2023年ピースボート航海記 1自宅〜ハワイ編
1 自宅(8月23日)〜横浜出航(8月24日)〜ハワイ着岸(9月2日)
8月23日(水)
6時起床、7時、長男の運転で盛岡駅へ送ってもらう。8時10分のやまびこ54号で東京に向かう。車内でサンドイッチと野菜ジュースの朝食を摂る。
東京駅11時24分着、京浜東北線で横浜駅へ、そごうデパートの6階にある両替所で両替。
・ドル 10$ ×10枚
50$ ×3枚、20$ ×5枚、10$ ×4枚、1$ ×10枚 2セット
103,964円
・ユーロ 20€ ×5枚、10€ ×15枚、5€ ×10枚 計300€ 48,615円
・ポンド 10£ ×5枚、5£ ×1枚 計55£ 10,866円
・カナダドル 20$×5枚 計100$ 11,617円
・シンガポールドル 10シンガポールドル ×10枚 計100シンガポールドル 11,316円
・マレーシア 50 × 4枚 200 7,160円
日本円の合計 283,771円
*外貨について
朝市、蚤の市、屋台、小さな店舗では現金が必要ですが、先進国や途上国の大きな店舗や観光客向け店舗ではカード払いができます。
以前ほど現地通貨は必要ないと思います。どうしても余して無駄使いをしてしまいます。現地通過をどう、使い切るか工夫が必要です。
両替窓口でどこにいらっしゃるのですか?と聞かれ「世界一周の船旅」と答えると「良いですね、良い旅になりますように!」と言われ、嬉しい、
羨ましいだろうなとも思った。私たちも世界一周の船旅は夢だった。若い頃はお金が無いし、仕事をしている時代は時間が取れない、恵まれていること
にに感謝(亡き両親や子供達)しなければならない。
そごう10階のレストラン街で昼食をとることにしたがどこも並んでいる。まるでヨーロッパの石畳の街を再現したようなレストランが印象的だった。
結局、空いていた店「酔心」に入った、生ビールと海鮮丼(私)、天ぷら冷やしうどん(カミさん)税込3,460円 を食べる。
横浜駅からみなとみらい線で「日本大通り」駅に出て東横イン関内に3時にチェックイン、カミさんは3時間しか寝ていないと即、就寝、私も横になる。
起きたら6時過ぎ、夕食を取るために近場を散策、安そうな中華料理屋さん「景記」に入る、扉を開けた途端、賑やかな団体が宴会中、うるさくて聞こえない程、
久しぶりに宴会に出会した感あり。店員は中国人、まず、生ビールを頼み乾杯する、アサリ、牡蠣入り卵焼き、あんかけかた焼きそばを注文、団体客が帰り、
静かになったが別のグループ客の声が大きい、コロナ明けで晴れての飲み会を満喫している風。 ホテルに戻り、9時「ポワロ」を見るが途中で二人とも寝て
しまった。
目が覚めてテレビをつけたら慶應高校が優勝との報道があり、カミさんは大いに感激、喜んでいた。
今回のピースボートの旅は準備段階から参加が危ぶまれる事態が連続して起こった。私が8月8日のクラス会(東京)から帰ってから夏風邪をひくと、その1週間後、
長男が38度の熱を出し、喉が死ぬほど痛いと言い出す、医者からコロナの検査キッドを買い検査したら陰性だったが痛みが治らないので心配。そして次はカミさん咳
が止まらないとのこと、近くの医院で見てもらったら心臓の検査をするように言われ松園第2病院でMRI検査をする。結果は血管が詰まって白くなっているので毎日
歩くように言われたとのこと。咳とは関係がなかった。
まず、私が治り、熱もひいて咳も減った、カミさんは熱はないが咳が治らない、長男は1週間後、喉の痛みは和らいだとのこと、何度もキャンセルが頭をよぎった。
保険やオプショナルツアーの申し込みはしたし、荷物も事前に送ったし、行かれなかったらどうしようかと悩んだが2〜3日前、3人共、大分良くなってきたので何とか
なりそうと希望が出てきた。行く前に疲れ果てた感がある。
第1日目 8月24日(木)
7時起床、長男に電話を入れる、梨が届いたとのこと、カミさんが修道院に届けるように伝える。8時30分ホテルの無料朝食、ご飯、肉団子、サラダ、味噌汁を
食べる。あまり食欲がない。エレベータに乗ろうとしたらピースボートの旅に参加する老齢の女性から「ピースボートに乗るのですか?」と声を掛けられる。自己紹介
して別れる、「小林」さんと名乗る。
10時までゆっくり過ごしチェックアウト、近くの郵便局で10万円を下ろし、タクシーで大桟橋に向かう。中年の運転手から横浜港の成り立ちを拝聴する、
