写真がほとんどないブログのくせに、実際のところ、俺はカメラが好きな人間ではあります。親の趣味が写真なので、昔から家にはカメラがわんさかあった。人にあげたり、また震災でかなりオシャカになったけど、まだ少しは残っております。フィルムカメラですけどね。
さてバレーで試合中の写真をまともに撮ろうと思えば、一眼レフ+明るいレンズ(f=2.8等)の組み合わせじゃないと相当厳しいのはみなさんご存知の通り。裏を返せば、ある程度の機材を揃え、使い方をマスターすれば、それなりの写真は撮れます・・・よほど腕が悪くない限り。これはセンスとは別の、物理的な話ね。そいでもって何百枚か連射すれば、少なくともそのうちの何枚か何十枚かはまともな写真ですよ・・・「いい写真」かどうかは別にして。どのみちフィルムカメラじゃ金がいくらあっても足りないような撮影ができるわけで、今更ながらデジタルカメラって便利だと思います。
ただ俺の場合、何年か前から今の応援スタイルに変わったので、試合中はとてもじゃないけど写真を撮る暇がない。昔、座って観戦してた頃は撮ろうと思って12倍ズームのLUMIXを2台買ったんだけど、最近はまったく使わない。そもそもこの2台はちっとも活躍してくれない(笑)。最初に買ったFZ20は焦点距離が420mmでf=2.8というのに惹かれたんだけど、ISOが400までしか上げられず、また上げたとしてもノイズの嵐で、体育館内では使い物にならなかった。続いて「ちょっとは進化しただろ!」と買ったFZ30も基本的には変わりなく、高い勉強代でありました(苦笑)。もちろんどちらも屋外ならきれいに写りますよ。ただ、俺は遠征時はカバン1つと決めてますから、嵩張るカメラは持っていかない。家には他にも親のEOS30Dだか40Dだかがあって、標準レンズがついてるんだけど、これも嵩張るから借りてまでは持ち歩かない。今は普通のコンパクトなデジカメが欲しい。出待ちなどでスナップ用のカメラがあればいいなぁ、と思うときはあるんでね。かといって親のコンデジは、これは少々古いモデルで300万画素しかないから借りる気にならない。じゃあ自分で買うしかないな、と。
実際オリンパスのPENやリコーのGRシリーズなど魅力的な機種はあるんだけど、なぜか踏ん切りのつかないのが現状。多分、仲間が撮ってくれるから現状それに甘えているというのはある(笑)。あと、自分が撮らせていただくにしてもリエしか撮らないから、どうしても撮らせて頂きたければわざわざ新機種を買わずに今あるカメラを持っていけばいい。ただし嵩張るので持っていかないってのは前述の通り。なんだか話がグルグル回っておりますが(笑)、でもコンパクトがあればもっと気軽に撮れるかな、という気もしています、最近だんだん。
でもどうせなら思いっきり趣味に走って、家にあるリンホフ・マスターテヒニカやカンボ・ワイドの使い方を覚えたほうがインパクトあるやろ。これはどちらもフィルムサイズが4×5インチ(=10.2×12.7cm)の大型カメラです。まあさすがに三脚を立てて幌を被らなければならないテヒニカは無理としても(笑)、カンボならイケルんじゃないだろうか、などと思ってみたリ・・・いや、やりませんけどね。出待ちであんなカメラ構えたらただの変態や。撮られる方も恐怖だよw
ちなみにカンボ・ワイドに付いているレンズはドイツのシュナイダー・クロイツナッハ製スーパーアンギュロン。すごい名前ですな、スーパーアンギュロン。ドイツのレンズは、他にもビオゴンだのホロゴンだのディスタゴンだのバリオゾナーだの、およそウルトラ怪獣の名前かと思うようなものがたくさんある。
日本のレンズはニコンのニッコール、オリンパスのズイコー(瑞光)、今は無きミノルタのロッコールといったブランド名がありますが、機種個別に名前が付いてるのはないでしょ。キヤノンならどれもみな「キヤノンレンズ」なわけで。車だとその逆で、日本車なら車種ごとに「スカイライン」とか「マーチ」とかちゃんとした名前が付いてるけど、ドイツはBMWなら「3シリーズ」とかメルセデス・ベンツなら「Sクラス」、アウディは「A6」といったように記号的なものが多い。フォルクスワーゲンとかは違うけどね。こう考えると工業製品のネーミングというのも興味深いものがありますね。
ちなみにミノルタは創業地が西宮市らしく、ロッコールの名前は六甲山(ろっこうさん)の山並みから採られたものです。これ豆知識ね。テストには出ない。
