

話自体も、かなり面白いのですが、芸術、「美」というものの奥深さを垣間見ることのできる小説でしたね。4編からなるこの本は一応ミステリーに分類されるのかな?但し、解決するのは血生臭い事件ではなく、難事なんです。
「美」の為、最高の品の為にそこまでやるか


さらにこの本、面白いだけでなく、古美術や花木などの色々な豆知識を得ることができます。椿という花が日本原産でこんなに種類があるなんて

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清談 佛々堂先生 (講談社文庫) 服部 真澄 講談社 このアイテムの詳細を見る |
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