美味!な日々

2023年6月の観劇録(その3)

ダーウィン・ヤング 悪の起源@シアタークリエ
ミステリーや三世代の因縁・絆というストーリーは面白かったし、三世代で歌うシーンは確かに最高でした。禅さん&ぴろし、ブラボー!!大東くんも想像以上に素晴らしかったです。鈴木梨央ちゃんが歌ウマなのにも驚きました。映像よりミュージカル俳優の進路の方も有りかもね。 
とても面白くて良いミュージカルなのは確かだけど、ストーリーの根っこには恐らく韓国特有の家族観的なものが反映されていると思われ、動機とか根本的なところには共感できず…でした。

兎、波を走る@東京芸術劇場プレイハウス
なんだろう。野田MAPで久々に感動した。熱い何かがこみ上げてくる感じ。
今回は不思議の国のアリスと
ピーターパンとまだ終わってないあの事件の融合作。前半は笑いにあふれ、野田さんのいつも以上に鋭いことば遊びの妙に感心しまくり。英語やアルファベットまで使いまくりで純粋にすげぇ!と感心。今回はアンサンブルの年齢層が幅広く、昔蜷川作品など別の作品で見かけた役者さん達が混じっていておぉ!と嬉しくなったり。
後半で一生くんが名乗る名に「絶対ニュースで聞いたことあるのだけど!誰だったっけ?」となって、私同様、終演後にWiki検索した人多いはず。^^;
今回の大倉氏はNYLONとかKERAさんのもとでやってる出鱈目芝居寄りで、最高。大鶴くんの身体能力の高さにびっくりしたり、と新たな発見も。多部ちゃんも松たか子も良かったし、秋山菜津子しゃまは、やはり溜息出るくらい素敵。

SUNNY@東京建物ブリリアホール
花總まりさんが冒頭でセンチメンタル・ジャーニー歌うの可愛すぎ&専業主婦という役が似合わなすぎて逆に面白い。そして、瀬奈じゅんが白いパンツスーツで踊って歌うのとか、「飾りじゃないのよ涙は」歌うのが
カッコ良すぎ!ありゃ、薔薇サムⅡの天海祐希様並にキャーキャー案件。さすが元トップスター。男性キャストが2人だけなので片桐仁さん八面六臂の活躍。何役やってたかしら。
80年代楽曲ばかりなので、休憩中、近くに座っていた若者2人が「知ってる曲やって欲しい」的な事を言ってて苦笑。若手キャストのファンなのだろうけど、そういうミュージカルなのでせっかくなのだから懐メロを楽しんで欲しいなぁ。最後のショーもサイコーだしね。

ストーリー上、SUNNYのグループ名の元となる楽曲、どこかで最近凄く聞いたな…と一生懸命思い出して思い出した!『バンズヴィジット』のディスコのシーンでずっとかかってた曲でした。笑

 
 
 
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