そんなこんなで(どんなだ)、まあコンパクトデジタルが欲しいなとは思ってるんですけど、コンデジは選ぶのが難しいんですよね。乱暴な言い方をすれば、一部を除けばどれもみな似たり寄ったりというか。俺は昔からのキヤノン党ですが、かといってIXYはなんか面白みもないし・・・と思ってキヤノンのサイトを見たら、フラッグシップの「IXY DIGITAL 3000 IS」は結構デザイン独特で面白いですね。特にブラックカラーは、昔の「オートボーイ」や「T90」に通じる懐かしさがありますね。80年代デザインのテイストだよこれ。しかしこれ2008年の秋冬モデルなんやけど、まだ売ってるんやろか?盆明けあたりに2009年秋冬モデルが出そうな気がしますな。
ただね、正直1,470万画素もいらんのですよ。画素数よりもCCDのサイズをでかくしてほしいですね。それと、今のコンデジは外寸がほんまに小さいでしょ。もうこれ以上小さくなったら逆に使いにくくなるんちゃうやろか、ってとこまで小さくなってる。もうちょっと大きいほうがシャッター押しやすいんだけどなぁ。
なお、他に目を向けると、ライカの「D-LUX4」あたりは日本メーカーにないデザインの良さで、やっぱりいいなぁ(中身はPanasonicですが)。なんですか限定品のチタンカラーやサファリカラーは。カッコよすぎやろチクショー。しかし販売希望価格122,000円ですよ・・・高いですなぁ(しかもフラッシュ別売り)。だいたい、現在はPanasonicのカメラやビデオがほとんど全部ライカブランドのレンズですから、なんだか有難味がないというか、そこまでして「ライカでなければ!」という気になれないのも偽りない気持ち。
ちなみに、家に30年以上前の本家本元のライカの双眼鏡があるのですが、これは本当に素晴らしい。覗いたら「?!!!」と感動すること請け合いです。やっぱり双眼鏡って精密光学機器なんだな、という当たり前のことを実感させてくれます。
それと余談になりますが、シャッターを押した時の気持ちよさが、最近のカメラからはあまり感じられないんですよね。初めてコンタックスRTSのシャッターを切った時の感動がいまだに忘れられんのですよ。賛否両論あったらしいけど「フェザータッチ」と言われたあの電磁レリーズの感触。押し込みがわずか0.8mmだったっけな、文字通り指が触れただけでシャッターが切れ、その軽やかな音は本当に快感でした。そういえばコンタックスも何年か前にブランドが休眠したんだよなぁ。今、どこかのメーカーでコンタックスのコンデジ(もちろんレンズはカールツァイス)を復活させてくれたら絶対に買うのに。コンタックスのあの高級感はなかなか国内メーカーには出せない・・・なんでかなぁ。
いずれにせよ国産ブランドのデジカメってのは、性能は抜群なのに、なんでこうデザインに面白みのないものが多いんだろうか。所有する喜びってのが、なかなか感じられないんだよ(買った直後はもちろん嬉しいんだけど)。製造者サイドからすれば、次から次に新製品を出すもんだから、使い捨てとは言わないけれど半ば消耗品的な感覚なのかな。前述の「D-LUX4」を例に出すと、Panasonicがあのレベルのデザインで実売5万円未満の機種を作ってくれたらそれを買えば済む話。ただPanasonicって絶望的にデザインの悪い製品を量産する会社なので(少なくとも俺はそう思う)、致し方ないと言えばそれまでですが。まあPanasonicに限らず、とにかく短いスパンで買い替えさせるためにわざと愛着がわかない(=長く使おうという気にさせない)デザインの製品を消費者に押し付けているような気がしてならない。
これは携帯なんかも一緒なんだよね。ちなみに今の携帯は2年半使っております。独特の大仰なデザインが気に入っておりますが、スピーカーカバーが剥がれかけてきたのでアロンアルファで小汚く補修してあり、液晶の画像は左に0.5度ほど傾いており、充電スロットのピンが折れてクレードルからしか充電できず、カメラ及びワンセグモードにすると画面が赤くなります。バッテリーもヘタってるし、もう満身創痍ですよ。中身が壊れる前に機種変更しなければ(苦笑)
とりあえず今日は散髪の後にミドリ電化に行って、カメラコーナーを冷やかして来ようと思います。いいのがあれば買ってくるかもしれません。かといって今後、当ブログの画像掲載枚数が増える、などということは一切期待しないでください(笑)
【追記】
マスターテヒニカとカンボ・ワイドは、つい先日、親のカメラ仲間に無償譲渡されたことが発覚しました(笑)。まあ親も老齢から来る目の衰えもあるし、ちゃんと使ってくれる人の手元にあるほうがいいですわな。
