定年夫婦の暮らし方(店長日記)

盛岡に住む定年夫婦(昭和20年生)の暮らしを分ち合います。

<2023年ピースボートの旅総括>

2024年09月16日 | 今日の出来事
 <2023年ピースボートの旅総括>

<2006年に初めて乗った時と比べると>
・乗客数が倍なので下船時(寄港地で)や入国審査に時間がかかる場合があります。
・中国人、韓国人が多いので雰囲気は変わりました。マナーが気になります。
・若者が少なく老人が多いです。(若者が目立たない)
・ピースボートらしい魅力あるオプショナル・ツアーが少なくかつ参加費が高価です。

<食事について>
・ビュッフェスタイルの食堂は時間に縛られず、それほどバラエティーはありませんが
 和洋中の料理が食べられます。並んで料理を取らなければならないのが面倒です。
 また、混雑する時間帯は席を探すのが一苦労です。お盆を持っての席探しが悲しい
 です。混雑を避けるために早めか遅めに行くこと、席を確保してから料理を取ること
 をお勧めします。
・ビュフェの他にレストランは2カ所、朝と昼に和食を出すレストランと洋食だけのレス
 トランがあります。時間と料理の献立が決まっています。入口でボーイが席に案内して
 くれます、基本的には相席になります。和食はおかずの一部とデザート、飲み物を選べ
 ます。洋食は前菜、メイン、デザートを選べます、1週間同じメニューです。事前にメ
 ニューを見てどこで食べるか決めます。
・食事は工夫されていますが美味しいとは言えないです。あまり期待しないほうが良い
 です。私は米と麺が合わなかったです。
・相席はいろいろな方との出会いがあるのでお勧めです。若い人とも交流できます。

<寄港地の観光について>
・有名な観光地は観光客で溢れ、ゆっくり観光できません。
・体力に自信がない人は添乗員付きのバスツアーを利用することをお勧めします。
 乗船後に申し込むこともできますが基本キャンセル待ちです。
・観光地の情報は事前に収集すること、地図は不可欠です。
・携帯WiFiは忘れずに申し込んで下さい。観光地の地図、交通、レストランなどの情報
 収集に不可欠です。 


<ピースボートの船旅で出会い記憶に残った人々>
・日本人と結婚した韓国人の大阪、長野在住の女性2人(二人とも夫を亡くした)とにか
 く元気、楽しむことが上手だった。
・シンガポールの夫婦(60才代か?)、奥さんが元気(ヘリコプターで夜のニューヨー
 クを遊覧飛行したとのこと)
・部屋が隣だった埼玉県川口市在住のご夫婦(夫は奥さんを名前で呼ぶ、必ず奥さんの意
 見を聴く愛妻家)
・アウシュビッツのツアーで一緒だった方々(会社を辞めて参加した独身青年など)
・アウシュビッツのツアーでアシスタント(通訳)として参加した混血の青年。面倒見が
 素晴らしかった。(観光地の有料トイレでは入口で待機し小銭まで用意していた。)
 また、混雑する街中では参加者がはぐれないように常に最後尾にいて全員を見守ってい
 た。(長身なのでうってつけだった)シンドラー博物館で参加者が倒れた時には通訳と
 して病院へ付き添い必要な手続きをして合流していた。寡黙でしっかり仕事をこなす青
 年に感心させられた。(日本は大丈夫と思ってしまった。)
・レストランで一緒だった数十組のご夫婦(どこから参加しましたか?から始まり出身
 地、参加回数、体験など何故かピースボートではざっくばらんに話ができる)
・一人で参加していた80代の女性リピーター(8回参加)寄港地では一人で港周辺を散策
 し地元の人と交流する、自分流の旅を楽しんでいた。
・洗剤をいただいた台湾の同年代の女性(スペイン語が堪能だった。夫の仕事で南米に滞
 在経験がある。)
・書道を披露していた早稲田大学卒の男性
・十数億の財産を持つ中年投資家、謙虚で金持ちぶってはいなかった。若者に投
 資を伝授したいと言っていた。



<結論として>
・若ければ若いほど感動は大きいです。思いついたら早く決断することをお勧め
 します。(年齢は戻らないし、いつまで健康とは限らないです。)
・年齢、体力に合わせた旅が可能です。高齢者の夫婦、車椅子の方、杖を使って
 いる方、皆さんそれぞれ楽しんでいました。
・有名観光地を巡るだけではなく、現地の人との交流、庶民の暮らしを体験する 
 など、自分の旅を発見するキッカケになると思います。有名な観光地はどこも
 混雑しています。見学するためには長時間待たされます。
・船旅のほとんどは船内生活です、船内でしか得られない楽しみを発見し徹底的 
 に味わうことがコツです。
・設備、食事、対応、ツアーなどで不満や不十分な部分がありますがそれもピー
 スボートの船旅と割り切ることが必要です。
・一人旅の方は同年代の友達をつくって下さい。食事、セミナー、ツアーなど友
 達を作る機会はあります。
・動画、写真、日記、パンフレットなど駆使して記録を残し整理することを進め 
 ます。高齢になればなるほど忘れてしまいます。思い出は忘れなければいつま 
 でも残る旅の醍醐味です。失敗や嫌な経験も楽しいかった思い出に変わりま
 す。


<今回の旅の成果>
・先進国の経済格差の実態を垣間見ることができました。表通りと裏通りの格
 差、ホームレスの多さが気になりました。
・アウシュビッツを訪ね、ユダヤ人大量虐殺の現場を見たことでユダヤ人問題や
 人間が持っている残虐性を学ぶキッカケになしました。今回の旅の最大の収穫
 でした。
・ヨーロッパでカトリック教会の衰退を中南米ではカトリックが元気だったこと
 を実感しました。インデオの家族が正装でミサに預かっている様子が印象的で
 した。
・円安を実感させられました。日本だけが経済発展から取り残されていると感じ
 ました。
・観光地は人で溢れていました。中国人などヨーロッパ、アメリカ以外の人々が
 目立っていました。
・日本の良さを再認識させられました、残りの人生は国内を見ることにします。
 押しつけの観光ではなく自分で魅力を発見することを心がけたいと思っていま
 す。
・自分の観光を目指す若者や意欲的な高齢者に出会えたことがよかったです。


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