おたまじゃくしを眺めながら。

おそらく、音楽の話が中心になると思います。思っていることを、綴っていきたいと思います。

メモリアル

2022-07-01 21:59:52 | 日記
 明日は、長年聖歌隊で一緒に歌って来た同僚の、Memorial Serviceです。

 2020年の3月から始まったロックダウンの最中に亡くなったので、少数でしかお葬式ができなかったので、明日、みんなで集まって、ちゃんと送り出すことにしたのです。

 この同僚は、私が聖歌隊を辞めようとしていた時、説得してくれた人です。今となれば、あの時辞めなくて良かった。彼が引き留めてくれてなかったら、今はどうなっていたでしょうね。

 写真という共通の趣味があるから、他の同僚よりも話すことが多かった。ずいぶんたくさん、写真を撮ってもらいました。

 一枚、思い出に残ってる写真があります。木の葉の影を利用して、白地に金糸で刺繍をしてあるドレス姿の私を、きれいに撮ってくれたことがありました。彼の芸術性を感じた一枚でした。

 歌では、テノールとして活躍して、Glasgow Chamber Choirを作った人でもあります。

 それで、明日は、ちゃんとした服をきなくちゃ… と、スーツを引っ張り出して着てみたんですけど・・・

 太って、きつい(大汗)。

 娘が、びっくり!「お母さん、こんなに小さかったの~!?」

 4年前までは、このスーツ着てたんだけどなあ~。すっかり太っちゃった。
 細身の娘には、袖の長さが足りない。
 娘もお世話になった人だから、明日は一緒に行くのだけど、二人とも着れるスーツがないって(大汗)

 男の人と違って、スーツじゃなくてもなんとかなりそう。娘は、制服のズボンを履いて、制服のシャツを着ればいいから良いんだけどね。

 明日は普通に仕事もあるから、買い物に行く時間もないから、持っている服で何とかしなくちゃ。もっと早くに確認しておけばよかった。

 50代で亡くなっちゃうって、早過ぎるよ。今でも大聖堂に行けば、ひょっこり顔を出してくれるような気がするんだけど。
 ロックダウンだけじゃなくて、その前は私の精神状態が良くなかったから、最後に会ったのは、3年前。まさかあれが最後になるとは、思ってもいなかった。

 私はまだ、生きている。きっとまだ、神様から与えられた使命を終えていないから。


 せっかく生かされているのだから、少しは瘦せなくちゃね(笑)もっと、健康的にならなくちゃ。
 
 彼と約束したことがあるから。私はまだ、聖歌隊で歌い続けます。明日は、
Herbert Howellsのレクイエムです。

おはようって言ってくれる人

2022-07-01 15:20:14 | 日記
 今日は、とても大事な気づきがありました。

 あるご婦人の言葉です。

 人の力量は、仕事力や財産ではかるものではなくて、人をどれだけ幸せにできるか、だそうです。

 だから、朝起きて、「おはよう。」ということで、家族を幸せにする。

 特別なことをするんじゃなくて。そういうことだったのかあ~って。
 だから、人を幸せにできる人と一緒になるのが良いって。

 もう、私はこんな歳だから、誰かと再婚することなんて、ないかもしれないけど、もしもあったとしたら、朝、おはようって言ってくれる人と一緒になりたい。私を幸せにしてくれる人。何年経っても変わらずに、おはようって言ってくれる人がいいなあ。

 小さなことのようだけど、おはようとか、ありがとうとか、いただきますとか、ごちそうさまとか。当たり前になってしまって、何も言ってくれない人よりも、いつも言ってくれる人の方が良い。
 ちゃんとそういうことが言える人って、きっと、ご飯を作ってもらっても、お洗濯してもらっても、当たり前にならないんじゃないかな。

 やっぱり、寂しいですよね、せっかくお料理しても、何を食べても、どうでもいいような対応だったら。

 私、最近、ようやくわかったんです、ずっと我慢して来たんだっていうこと。

 我慢して、何も言わなかった私が悪いのかもしれないけど、今そのことに気が付いたから、きっとこれから変わって行ける。

 朝、犬のお散歩をしている人と、挨拶を交わすのも、人を幸せにしていることになる。当たり前を、ありがたいに。