琳派墨絵保存倶楽部・部誌 「なてし子」

江戸琳派の祖、酒井抱一家に伝来する本格的な琳派の画法を継承している「琳派墨絵保存倶楽部」の活動日誌ブログです。

春の花の画題

2019年03月08日 | 教室案内

 

最近、寒い雨が続いていた東京ですが、

今日のような晴れた日の、

街のすべてに行き渡る 春めいた風情は

といいますと、平和が季節の形状をして

やって来たようで、

単純なようですが 喜びばかりが感じられます。

 

お稽古場にいても、

生徒さん達と「すばらしい日だ。」「すばらしい日。」

と言い合って、

晴れた朝の明るい室内で、

こつこつと筆を動かして練習しているのも、

とてもいい時間です。

 

今、竹のほかに

すみれ、こいのぼりなど しております。

 

日本画クラスでは

「つくし、たんぽぽ、わらび」が

もう直ぐ完成いたしますのが、

楽しみです。

 

日本の原種のたんぽぽは

花弁の色が白くて、

いくら古典とはいえ、

生徒さん達がどう受け止めるだろうか、

と思っていましたけれど、スマホで ちゃっちゃと

調べてくれ、

実際に見たというエピソードも出て来ました。

 

 

純白のたんぽぽが 清楚に

完成しそうな この春のお教室です。

 

琳派墨絵クラブ

 

 

 

この記事についてブログを書く
« 琳派日本画 sustainability... | トップ |  琳派日本画 花暦 2019年3... »
最新の画像もっと見る