さてバレーで試合中の写真をまともに撮ろうと思えば、一眼レフ+明るいレンズ(f=2.8等)の組み合わせじゃないと相当厳しいのはみなさんご存知の通り。裏を返せば、ある程度の機材を揃え、使い方をマスターすれば、それなりの写真は撮れます・・・よほど腕が悪くない限り。これはセンスとは別の、物理的な話ね。そいでもって何百枚か連射すれば、少なくともそのうちの何枚か何十枚かはまともな写真ですよ・・・「いい写真」かどうかは別にして。どのみちフィルムカメラじゃ金がいくらあっても足りないような撮影ができるわけで、今更ながらデジタルカメラって便利だと思います。
ただ俺の場合、何年か前から今の応援スタイルに変わったので、試合中はとてもじゃないけど写真を撮る暇がない。昔、座って観戦してた頃は撮ろうと思って12倍ズームのLUMIXを2台買ったんだけど、最近はまったく使わない。そもそもこの2台はちっとも活躍してくれない(笑)。最初に買ったFZ20は焦点距離が420mmでf=2.8というのに惹かれたんだけど、ISOが400までしか上げられず、また上げたとしてもノイズの嵐で、体育館内では使い物にならなかった。続いて「ちょっとは進化しただろ!」と買ったFZ30も基本的には変わりなく、高い勉強代でありました(苦笑)。もちろんどちらも屋外ならきれいに写りますよ。ただ、俺は遠征時はカバン1つと決めてますから、嵩張るカメラは持っていかない。家には他にも親のEOS30Dだか40Dだかがあって、標準レンズがついてるんだけど、これも嵩張るから借りてまでは持ち歩かない。今は普通のコンパクトなデジカメが欲しい。出待ちなどでスナップ用のカメラがあればいいなぁ、と思うときはあるんでね。かといって親のコンデジは、これは少々古いモデルで300万画素しかないから借りる気にならない。じゃあ自分で買うしかないな、と。
実際オリンパスのPENやリコーのGRシリーズなど魅力的な機種はあるんだけど、なぜか踏ん切りのつかないのが現状。多分、仲間が撮ってくれるから現状それに甘えているというのはある(笑)。あと、自分が撮らせていただくにしてもリエしか撮らないから、どうしても撮らせて頂きたければわざわざ新機種を買わずに今あるカメラを持っていけばいい。ただし嵩張るので持っていかないってのは前述の通り。なんだか話がグルグル回っておりますが(笑)、でもコンパクトがあればもっと気軽に撮れるかな、という気もしています、最近だんだん。
でもどうせなら思いっきり趣味に走って、家にあるリンホフ・マスターテヒニカやカンボ・ワイドの使い方を覚えたほうがインパクトあるやろ。これはどちらもフィルムサイズが4×5インチ(=10.2×12.7cm)の大型カメラです。まあさすがに三脚を立てて幌を被らなければならないテヒニカは無理としても(笑)、カンボならイケルんじゃないだろうか、などと思ってみたリ・・・いや、やりませんけどね。出待ちであんなカメラ構えたらただの変態や。撮られる方も恐怖だよw
ちなみにカンボ・ワイドに付いているレンズはドイツのシュナイダー・クロイツナッハ製スーパーアンギュロン。すごい名前ですな、スーパーアンギュロン。ドイツのレンズは、他にもビオゴンだのホロゴンだのディスタゴンだのバリオゾナーだの、およそウルトラ怪獣の名前かと思うようなものがたくさんある。
日本のレンズはニコンのニッコール、オリンパスのズイコー(瑞光)、今は無きミノルタのロッコールといったブランド名がありますが、機種個別に名前が付いてるのはないでしょ。キヤノンならどれもみな「キヤノンレンズ」なわけで。車だとその逆で、日本車なら車種ごとに「スカイライン」とか「マーチ」とかちゃんとした名前が付いてるけど、ドイツはBMWなら「3シリーズ」とかメルセデス・ベンツなら「Sクラス」、アウディは「A6」といったように記号的なものが多い。フォルクスワーゲンとかは違うけどね。こう考えると工業製品のネーミングというのも興味深いものがありますね。
ちなみにミノルタは創業地が西宮市らしく、ロッコールの名前は六甲山(ろっこうさん)の山並みから採られたものです。これ豆知識ね。テストには出ない。
そんなこんなで(どんなだ)、まあコンパクトデジタルが欲しいなとは思ってるんですけど、コンデジは選ぶのが難しいんですよね。乱暴な言い方をすれば、一部を除けばどれもみな似たり寄ったりというか。俺は昔からのキヤノン党ですが、かといってIXYはなんか面白みもないし・・・と思ってキヤノンのサイトを見たら、フラッグシップの「IXY DIGITAL 3000 IS」は結構デザイン独特で面白いですね。特にブラックカラーは、昔の「オートボーイ」や「T90」に通じる懐かしさがありますね。80年代デザインのテイストだよこれ。しかしこれ2008年の秋冬モデルなんやけど、まだ売ってるんやろか?盆明けあたりに2009年秋冬モデルが出そうな気がしますな。
