2023年10月の観劇録(その2)

天翔ける風に＠東京芸術劇場プレイハウス
野田さん作品『贋作・罪と罰』をミュージカル化した作品とのこと。『贋作・罪と罰』は見ていないけど、野田さんならではの言葉遊び要素がチラホラ見え隠れしてて、でも、野田さん舞台よりわかりやすくなっているのかも…。
加藤梨里香ちゃんの今回も透き通った歌声…良かったなぁ。お初の珠城りょうさんは、立ち姿とか全体的にシュッとしていてカッコ良し。超久しぶりに観た東山義久はこんなに演技巧かったっけ！？と思うくらいバージョンアップしていて驚いた。そりゃ、エンジニアもやるわな、と納得。

浅草キッド＠明治座
林遣都の歌、初めて聴いたけど、ビートたけしとして歌う歌はとても味があって上手かった。タップダンスも相当練習したのでしょう。何でも出来る山本耕史と二人でタップを踏んでも何ら遜色無かったです。素晴らしかった。また周囲の役者陣、特に若手の森永悠希くんと稲葉友くん、良かったな。
紺野まひるが歌って踊るの、いや、舞台で見るの初めてかも。さすが元宝塚！でした。松下優也くんもさすがの歌唱で拍手喝采したかったけど、拍手する間(ポイント)がほぼ無かった…。

ドクター皆川～手術成功5秒前～＠本多劇場
皆川猿時と荒川良々をたっぷり浴びれるシリーズ、今回も笑いに笑った。友人が引き当てた最前席で何かが飛んでこないか心配でしたが^^;。牧島輝くんの演技と歌のポテンシャルの高さに驚いたので、2.5次元以外の舞台にもどんどん出て欲しい。池津祥子さんの木の実ナナも最高でしたっ。(^^ゞ

チャーリーとチョコレート工場＠帝国劇場
どうにかゲットしたチケット1枚。カラフルなお菓子の世界。
今作も子役たちの達者な歌とダンスに大拍手。『マチルダ』のブルーノ演ってた子らが大活躍です。
観月ありさは音が外れている訳ではないのだけれど、声がめちゃ不安定で聴いてるこっちが不安になりました。。。私が観劇した回だけであればいいのですが。。。、
二幕のチョコレート工場内のシーンは部屋に合わせた匂いが客席中に漂う仕掛けでうわっ、いちご！とか、面白い試み。舞台の世界観と一体化できるいい演出。

罪と罰　１ (光文社古典新訳文庫) ドストエフスキー 光文社

浅草キッド (講談社文庫) ビートたけし 講談社

 

浅草キッド ビートたけし Victor

  

チャーリーとチョコレート工場 (吹替版) ジョニー・デップ