さんぜ通信

合掌の郷・倫勝寺のブログです。行事の案内やお寺の折々の風光をつづっていきます。 

第24回節分会が開催されました

2015-02-07 19:00:00 | 倫勝寺の行事報告

 

今年も節分会を開催させていただきました。おかげさまで今年で24回目です。

平成4年に第1回目の節分会を開催してから、もう24回目・・・来年開催すれば、4半世紀を迎えることになります。

春秋彼岸会や施食会のほかに、引っ越してきた地域の方への感謝と恩返しの意味もあって節分会と夏祭りを開催していますが、この行事の方が有名になってしまいました。

倫勝寺を検索すると「節分で有名な寺」とか、「入場無料で誰でも寄席が見られる」とか言うのがでてきます。

「普段はお墓参りの人しかいないけど、このときだけはたくさんひとが集まる」というコメントを見ると、

ひとつのことで有名になるってのはたいしたもんだ!と思う反面、心の憩いの場所としてはまだまだ認知されてないな~、と己の未熟さを反省させられます。


それはさておき、今年の節分会、まずまずの天気に恵まれたくさんの方に御参りをいただきました。ありがとうございました。

午前中の節分精進料理、ことしも満席になり、作る方としてはうれしい限りです。

いろんな方々の御手伝いを頂戴しての、調理、配膳、あと片付け。一人ではできない行事と実感します。

   

今年の献立は次の通り。例年、いろんなところを少しずつ変えてあります。

平成27年2月3日   節分大祈祷会 点心献立

一の鉢……盛り込み

         鰆湯葉の蒲焼 はじかみ 大葉敷き 揚げ梅麩 揚げ芽くわい(振り塩)  黒豆含め煮 金箔のせ 干し柿と干し芋のてんぷら

       近江コンニャクと切干大根の炒り煮 いちご(紅ほっぺ)   

二の鉢……煮物  新筍 りんしょうガンモ蓮根入り 椎茸 絹さやえんどう 金時人参 

三の鉢……ひじきご飯  

与の鉢……すまし汁  梅型絹豆腐 筍 松葉柚子 葉つき小蕪 

五の鉢……胡麻豆腐 とも醤油 置き山葵 鶴亀人参

六の鉢……車麩の南蛮漬け カイワレ よもぎ麩 人参 

七の鉢……香菜  三品(房子特製) 白菜漬 青菜漬 赤蕪漬け 

朱のお碗・・・・・・・揚げだし豆腐 五目あんかけ たっぷりおろし生姜添え 

甘 味……蛇腹昆布(小) 白花豆1(谷口甘納豆謹製)  

お茶………食前…大福茶   食中…煎茶

飲み物……日本酒(山法師 純米吟醸)  白ワイン(グレース甲州) ビール小瓶  ノンアルコール ウーロン茶

今年は初めて飲み物にワインを入れてみました。日本ワイン、和食に合いますね。

世界遺産に登録された「和食」。その原点ともいうべき精進料理。もっとたくさんの方に提供できる機会があれば面白いのですが、ね(^-^)

 

午後からは福笑い節分寄席で大笑いし、厳粛な御祈祷で今年一年の除災招福を祈念します。

福笑い節分寄席では、先にご案内の通り、若手からベテランさんまで素晴らしい方がたに御出演いただきました。

柳家こはぜさん

三遊亭美るくさん

ホンキートンクさん

 

日本舞踊の藤蔭流から、藤蔭里燕さん(右)、来留里さん(左)

里燕さんは知り合いのお寺のお嬢さんで、小さい頃から習っていたのは知っているのですが、こんなに上手だったとは\(◎o◎)/!

  色っぽく、また清楚な雰囲気でよかったです。

で、おなじみの三遊亭司さん。

この三月、いよいよ真打に昇進です。     ここまで来ましたねえ(^-^)めでたいことです。

初めて寺に来たときは、ガチガチにあがってしまって、ほんとヘタクソでした。

でも、控室に帰って部屋の隅の方で「ちくしょうちくしょう」と涙目で悔しがっていたのを見たとき「ああ、この人は必ず上にいく」と思いました。

司さんの努力精進がみのっての真打昇進。本当に良かったです。

トリはチャーリーカンパニーさん

 

コント界の世界遺産ですねェ(^O^)/ わたし、大好きなんです。安心して笑えます。こういうコント、テレビじゃやらないし。

生で見られる幸せを感じながら拝見しました。


節分寄席のあとは、法要と豆撒き。

いつものように藤島部屋の方々においでいただき、芸人さんといっしょに賑やかな豆まきをしていただきました。

藤島親方も、日本相撲協会審判部副部長という重責を担うことになり、これからさらなる飛躍が期待されます。頑張ってください(^-^)

 

当日はおそくまでの行事にお付き合いいただき、関係の御寺院さまには、本当にご苦労おかけしました。ありがとうございました。

鳳友産業の方々はじめ、協賛して下さった皆様、本当にありがとうございました。

一人ひとりのお名前は挙げられませんが、こころより感謝申し上げます。

 

最初に書きましたように、来年は25回目。

さあ、来年はどんなふうに攻めて行きましょうか!一年間、しっかり構想を練っていこうと思います。

今日はここまで。 



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