今シーズンのNHK総合・連続テレビ小説は、羽原大介脚本X黒島結菜主演「ちむどんどん」第18週「しあわせのアンダンスー」第87回見ました。
暢子(黒島)は和彦(宮沢氷魚)と重子(鈴木保奈美)を再びフォンターナに招待するつもりだ。暢子が「おいしいものを出したい」と意気込んでいると、オーナーの房子(原田美枝子)は暢子に意外な提案をする。その頃、暢子の姉・良子(川口春奈)はなんと、和彦の実家を訪ねていた。暢子と和彦の結婚に賛成してくれるよう、重子を説得するためだった。ところがそこにさらにもうひとりの人物が現れる…。
料理は美味しいも大事だが、思い出も大事。これって今言うことでしょうか?今暢子が知ったのでしょうか?もっと昔から、食べ物は生を頂くありがたいものと賢三から教わっているわけで、ただただ美味しさだけを追求してきた料理人だとすると半人前ですよね。美味しいはもっとも大事な事ではあるけど、食べる人が笑顔になる料理は、美味しいだけではない、ごちそうの原点である、人を喜ばせようとして駆け巡って材料を集め、今出来るもてなしをするということ、それは、貧しい生活の中で習って来たし、高校の料理コンテストでも失敗をチャンスに変えた時に感じ取ったかと思っていました。つまり、房子に言われなくても、誰かに気づかされなくても、そのくらいの知恵はついていたかと思っていました。このドラマ、唐突な騒動や突然のひらめき、他人の力でヒロインがいいとこどりをするというのが、どうしても共感を得にくいんですがねぇ。相変わらず賢秀が出てくるとチャンネルを変えたくなるのも困ったもんですね。
☆☆1/4