幕府は開港に当たり一番港として相応しくない場所として横浜を充てがった。かっては横浜は小さな浜(横浜)がある寂れたところだった。現在の横浜はほとんど埋立、
象の鼻埠頭は当時作った埠頭で象の鼻のように曲がっていたとのこと、現在も残っている、「あの建物の奥」と説明してくれた。時間があったら横浜を散策して欲しい
とも言われる。横浜っ子の意地か、、。
大桟橋の建物に入り、まずは荷物をコインロッカーに預ける、大型ロッカーは400円、2個使う。身軽になって大桟橋の建物を散策する。ピースボートの職員が
準備を始めていた。
12時、見送りに来てくれると言う妻の友人をレストランで待つことにする。10分ほど遅れて到着、乗ったバスが遠回りすることを知らず予定より大幅に時間が
かかったとのこと。二人はものすごい勢いで話し始める、私の入る隙がない。北海道旅行の話、(その時の写真を2枚持参していた)担任の先生の話、戦後の暮らし、
夫の話、子供の話、年金の話と次から次に話題が広がる。
私たちはパンケーキ、友人はハンバーグとポテトフライ、ポテトフライが私にも回ってきた。3人で分けあった感じ。2時、友人と別れてピースボートのチェックイン、
そして出国審査を経て、乗船、IDカードを受け取りボーイに部屋まで案内してもらう。
部屋は10Fの206号室、先頭の部屋、四角の窓が付いている。前回の丸窓より大きく景色はよく見える。ガラスが汚いのが気になる。友人が大桟橋から見送る
とのこと、私たちも屋上のデッキに出る、電話で場所の確認する、鯨の背中(大桟橋の屋上*形が似ている?)で傘を差しているのが見える。手を振ると応えてくれた。
お互いに写真を取ってお別れする。
部屋に戻り、荷物の整理、6時過ぎ何とか片付いた。6時30分出港式が始まる。甲板に出ると沢山の人が集まっている、それほど多くはないが大桟橋にも見送りの
人が見える。やがて太鼓演奏が始まる、船が大きいと太鼓でなければ迫力が出ない、しっかり響く。演奏が終わり、何かマイクで喋っているが聞き取れない。
(船長、ピースボートの責任者、乗客代表などの挨拶があったようだ)7時10分、船はゆっくり離陸、「行ってきます!」「行ってらっしゃい」の声が交わされる。
紙テープは禁止、少し寂しい離陸風景、それでもドラが鳴り雰囲気が出てきた。もう横浜は建物の照明や観覧車のネオンが輝き夜景に代わっていた。ピースボートの
出港式で夜景が見られるのは珍しいとのこと。いよいよ世界一周の旅が始まった実感が湧いてきた。
お腹も空いてきたので5階のレストラン「まーキスダイニングルーム」に向かう、中年の元気が良い韓国人二人組と若い女性がいる席に案内される。早速、
「どこからきましたか?」の初対面の挨拶から交流が始まった。韓国人二人組は日本人の夫を亡くしたとのこと、仲良しだったのでこの旅を持ちかけて実現させた
とのこと。まず、ビールの小瓶2本注文、カミさんと乾杯、そして先に生ビールを飲んでた韓国人とも乾杯。子供、孫、ひ孫の話題、韓国の化粧の話、その度に笑いが
入り賑やか。楽しいひと時であった。見知らぬ人と知り合いになるのも、知り合っても次に会えるか分からないのもこの船旅の良さである。
シャワーを浴びて寝る。
<レストランについて>3ヶ所あります。
・ホライゾンコート 14階 営業時間 5:00〜24:00
海が見え、和洋多彩な料理を楽しめるビュフェ形式のレストラン、おやつ、間食、夜食など
いつでも利用できる。グループでの飲み会(アルコールは有料)もできます。
・リージェンシーダイニング 6階 朝食6:00〜8:30 昼食11:00〜13:30
夕食(前半)17:00 (後半)19:30
洋食アラカルト(前菜、スープ、メイン、デザート、お茶)
・マーキスダイニング 5階 朝食6:00〜8:30 昼食11:00〜13:30
夕食(前半)17:00 (後半)19:30
朝・昼は和食 夕食は洋食アラカルト(前菜、スープ、メイン、デザート、お茶)
レストランから見たパシフィック・ワールド号
10階 B206室 毎日タオル類の交換、掃除、ベットメーキングなど シャワー室 *やはり湯船に浸かりたくなります
便器はウォシュレットでした。*ウォシュレットがない部屋もあったようです。
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