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念願のお伊勢参りが出来て、清らかな心のまま
次に向かったのは高野山。
天照大御神から一気に弘法大師への旅。
北海道はJRしかありませんが、こちらは私鉄が色々あって楽しいし便利ですね。
本州の知らない土地、細い道路を走るのは神経を使う。。という事で最近はレンタカーを使わす公共交通を利用する事の多い私達。
伊勢から高野山へ行く為に乗ったのは近鉄。
グループ旅行の為のこんな座席もありました。
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が、私鉄が色々あるとはいえ、便利なのはやはり大都市を拠点として考えた場合。
伊勢から高野山も、大阪を拠点とするといいのですが直接行くとなると中々大変。
私達の予定に都合のいい場所で乗り降りできるレンタカーもない。
結局大奮発して最寄り駅からタクシーを使う事にしました。
ところで晴れ夫婦の私達ですが、この日は今回の旅で唯一雨の予報が出ていました。
前日の予報では午後から暴風雨。
覚悟していたとはいえ、タクシーに乗っている間にも風が強くなってきて、ドングリがパラパラと車の上に落ち、小枝も飛んで来るという賑やかさ。
傾斜が強く、細くてくねくね曲がる道路を進みながらレンタカーを借りなくてよかったと。。。
そしていよいよタクシーを降りる寸前にポツポツと雨も降ってきました。
風が強いので傘もさしづらく、急いで先ずは金剛峯寺へ。
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この表門を入ると直ぐ右には立派な鐘楼が。
豊臣家の勇将・福島正則が建立したそうです。
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そもそも金剛峯寺とは高野山の総称。
こちらはいわば玄関口。
四国八十八ケ所のお遍路巡りを無事に終えた方達がお礼参りにいらしていました。
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中に入り、大広間にいらっしゃる弘法大師に手を合わせ「ん?? こういう時、なんと唱えればいいの?」と迷っていたその時、背中がふいに暖かくなりました。
夫と同時に振り返ると、なんと小雨も止み、お日様が出てきているではありませんか。
国内最大級の石庭である蟠龍庭を拝見している頃にはこんなに青空が
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奇跡的な出来事に感動して思わず真言宗を信心しそうになりましたが、現代人の私達は雨雲レーダーも信用しているので、今のうちに先ずは奥の院を参拝することに。
歩いて行くと30分くらいかかるので、ここでもタクシーを使ったのですが、なんとタクシーは天皇陛下の参拝の為に特別に使ったという林の中の道を進んでいきます。
本当に着くの? と不安になり始めた時、突如現れたのがここ。
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御廟川を背に15の仏様たちが並んでいます。
水向け地蔵と言われていて、皆さんにならって水をエイっとかけてきたのですが、本当は水を手向けるという意味で、水をお供えするということ。
手前におかれた水盤の水を優しく足元か供えられている水向塔婆に手向けるのが正しいとのこと。
少々手荒いお参り申し訳ありませんでした。
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このすぐ先にあるのが御廟橋。
ここからは撮影禁止です。
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弘法大師が62歳で入定してから1200年。
永遠の瞑想を続けているとされている聖地です。
沢山の灯篭が下がり、お庭ではお坊さんが枯れ葉を静かにお掃除していました。
再び御廟橋に戻り、そこからは長い長い参道が続き、鎌倉時代から現代まで20万もの墓碑や慰霊堂が並んでいます。
此方は織田信長の墓碑。
実はちょっと上にあり、探すのに苦労しました。
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こちらは豊臣家の墓碑。
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そういえば最初に行った金剛峯寺の大広間の横には秀忠が自刃したというお部屋がありました。
二の橋まで歩いたのですが、その途中には大会社の社員の墓碑などもあり、その中に「しろあり やすらかにねむれ」との墓碑も。
しろあり対策協会で建てられたものでした・
織田信長から白アリまで・・・・・
高野山は懐が深い
