気がつけばシニア

老犬介護生活でした。
寂しさを振り払って今は日々の生活の諸々を綴っています

奈良公園の鹿を守るためのこと

2019-07-30 15:18:02 | 日記
幼い頃から奈良京都には、しょっちゅうと言っていいほど遊びに行っていました。

でも今や観光客増で、私の知っている奈良京都とはちょっと違う観光地になってしまっているのが悲しいです。😢

お土産やさんにはハングルや中国語が書かれている紙が貼られ、鹿🦌がたくさんいる奈良公園には外国人観光客が溢れています。

子供の頃から鹿には鹿せんべいしか与えてはいけないということは、親や学校の遠足の注意事項として教えられます。🈲

鹿に触ることもいけません。🈲
特に子鹿は、人間の匂いが付くと親鹿が育児放棄してしまったりするからです。

ましてや、繁殖期や子育て中の鹿は気が荒くなっていて、それを見分けるのも難しいから、鹿は触ってはいけないのは常識です。

人間の食べ物や食べ物の匂い、食べ物の入っていた袋にも興味を示して集まってくるので、鹿のいる前で食べてはいけない。これも常識とされています。🈲

人間の食べ物などは動物には良くありません。
塩分や化学調味料満載です。
鹿せんべいなどは無味にしてあります。

昨日、死んだ数匹の鹿の胃から大量のビニール袋の塊2キロが出てきたニュースを見ました。

何と痛ましい事でしょう。😰

食べ物の匂いの付いたビニール袋や紙袋を食べてしまうのです。
そして消化しきれなくて死んでしまいます。😰

少なくても鹿のいるところでは、食べ物を食べない、ゴミはきっちりと持ち帰る、鹿せんべいのみを与える。

この3点だけを守ることで鹿の命を守ることになるのにです。

市街地ではなく、山のほうにいる鹿は、鹿せんべいをどうぞとあげると、ちゃんと頭を下げてから食べる鹿もいます。

ハワイでは州法で、ホヌ(海ガメ)を触ってはいけない法律が有ります。
ホヌは特別保護動物に指定されていて、触ったり、必要以上に近づいてはいけないとされています。

奈良も鹿を触ってはいけない法律というか、何らかの条例が必要なのではと思います。


車も増え、交通事故で亡くなったり、足が不自由な鹿を見かけます。


観光客が増えるのは有り難いことですが、それと同時に、鹿が住みにくい環境が生じてきていることから、鹿との共存をしっかりと考える必要がありそうな気がします。

身近に来てくれる鹿は可愛くて癒されます。
大事にしてあげたいと思います。

余談ですが、奈良公園には鹿の角切りや、産まれた子鹿のお披露目とか、大人から子供まで楽しめる行事がたくさんあります。

本当はもっとたくさんの人に訪れてもらい、鹿の可愛さや良いところを知ってもらいたいと思うのです。

これも余談ですが、奈良の駅前商店街の中に、鷹🦅や小動物に触れ合えるコーナーもあります。



皆で鹿を守り、少なくとも悲しいニュース📺が流れない事を願うばかりです。




コメント
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