RMH - casual geek -

好きな曲やアーティストを、つらつらダラダラと書き残すブログ。新旧問わず、いやひと昔前の楽曲やミュージシャンが多いかも。

フィンランドのパワーメタル|BEAST IN BLACK(ビースト・イン・ブラック)

2024年03月30日 | フィンランド
ノーラネキのバンドBATTLE BEASTの元ギタリスト、Anton Kabanen(アントン・カバネン)が2015年に結成したパワーメタルバンドBEAST IN BLACK。BATTLE BEASTを抜けた理由は、色々あるみたいなのでここでは触れず。
で、このBEAST IN BLACKは、2021年に惜しくも亡くなられた三浦建太郎氏の漫画「ベルセルク」の大ファンであるアントンが、それにあやかって作ったバンドで、楽曲の数々が「ベルセルク」の影響を感じることができる。

その楽曲は、シンセサウンドを積極的に取り入れているので、ゴリッゴリのメタルサウンドの印象はなくて、ポップなテイストもありつつ、ハードさもある、非常に聴きやすいものに仕上がってます。世間ではパワーメタルとカテゴライズされているけど、スピード感や音数はそれほどでもないですよね。
ジャンルの件はさて置いて、個人的に好きなのは、ボーカルのヤニス・パパドプロス(Yannis Papadopoulos)の声。ファルセットの優しい歌声から、伸びのあるクリーンサウンド、オーバードライブした歪みあるサウンド、突き刺さるハイトーンと様々な表情で聴かせてくれる。そして、たぶんこの方、えぇ人やと思う(妄想)。そんでもって、ギリシャの人なんですね。だからなんやねんって話ですけど(名字舌噛みそう)。


この曲は2ndなので、2019年。ヤニスの良さがよくわかる曲です。それと、メロディックなメタルと80年代感じるシンセポップが、うまいこと融合してる良さがありますね。良き良き。

フィンラインドのヘヴィメタル|BATTLE BEAST(バトル・ビースト)

2024年03月26日 | フィンランド
フィンランドをはじめとする北欧では、ヘヴィメタルの人気がいまだあるようで嬉しい限り。そんなバンドのひとつ、BATTLE BEASTが最近のお気に入り。

2代目のボーカリスト、ノーラネキ(個人的にネキと称したいNoora Louhimo)の声と表情が最高。基本ハードな歌声で、突き刺さるようなハイトーンも絶好調、歪んだ声で邪悪な雰囲気を感じさせてくれたり、時にはクリーントーンの優しい声も聞かせてくれる、表情豊かなボーカリストで、当方の中で今一番話題な方です。

バンド・サウンドの方も、ノーラネキのパワフルボイスに負けない重厚な音圧があって、耳に残りやすいフレージング、欲しいところに来て期待を煽る展開、完成された世界観と、純度の高いメタルバンドに仕上がっているので申し分なし。


この楽曲、一聴メロウでヘヴィな曲かとおもいきや、Cメロでめっちゃ惹きつけられるので、最後まで聴いてほしい。