RMH - casual geek -

好きな曲やアーティストを、つらつらダラダラと書き残すブログ。新旧問わず、いやひと昔前の楽曲やミュージシャンが多いかも。

スウェーデンのミュージシャン|Victor Lundberg(ビクター・ランドバーグ)

2024年04月09日 | スウェーデン
リズムの中で一番大好きなのが、ミドルテンポの16のハネるやつ。もう腰にくるんですよね。そういった手合いの楽曲を探してたときに見つけたのが、Victor Lundberg(ビクター・ランドバーグ)。

あまり情報が落ちてなくてわからないけど、ビクター・ランドバーグは、シンガーソングライターかつプロデューサーな立ち位置で、YouTubeでは公式チャンネルなくて、Spotifyで沢山聴くことができます。
3月22日にリリースしたインスト「Epic Elevation」も聴けますね。透明感のある美しい旋律。


カリフォルニア・パサデナ出身のシンガーソングライター、Astyn Turr(アスティン・ター)がボーカルの楽曲。
イントロから刺さるチルサウンドがたまらんよ。アスティンのリラックスした歌声も最高で、特にBメロの程よくハネとテンポ感が至高過ぎる。サビではファルセットも聴かせてくれます。いやぁ、良い曲だし、魅力的なボーカリストだなぁ。全体を通してのローファイな雰囲気も良いね。
優れたプロデューサーは、才能溢れるボーカリストを見つける審美眼があるんだなと改めて痛感。
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スウェーデンのプログレッシブ・メタル|Freak Kitchen(フリーク・キッチン)

2024年03月31日 | スウェーデン
昨今では、多弦ギターや変速チューニング、様々な奏法などを使いこなす人が多くなりましたが、Freak Kitchenのギターボーカル、Mattias "IA" Eklundh(マティアス・"IA"・エクルンド)は、その先駆者の一人じゃなかろうか。

Freak Kitchenの良さといえば、メロディがしっかり感じられるのと、一聴ポップなテイストもあるけど、よく聴くとえらく複雑な構成になってて、噛めば噛むほど美味しい点。シンプルに聞こえるんですけどね。
あと、公式サイトでは情報が丁寧に掲載されていて、めちゃ好感を持てる。特にマティアスのギターラボのサイトには、彼のバイオグラフィも掲載されてて、笑みがこぼれる。メタルの人って、やっぱ真面目な人多いのかなぁ。


8thアルバムの曲。このMVをアップロードしてる方は、当MVの制作者。イントロのリフがクセになるね。好き。
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スウェーデンのヘヴィメタル|Ghost(ゴースト)

2024年03月29日 | スウェーデン
昨今のメタルは振り幅広くて、それぞれ滋味溢れてて好きだ。
その中でも、ポップなテイストもありつつ、ダークな雰囲気もあり、そんでもって、きちんと刺さるサビのメロディ感がたまらん、トビアス・フォージ率いるスウェーデンのヘヴィメタル、Ghost。

まず、トビアスのヴィジュアルが胡散臭くて最高。その見た目に反して、歌声はそれほどクセはなく、それほど高くない音域でポップスターと言われても違和感なし。
ちなみに、トビアス・フォージの綴りはTobias Forgeで、「Tobias」を目にすると、トバイアスと読みたくなるけど(ドリームシアターのベーシスト、ジョン・マイアングが使ってる米国ベースメーカー)、それは英語読みで、スウェーデン語読みだとトビアスみたい。たぶん。
そして、Ghostの魅力はやっぱり楽曲。70〜80年代を思わせる、耳馴染みの良い曲調で、変に奇をてらうことないけど、非常に印象に残りやすいフレージングの数々が魅力。曲が曲としてしっかりまとまっているからなんでしょうね。


この曲、好き過ぎて何回聴いたことか。まず、イントロのクリーントーンのギターのフレーズ、しんぷるだけど印象的で好き。そんでギュワーンと入るディストーションからの盛り上がり。サイコー。ひら歌はオクターブのハモリで怪しい雰囲気あって好き。サビはイントロのギターフレーズをモチーフにし、邪悪さマシマシ。いやぁかっこいいなぁ。
2023年5月のスウェーデングラミーのハードロック・メタル部門で、この曲の入った5thアルバム「IMPERA」受賞しましたね。その時、トビアス酔ってて草。
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スウェーデンのギタリスト|Tommy Johansson(トミー・ヨハンソン)

2024年03月28日 | スウェーデン
2024年1月9日、彼のInstagramで声明がありましたね。2016年から在籍していたスウェーデンのパワーメタルSabatonから脱退と。今後は彼のソロ活動やMajestica(旧ReinXeed)に注力するみたいなので、楽しみであります。
※Sabatonのギターには、Thobbe Englund(トッベ・エングルンド)が8年振りに復帰。

トミーのギターは、北欧メタルの血脈を受け継いだ正統な系譜のそれで、テクニカルさはもちろん、エレガントでメロディ感を損なわないクラシカルさもあり、細かい表現力もあり、しびれる納得感あり。
彼の良さはそれだけじゃなくて、テノールな歌声もよき。曲によっては、刺さるようなハイトーンも聴かせてくれるのでたまりません。
それと、なんといっても、ぽっちゃりかわいいフェイスが、たぶん日本ファンの心を鷲掴みするのではないでしょうか。そのくせ、背も高いし足も長いのでステージングの映えが極みに達してます。


この楽曲は、90年代に人気のあったスウェーデンのポップ・グループOne More Timeの世界的ヒットソング「Highland」のカバー。フォーキーなはじまりからのシンフォニックなトーンは、トミーが得意とするところでしょうか。オリジナルへの敬意を保ちつつ、彼ならではを聴かせてくれるグッドチューン。彼の伸びやかなテノールを堪能できます。
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スウェーデンのヘヴィメタル|AMARANTHE(アマランス)

2024年03月27日 | スウェーデン
AMARANTHEも1st「AMARANTHE」が2011年リリースなので、かなり時間が経ちましたね。

ボーカルの一人、エリーゼネキの美貌は今も変わらず美しいし、その声は繊細で透明感があって、表情豊か。AMARANTHEはボーカルが3人で、他2人はエッジィなクリアと野太いデスの男性で、その対称性があるからか、私としてはエリーゼネキの声は少年って印象。

バンドサウンドは、エレクトロニックでハードなトーンで、時折のオーケストレーションが壮大な雰囲気を作り出して、ギターのオロフ・モルクが、美兄弟バンドNelsonを彷彿させるストレートロング白金をきらめかせながら弾く叙情的なフレージングも曲の奥行きを深めてる。


BATTLE BEASTのノーラネキを招いた、表情の違う二人の声を堪能できる楽曲。大音量で全身に浴びて欲しい。

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