美味!な日々

2023年6月の観劇録(その4:ある馬の物語)

ある馬の物語@世田谷パブリックシアター
トルストイの本がロシアで戯曲化され、それを白井晃さんが上演台本として起こした音楽劇。音楽はサックス4人のみの演奏だったのが面白かったですし、そして何より違和感が全く無く作品と歌唱にもマッチしていました。
発券したチケットがF列で、前から数列目でちょうど見やすいな、と思いながら行ったら、まさかの最前列で、しかも舞台は客席と同じ高さ。というわけで至近距離の芝居と歌にでがっつり緊張しつつ堪能させて頂きました。

キャストみなさんが演じる馬たちはまさに馬!機械を使った表現や成河の身体能力を存分に活かした演出、コロナ禍で消えていた客席も一体化させる感じの演出も素晴らしかったです。
成河や別所さんの歌は何となく哀愁を感じて染み入り、意外にも小宮孝泰さんの歌が味があって素敵でした。音月桂は前回観た『レオポルトシュタット』でも思ったけど「腕を上げた」感が凄いです。小西遼生も貫禄と安定感がもの凄い出てきたなぁ、と感心。
贅沢な観劇でした。

 
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