PARCO劇場にて『国民の映画』観劇。
初演時もチケットを買っていたのですが、
直前に3.11が起き、とても観劇する気分にならず断念した作品…。
再演と聞き、リベンジとばかりに観に行きました。
フルモンティなどとはうってかわって客席は年齢層高め&男性多し。
ナチス時代のドイツの実在の映画関係者を題材とした作品で重苦しい中に笑いもあり、
非常に見ごたえある作品でした。(ピアノ生演奏好きだなぁ、三谷さん。)
よくぞここまで揃えた!と思う芸達者な演者陣だらけで、
彼らの演技を観ているだけで幸せな気分に浸れました。
小日向文世と段田安則
がたまにのぞかせる狂気には本当にぞっとしましたし、
小林隆の抑えた演技も素晴らしかったですし、
無理かも…と思っていたのに聴けたシルビア・グラブと新妻聖子
の歌声とか、
渡辺徹のアイドル時代のポーズも織り交ぜつつも見せる確かな演技等々…
書ききれませんが、演者全員良かった!そんな舞台そうそう無いですって。
内容的には3.11直後に観なくて正解だったな…とも思いましたが、
また数年後とかに再演して欲し作品ですね。
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