美味!な日々

2023年3月の観劇録(その1)

笑の大学@PARCO劇場
映画化もされていて三谷作品としては有名な作品なのに、意外にも三谷さんが演出するのは初めてだそう。初めて観たけど、いやぁ、面白かった。内野聖陽と瀬戸康史の二人芝居は、ホンの面白さ含めて小躍りしたくなるくらい最高でした。文句無しのスタンディングオベーションもの。笑いだけじゃなく、戦争の無意味さや虚しさなども教えてくれる良品。

アンナ・カレーニナ@Bunkamuraシアターコクーン
久々の長尺ストレートプレイ。SNSであっという間と言ってる人がチラホラ居たけど流石に題材的にあっという間ではなかったかな。演出含めてとても面白くはあったけど。トリオの生演奏がありながらも効果音とかBGMとかを演者も担ってるのが面白い。今回、片岡さんはバイオリン弾かないのかしら~?と思いながら観ていたら、後半でちゃんと弾くシーンありました♪ 
アンナ・カレーニナは一度は触れたいと思っていた演目。今作は大作がギュッといい感じに纏まってた、と思う(原作読んだわけじゃないけど。^^;)。コミカルで笑いを誘うシーンもチラホラあってかなり見易い作品なのではないかと思量。西尾まりちゃん演じるカレーニン家に世話焼きに押し掛ける伯爵夫人?だけは背景とか見えなくて最後まで謎だったな。
アンナとリョーヴィンの生き様の対比が鮮やかで、そして二人が初めて会うシーンがとても印象的でした。

ジキル&ハイド@東京国際フォーラム ホールC
カッキー、凄かった!こんな大役&難役を引継ぐのがどんだけ大変だったか…と思うと少し泣けてくる。そのくらい、凄かったし素晴らしかったです。大河ドラマで知名度上がってただでさえ激務だろうに…カテコでヘトヘトヘロヘロカッキーを見たら超心配になってしまったけど、フリだったようでカテコ2回目以降は元気そう&笑顔で一安心。新しい真彩希帆も見られました!『シスター・アクト』を複数回見たせいで、シスター役の時のイメージが私の中に貼り付いていたのだけれど、今作では真逆の役で超新鮮。こちらも歌も踊りも演技も素晴らしかった!
悲劇すぎるので何度も観たいとはならないけど、ワイルドホーンさんの楽曲、メロディがきれいだし、カッキー凄いし、再演したらまた観たい…という作品。
マイナス点は、東京国際フォーラムという会場の制約なのかもしれないのだけど、指揮の塩田さんが悪目立ちしちゃってて…1階席だと恐らくどこからでも視界に入りすぎてあの躍動感ある指揮が少々邪魔になるという…。苦笑
そういや、以前ナマ歌を聴いて感激したマイケルKリー氏らしき人を客席で見かけた~。背が高くてマスク姿でもカッコ良し。
 
 
 
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