美味!な日々

2023年5月の観劇録(その2)

ファインディング・ネバーランド@新国立劇場 中劇場
久々の山崎育三郎ミュージカル。育三郎くんは、もはやナチュラル!にミュージカルをやっているようにしか見えない!
運良く最前列だったのだけど、今回の配列は舞台に近すぎて、逆に見づらい状態&なかなかの緊張状態(苦笑)。でもNYLON100℃ファンとしては、廣川さんのミュージカルでの奮闘ぶりを間近でみられたのは嬉しかったよぉ。
ピーター・パンの物語が産まれる過程を描いたミュージカルで、本が最初だとずっと思ってたから、戯曲が最初だということをこの舞台で知って驚いた。その延長で、観劇後に調べたら、ピーター・パンの名前の由来のピーター少年はピーター・パンの名前に心を潰され、初老になってから自死したと知り、舞台のピーターが可愛くて逞しかっただけにちょっとブルーになりました。
武田真治演じるフック船長から始まる海賊シーン、かなり好き。このシーンの音楽もカッコよい。夢咲ねねちゃんは、顔ちっさ!2幕はメアリーの出番はほぼ無いので、舞台役者役でアンサンブルに混じってるけど顔ちっさくて目立つ(笑)。子役たちもいいねぇ。本物のセントバーナード登場には会場が沸く沸く。大きな犬なので、最前列だとちょっと怖かったけどね~。

夜叉ヶ池@PARCO劇場
泉鏡花の世界観に浸って言葉と踊り(振付:森山開次 )に身を委ねよう、と観劇。事前に用語集読んで挑んだけど、やはり聴いた音から漢字に脳内変換するのは難しく、途中で少々眠気との戦いもありつつも、コミカルなシーンやダイナミックなシーンが巧い事織り交ぜてあって意外と楽しめました。というか、改めて森新太郎演出に感嘆。頭のカツラのクダリなど、ズッコケユーモアかませつつ、那須凜ちゃんらが演じる妖かし達のシーンはいずれも圧巻で、ラストのあれにはほんとビックリ。客席を使ったこんな演出あるのね~的な。意外と頭に当たるけど…と思っていたら、雨日だったので湿気でかなりの重さになってたそう…演者は大変だっただろうけ、、観客はある意味ラッキーな体験だったのかもしれない。


 
 
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