ただね、正直1,470万画素もいらんのですよ。画素数よりもCCDのサイズをでかくしてほしいですね。それと、今のコンデジは外寸がほんまに小さいでしょ。もうこれ以上小さくなったら逆に使いにくくなるんちゃうやろか、ってとこまで小さくなってる。もうちょっと大きいほうがシャッター押しやすいんだけどなぁ。
なお、他に目を向けると、ライカの「D-LUX4」あたりは日本メーカーにないデザインの良さで、やっぱりいいなぁ(中身はPanasonicですが)。なんですか限定品のチタンカラーやサファリカラーは。カッコよすぎやろチクショー。しかし販売希望価格122,000円ですよ・・・高いですなぁ(しかもフラッシュ別売り)。だいたい、現在はPanasonicのカメラやビデオがほとんど全部ライカブランドのレンズですから、なんだか有難味がないというか、そこまでして「ライカでなければ!」という気になれないのも偽りない気持ち。
ちなみに、家に30年以上前の本家本元のライカの双眼鏡があるのですが、これは本当に素晴らしい。覗いたら「?!!!」と感動すること請け合いです。やっぱり双眼鏡って精密光学機器なんだな、という当たり前のことを実感させてくれます。
それと余談になりますが、シャッターを押した時の気持ちよさが、最近のカメラからはあまり感じられないんですよね。初めてコンタックスRTSのシャッターを切った時の感動がいまだに忘れられんのですよ。賛否両論あったらしいけど「フェザータッチ」と言われたあの電磁レリーズの感触。押し込みがわずか0.8mmだったっけな、文字通り指が触れただけでシャッターが切れ、その軽やかな音は本当に快感でした。そういえばコンタックスも何年か前にブランドが休眠したんだよなぁ。今、どこかのメーカーでコンタックスのコンデジ(もちろんレンズはカールツァイス)を復活させてくれたら絶対に買うのに。コンタックスのあの高級感はなかなか国内メーカーには出せない・・・なんでかなぁ。
いずれにせよ国産ブランドのデジカメってのは、性能は抜群なのに、なんでこうデザインに面白みのないものが多いんだろうか。所有する喜びってのが、なかなか感じられないんだよ(買った直後はもちろん嬉しいんだけど)。製造者サイドからすれば、次から次に新製品を出すもんだから、使い捨てとは言わないけれど半ば消耗品的な感覚なのかな。前述の「D-LUX4」を例に出すと、Panasonicがあのレベルのデザインで実売5万円未満の機種を作ってくれたらそれを買えば済む話。ただPanasonicって絶望的にデザインの悪い製品を量産する会社なので(少なくとも俺はそう思う)、致し方ないと言えばそれまでですが。まあPanasonicに限らず、とにかく短いスパンで買い替えさせるためにわざと愛着がわかない(=長く使おうという気にさせない)デザインの製品を消費者に押し付けているような気がしてならない。
これは携帯なんかも一緒なんだよね。ちなみに今の携帯は2年半使っております。独特の大仰なデザインが気に入っておりますが、スピーカーカバーが剥がれかけてきたのでアロンアルファで小汚く補修してあり、液晶の画像は左に0.5度ほど傾いており、充電スロットのピンが折れてクレードルからしか充電できず、カメラ及びワンセグモードにすると画面が赤くなります。バッテリーもヘタってるし、もう満身創痍ですよ。中身が壊れる前に機種変更しなければ(苦笑)
とりあえず今日は散髪の後にミドリ電化に行って、カメラコーナーを冷やかして来ようと思います。いいのがあれば買ってくるかもしれません。かといって今後、当ブログの画像掲載枚数が増える、などということは一切期待しないでください(笑)
【追記】
マスターテヒニカとカンボ・ワイドは、つい先日、親のカメラ仲間に無償譲渡されたことが発覚しました(笑)。まあ親も老齢から来る目の衰えもあるし、ちゃんと使ってくれる人の手元にあるほうがいいですわな。
いいのを撮ってから言おうね(笑)
この程度で蘊蓄だなんてマニアに怒られますよ。所詮はたわごとです、たわごと。ブログタイトルのまんまです(笑)
ところで、今度は新宿区に引っ越しされたのですか。え、私の勘違い?それは失礼しました。