長くなりました。
続きはまた明日。
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天照大御神から一気に弘法大師への旅。
北海道はJRしかありませんが、こちらは私鉄が色々あって楽しいし便利ですね。
本州の知らない土地、細い道路を走るのは神経を使う。。という事で最近はレンタカーを使わす公共交通を利用する事の多い私達。
伊勢から高野山へ行く為に乗ったのは近鉄。
グループ旅行の為のこんな座席もありました。
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が、私鉄が色々あるとはいえ、便利なのはやはり大都市を拠点として考えた場合。
伊勢から高野山も、大阪を拠点とするといいのですが直接行くとなると中々大変。
私達の予定に都合のいい場所で乗り降りできるレンタカーもない。
結局大奮発して最寄り駅からタクシーを使う事にしました。
ところで晴れ夫婦の私達ですが、この日は今回の旅で唯一雨の予報が出ていました。
前日の予報では午後から暴風雨。
覚悟していたとはいえ、タクシーに乗っている間にも風が強くなってきて、ドングリがパラパラと車の上に落ち、小枝も飛んで来るという賑やかさ。
傾斜が強く、細くてくねくね曲がる道路を進みながらレンタカーを借りなくてよかったと。。。
そしていよいよタクシーを降りる寸前にポツポツと雨も降ってきました。
風が強いので傘もさしづらく、急いで先ずは金剛峯寺へ。
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この表門を入ると直ぐ右には立派な鐘楼が。
豊臣家の勇将・福島正則が建立したそうです。
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そもそも金剛峯寺とは高野山の総称。
こちらはいわば玄関口。
四国八十八ケ所のお遍路巡りを無事に終えた方達がお礼参りにいらしていました。
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中に入り、大広間にいらっしゃる弘法大師に手を合わせ「ん?? こういう時、なんと唱えればいいの?」と迷っていたその時、背中がふいに暖かくなりました。
夫と同時に振り返ると、なんと小雨も止み、お日様が出てきているではありませんか。
国内最大級の石庭である蟠龍庭を拝見している頃にはこんなに青空が
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奇跡的な出来事に感動して思わず真言宗を信心しそうになりましたが、現代人の私達は雨雲レーダーも信用しているので、今のうちに先ずは奥の院を参拝することに。
歩いて行くと30分くらいかかるので、ここでもタクシーを使ったのですが、なんとタクシーは天皇陛下の参拝の為に特別に使ったという林の中の道を進んでいきます。
本当に着くの? と不安になり始めた時、突如現れたのがここ。
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御廟川を背に15の仏様たちが並んでいます。
水向け地蔵と言われていて、皆さんにならって水をエイっとかけてきたのですが、本当は水を手向けるという意味で、水をお供えするということ。
手前におかれた水盤の水を優しく足元か供えられている水向塔婆に手向けるのが正しいとのこと。
少々手荒いお参り申し訳ありませんでした。
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このすぐ先にあるのが御廟橋。
ここからは撮影禁止です。
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弘法大師が62歳で入定してから1200年。
永遠の瞑想を続けているとされている聖地です。
沢山の灯篭が下がり、お庭ではお坊さんが枯れ葉を静かにお掃除していました。
再び御廟橋に戻り、そこからは長い長い参道が続き、鎌倉時代から現代まで20万もの墓碑や慰霊堂が並んでいます。
此方は織田信長の墓碑。
実はちょっと上にあり、探すのに苦労しました。
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こちらは豊臣家の墓碑。
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そういえば最初に行った金剛峯寺の大広間の横には秀忠が自刃したというお部屋がありました。
二の橋まで歩いたのですが、その途中には大会社の社員の墓碑などもあり、その中に「しろあり やすらかにねむれ」との墓碑も。
しろあり対策協会で建てられたものでした・
織田信長から白アリまで・・・・・
高野山は懐が深い
長くなりました。
続きはまた明日。