試写会、映画館でと映画は2回も観ていたのでストーリーは分かっていたのに…やっぱりたくさん笑ってしまいましたし、終盤はジーンと来てしまいました。回想的なシーンは、映画だと映像を差し込めますが、舞台はそうはいかないので、わかりづらいかもしれない…と危惧してましたが、否!全然大丈夫でした。むしろ表現力豊かな印象を与えてくれ、元々舞台作品なだけあるなぁと感心しました。
中山祐一朗以外は舞台ではお初に拝見する俳優さんばかり。映画で塚地武雅が演じた安男役をドラマ『ヴォイス』で強面キャラをやっていた佐藤智仁が演じると知ったときはびっくりしましたが、映画とはちょっぴり異なるキャラ設定だったせいか、違和感はありませんでした。家元役の松岡充もヘアスタイルなど普段のままで演じていたので最初は違和感あったのですが、見慣れてしまえば、気にならなくなりました。ゆうぞうお兄さんこと今井ゆうぞうの少々オーバーな演技と、ところどころ入る今村ねずみの無意味なターンなど、少々鼻に付く部分もありましたが、最後の如月ミキ再現ライブの踊りまで、とっても楽しめました。2週間程の公演期間がもったいないくらい。またどこかで再演されることを期待します。
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