コロナの影響で、
子供たちが通う中学校も、まもなく休校になります。
期末テストも終えて、
中3の真ん中っ子にとっては、
卒業式までの思い出をたくさん作る、大切な日々となるはずでした。
クラスマッチ、
最後の発表会、
校外学習、
先生方がひそかに計画している最後の授業、
卒業式の練習、
在校生とのお別れ会、
全部消えて無くなりました。
卒業式の挙行も未定です。
中学校卒業式。
人生のなかでも、かなり大きな意味のある節目だと思っています。
私自身、卒業の中でいちばん記憶が鮮明なのは
中学校卒業式と、それに向かう日々です。
中高一貫なので、ほとんどの仲間と一緒に
同じ高校へ進学します。
ですが、何人かは他校へ進学します。
この仲間と過ごせる最後の日々。
義務教育の総まとめの日々。
日常というのは、とても尊く、
儚く、もろく、
かけがえのないものだったのだと
痛感しています。
かわいそうで、悲しくて、
学校からのメールを見たとき
涙が止まりませんでした。
先生方も、どれほどお辛いかと、大変かと。
真ん中っ子のお友達は
「中学時代、いろんな困難なことはあったけど、なんとかなった。
でも、今回はいくら考えても何もできない。受け入れるしかない。」
と言っていたそうです。
この、中学生活の最後に起こった出来事を、
どうしてこのような事態になったのかを、
真ん中っ子には、
客観的にきちんと知り、そして考えて
ほしいと思います。
そしてそこから何を学ぶのか、
何をこれからの自分に活かすのか。
これが、中学校生活最後の課題です。