まずは桟敷席レポートから。客席から一段高い位置で舞台に対して斜め向き、掘りごたつ式で座椅子もついていて想像していたよりは狭かったですが、想像していたよりは座りやすかったです。足元は隣の人以外には全く見えないので、周囲に気兼ねなく足を広げたり伸ばしたりしてリラックスして観られるのが良かったです。卓上にはお茶の入ったポットと湯のみがセットされていました。今回はお弁当付のチケットだったので、休憩時間に後ろの棚にお弁当(お椀付)が用意されていました。桟敷席でお弁当を食べる…ちょっとリッチな気分に浸れました(反面、小市民なので通常客席の観客からの視線はこっぱずかしかった…笑)。お弁当は写真の通りちょっぴり高級な幕の内弁当といった感じで、休憩のたった25分では優雅に食べるというわけには行きませんでしたが、満腹満足でした。
せっかく花道側の桟敷席だったのに、このお芝居では花道をあまり使われていなかったのが残念といえば残念です。。。
そんなこんなの桟敷席、舞台そのものより楽しめたかも(笑)。次はぜひ親を桟敷席観劇に連れて行ってあげたいです。
舞台自体はうーん、ちょっと肌に合わない感じはしました。昔、牧瀬里穂主演で映画化もされた作品ですが、映画はかなりソフトに作ってあったのですね~。こんなにハードな作品とは思いもしませんでした。俳優陣の新たな一面を引き出している新鮮さはありましたが、場面場面のちぐはぐさにちょっとついていけませんでした。つか作品も慣れが必要なのかなぁ(苦笑)。
石原さとみはちょっと前まで清純派で売っていたような気がしますが、新境地開拓中なのですかね~。最近ドラマ「パズル」でも頑張っていましたが、この舞台でもはじけてました。ただ、感情が高ぶる場面はセリフがモゴモゴしてしまって非常に聞き取りにくかったのは惜しかったです。真琴つばさはカッコイイの一言につきます。踊りも歌もキレがあって本当にカッコ良かったです。春田純一、都合により休演とのことでナマ春田さんを楽しみにしていた私としては非常に残念。でも、山崎銀之丞のスバラシ演技が観られたので良しとします。意外に良かったのがカラテカの矢部太郎。場を和ませるその佇まいはナイスでした。さわやかなイメージだった吉沢悠が意外に筋肉質な身体だったのとダンスをしていたのにはびっくりさせられました。
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