お彼岸のお中日、まさかの大雪。
こんな雪じゃ、誰もお参りに来ないかも・・と嘆いていたのですが、そんなことはありませんでした。
熱心な檀信徒の方々が、雪雲の切れ間をついてお参りにみえました。
ご先祖様や先に逝かれたかたを想う気持ちの強さに、心打たれます。
かような雪催いでしたので、今回のさんぜ合同供養法要は本堂での開催になりました。
降りしきる雪の中、40名近くの方がさんぜ供養のためにお参りいただきました。
さて、ここでお知らせです。
さんぜ合同供養ですが、次回からは本堂での開催となります。
回を重ねるにしたがって参詣者が増え、さんぜ前に設置するテントに入りきらなくなってきたからです。
夏は酷暑だし、春秋は雨の確率が高いし・・テントからはみ出た人は難儀だねぇ・・・ということなのです。
今回、期せずして初の本堂開催になりました。
落ち着いてお参りもできますし、天候に左右されることもないので、迎える側としては安心です。
さんぜにご縁の方は、今後ともお参りよろしくお願いいたします。
午後2時からは倫勝寺の古くからのお檀家さんである雄賀多さんに、ロコモティブシンドロームについてお話をいただきました。
雄賀多さんは千葉県立大学健康科学部の学部長さん。
特にロコモティブシンドロームについて研究を重ねている、学者さんであり、お医者さんでもあるかたです。
健康寿命の延ばすため、特に足腰がちゃんと動くようにするために、いろんなお話をしてくださいました。
最近、畳のヘリで躓いたり、階段を踏み外したりしてヒヤッとしたりすることの多い家族がいる住職にとっても、気になるテーマであります。
明日は我が身、ですしね。
雄賀多先生、皆さんに判りやすいように、時には自分の身体を使っての熱の入った講義であります。からだくねくねさせたり、足をあげたり。
人生の最後まで自分の足で歩く。
寝たきりにならないように。
つまり、要支援、要介護状態にならないように運動器の健康を維持していきましょう、という事なのです。
午後3時からの春彼岸法要では、今年それぞれ50回忌、23回忌を迎える先々代さま、先代さまの法事を営ませていただきました。
50回忌を迎えた、秋田から単身上京して倫勝寺を開いた慈宗さん。幼稚園を開き、さまざまな事業を起こし、精力的に働いたお坊さんだだったそうで。
お会いしたことはありませんが、いい男っぷりであります。
お経をお唱えするその声に惚れて檀家になった方が沢山いらしたとか。
住職になりたての20年ほど前、東京に法事に行くとよく慈宗さんの話しをきいたものです。
けっこう、プレッシャーかかりましたね。30年以上前に亡くなった住職なのに、みなさん、つい昨日までいたような話振りでしたから。
23回忌となる先代、道男住職。
私も今年、先代さんが亡くなった58歳になります。早いものです。
何時まで経っても追いつかない背中をながめながらの、22年でした。
あっという間ですね。
檀信徒皆さんにもご焼香をいただき、少しではありますが、お二方に今の倫勝寺の様子をお伝えできたように感じます。
先住忌の後は、お袈裟を替えて檀信徒皆さん方の先祖供養法要をおこないました。
このころには雪も雨に替わっていました。参詣の方も少し多くなっていたように感じます。
お参りの方が雪で帰れなかったらどうしよう、お寺に泊まってもらうかな、などと考えていましたので、ちょっと安心したことでした。
雪のお中日なんて、めったにあるものではありません。
今回お参りいただいた方も来たくても来れなかった方も、その気持ちはきちんと向こう側に通じていると思います。
それぞれのお立場のところで合掌し、想いをしっかり伝えてください。
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15区の墓域と戸塚カントリークラブとの境には、椿が植えてあります。
大輪や斑入り、八重などさまざまあって、それぞれ圧倒的な存在感があります。
落下してなお、美しい。
今日はここまで。