先月、塾の入試説明会がありました。
終了後、先生に聞きたいことがあったので、並んで待っていました。
前の会話が聞こえてしまったのですが。
某ママ「うちの子、どうですか~?」
先生 「彼女は絶対に合格しますよ!
模試の判定もA、A、C、Aです し」
某ママ 「一度Aを取れなかったときのことを、ひきずっていて~」
先生 「いやー、大丈夫でしょう。残り3ヶ月、油断さえしなければ」
すごいな、まだ3ヶ月あるのに
「絶対に合格しますよ」って太鼓判押せるほどの範囲に届いているのかー。
それを、すぐ後で聞いていて、
とても複雑な、
いや、正直、とても気分が落ち込んだ。
塾の先生たちは、もちろん今の時点で
ある程度、合格する子と落ちてしまう子の予想がついているよね。
塾のスタッフルームでも、当然そんな話題も出ていて、
今年は何人位合格できそうだと考えていると思う。
うちの子は、残念だけど残念組に予想されていると思う。
これまでの成績からすれば
当然のこと。
だけどね、先生方に、伏してお願いしたい。
どうか、それを子供や親の前では、
おくびにも出さないでほしい。
全員を、同じように心から応援していると、
特に子供には思わせてほしい。
12歳の子供にとって、点数によるシビアなクラス分けだけでも、
心には重くのしかかっている。
テストの点数が、あなたの人間的価値を表しているわけじゃないよ、
と親はわかっていても、
受験という点数が全ての世界では、
それが大きな意味を持ってしまう。
2番目以下のクラスの子達は、
「自分達は先生から見放されるのではないか」
と思っているんです。
どうか、残り3か月。
どの子も応援してください・・・