷重がかかるわ…

橋の上採水の場合、手繰り寄せるときに、バケツがブラブラ揺れて橋のコンクリートの部分に引っかかって紐が切れたり、紐でこすれたコンクリートの粉がバケツに入ったりしないようにコントロールしながら上げるのがプロのやり方。手前に振れて橋に触れた時は引き上げを止め、向こう側に触れた瞬間に出来るだけ一気に引き上げます。前職のときは橋の上から80メートルくらい下の水面からの採水もしたし、水深90メートルのダム湖の湖底から「バンドーン採水器」を1日に何度も素手で引き上げてました。


宮本理研工業 バンドーン採水器

バンドーン採水器ってのは、欲しい水深のところの水を採水できるという装置です。紐で採水器を沈めてって目的の水深に到達したら紐伝いに「メッセンジャー」というおもりを落とし込み、おもりが採水器に衝突して、そのショックで蓋がバゴンッ!と閉まって密閉されます。そうすると、そこの深さの水が採水できるというもの。あとは引き上げるだけ…なんだけど、90メートルの水深があれば、紐の長さも当然90メートルあるわけで…しかも分析などに必要な量は一回で採水出来ないので、3回程度繰り返します…正直しんどいです((+_+)) 基本的にダム湖の調査の場合はボートに乗って「上流」「中流」「「下流」のポイントそれぞれで「上層」「中層」「下層」の3つの深度のサンプルを採取します。ほんとしんどいです…(たまに、おもりの衝撃が小さくて蓋が開いたまま上がってくるとガッカリです…)

という経験が5年以上前にあったのだけど、当時は指が痛いとか無かったもんなぁ。上げてる最中は確かに痛かったかもしれんけど、後々まで残るなんて無かった。これば5年以上のブランクのせいなのか、それともただの老化なのか…((+_+))

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