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今年の5月は、
東京農業大学様 並びに 昭和女子大学様において、
留学生向け 墨絵ワークショップを開催させていただきました。
のべ17名様のご参加で、8カ国からの留学生たちと
たのしく、わくわくしながら、水墨画を学ばせていただきました。
----------
私はクラスの冒頭では、いつも申し上げているのです。
「日本では、若い人で伝統的な事を続ける人が少ないので、
水墨画も危機にさらされていると思います。
ぜひ、今回このワークショップで学んだ水墨画の美しさを、
ご自分の国に持って帰って下さい。
そして、ご家族やご友人の皆さんと、水墨画について話をして共有して下さい。」
そして、クラスの最後では
「今日、皆さんが勉強された水墨画ですが、
今後皆さんのまわりで、水墨画をやってみたいけれど、やり方が分からない。と言う方がいたら、
ぜひ、教えてあげて下さい。」
と、お伝えしています。
今回、嬉しかったのは「これからも続けていきたい」と言って下さった生徒さんが
多かった事です。
ぜひ、そのようにして興味を持った事を続けて頂いて、
一流になっていただきたいと思います。
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今回は、大学の職員のかたのご協力で、
授業後の生徒さんが、どのようにクラスを受け止めてくれたのかを
知ることができました。
***
ink art(水墨画)について教える、「special class」を 受講し、
日本語も勉強できた。難しかったが、この国の歴史と文化を理解できたのは素晴らしかった。と
SNSで報告していらっしゃいます。
その後も、留学して最初の1週間でこんな所に行った、こんな事をしたという記事がつづき、
it actually is the best experience ever in my life!(いい経験になった!)と
行間からも喜びが伝わってきます。
大学の職員の方々が、どんなに心を尽くして
留学生たちを温かく歓迎して、濃密な留学プログラムを考えていらっしゃる事かと、
私も胸を熱くします。
大学の職員の方々と、私も気持ちを一つにして、
こうした留学生向けワークショップが開催できるのだと思っています。
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充実した、素晴らしい5月にさせて頂き、私も大満足しながら終了するつもりでおりましたが、
大学からの帰り道、若葉の下を通りながら、
「もっと先を行ったプログラムにしたい。
もっと、「禅」とかの思想性を含んだプログラムにしたい。
そこまで行けば、必ずどんな学生さんにとっても
将来的に役に立つ経験になる。」
と、考え始めました。
絵の好きな学生さんは、もっと続けたいと言ってくれるのですが、
絵が描けなかったとしても、実りのある経験にする可能性を持っているのが、
水墨画だと思うのです。
そこで、私はもう一度プログラムを練り直す事にしました。
この、5月の大学ワークショップと皆さんとの出会いがなければ
生まれなかった発想でした。
そして、それは7月の別のチャンスで試される事となっていきました。
琳派墨絵クラブ
東京農業大学様 並びに 昭和女子大学様において、
留学生向け 墨絵ワークショップを開催させていただきました。
のべ17名様のご参加で、8カ国からの留学生たちと
たのしく、わくわくしながら、水墨画を学ばせていただきました。
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私はクラスの冒頭では、いつも申し上げているのです。
「日本では、若い人で伝統的な事を続ける人が少ないので、
水墨画も危機にさらされていると思います。
ぜひ、今回このワークショップで学んだ水墨画の美しさを、
ご自分の国に持って帰って下さい。
そして、ご家族やご友人の皆さんと、水墨画について話をして共有して下さい。」
そして、クラスの最後では
「今日、皆さんが勉強された水墨画ですが、
今後皆さんのまわりで、水墨画をやってみたいけれど、やり方が分からない。と言う方がいたら、
ぜひ、教えてあげて下さい。」
と、お伝えしています。
今回、嬉しかったのは「これからも続けていきたい」と言って下さった生徒さんが
多かった事です。
ぜひ、そのようにして興味を持った事を続けて頂いて、
一流になっていただきたいと思います。
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今回は、大学の職員のかたのご協力で、
授業後の生徒さんが、どのようにクラスを受け止めてくれたのかを
知ることができました。
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ink art(水墨画)について教える、「special class」を 受講し、
日本語も勉強できた。難しかったが、この国の歴史と文化を理解できたのは素晴らしかった。と
SNSで報告していらっしゃいます。
その後も、留学して最初の1週間でこんな所に行った、こんな事をしたという記事がつづき、
it actually is the best experience ever in my life!(いい経験になった!)と
行間からも喜びが伝わってきます。
大学の職員の方々が、どんなに心を尽くして
留学生たちを温かく歓迎して、濃密な留学プログラムを考えていらっしゃる事かと、
私も胸を熱くします。
大学の職員の方々と、私も気持ちを一つにして、
こうした留学生向けワークショップが開催できるのだと思っています。
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充実した、素晴らしい5月にさせて頂き、私も大満足しながら終了するつもりでおりましたが、
大学からの帰り道、若葉の下を通りながら、
「もっと先を行ったプログラムにしたい。
もっと、「禅」とかの思想性を含んだプログラムにしたい。
そこまで行けば、必ずどんな学生さんにとっても
将来的に役に立つ経験になる。」
と、考え始めました。
絵の好きな学生さんは、もっと続けたいと言ってくれるのですが、
絵が描けなかったとしても、実りのある経験にする可能性を持っているのが、
水墨画だと思うのです。
そこで、私はもう一度プログラムを練り直す事にしました。
この、5月の大学ワークショップと皆さんとの出会いがなければ
生まれなかった発想でした。
そして、それは7月の別のチャンスで試される事となっていきました。
琳派墨絵クラブ