新! ロクエフの部屋 店舗大工の暇つぶし?

雑記、写真が中心です。以前はZRX1100乗りでしたが、今の愛機はPENTAXのK-70です。

岩手ツーリング~2日目

2009年05月08日 | バイク・ツーリング

5/5二日目です。朝7:00スタート

実質今日がメインの日です。まずは水沢の宿を後にして種山高原を目指す。
種山高原は標高900mのゆるやかな傾斜をもって広がる高原で、宮沢賢治がこよなく愛した景勝地だそうです。

かなりわかりずらい細道を登っていくと急に視界が開けて下の写真のような景色が広がります。
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種山高原を後にしていよいよメインの民話の里遠野市を目指します。
以前から来て見たかったのですが、いかんせん岩手県は遠い
ETC¥1000とGWでも重ならなきゃ来れませんでした。

岩手県の道路は全般的に信号も少なく非常に快走路です。
事実岩手ナンバーのライダーが非常に多いのに驚きました(って当たり前か!)。
しかもアメリカンが圧倒的でした。
遠野市に近付くにつれ、景色も牧歌的になってきます。

菜の花と山と空の青さのコントラストや土手沿いの桜並木。 すごく癒されます。
写真ばかり撮るのでちっとも前へ進めません
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南部曲り家千葉家
約200年前に建てられたこの地方独自の母屋と馬屋が一体化した大規模な家で、現在も住居として使われているそうです。
映画の撮影等でも使われたと説明書きにありました。 
岩手は遅い春のようで、近辺の山桜もあちこちに咲いていて綺麗でした。
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次の目的地は遠野ふるさと村です。
この村は江戸末期から明治中期に造られた曲り家 が移築されて、かつての農村集落を再現しています。
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梁も今ではこんな大きな物はとれないでしょうし、曲がった梁の納まり等は当時の大工の技量に感銘すらうけます(私も一応建築屋の端くれなもので)。
外壁窓部の土壁左官技術もすばらしい

村を上から見下ろすと・・・ やっぱりのどかです 天気も良いし最高
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ふるさと村を後にして、次の目的地でんてら野に向かう。
でんてら野は、その昔60歳を越えた老人を口減らしのために山に捨てた姨捨山のような所で、捨てられた老人たちが共同で生活していた場所だそうです。
何だか切ない場所でした。周辺の景色はのどかでしたけどね
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次に目指すは山口集落の水車です。
到着してみると残念ながら水は流れているのに水車は廻っていませんでしたし、田んぼにはまだ水も張っていませんでした。
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まだ時間もあったので遠野から海のある釜石方面を目指す事にしました。
途中で道を間違えてしまい偶然にも見付けた田園の中に静かに佇む神社。 
後で調べてみると荒神社というそうです。
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のどかで良いんですけどね、田んぼに水が張っているとさらに良いんでしょう。
やべ~早く行かなきゃ海に付かね~ 
ここからはノンストップで釜石まで向かいました。

釜石に着くといきなり見えてくる大きな観音様。
釜石大観音です。
行ってみることにします。何となくですが雰囲気が牛久大仏に似ています。
しかもこちらも中に入れる。とりあえず入ってみましょう。
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観音様上部からの眺めはそこそこ綺麗でした。入館料¥500は高いですけど・・・
この後は海岸線をひた走り、浄土ケ浜周辺を散策して、二日目の宿泊地北上市まで戻りました。

山田湾
海に浮かぶのはカキの養殖用の仕掛け?
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浄土ケ浜
剛展望台より撮影。 
一般的に浄土ケ浜と言われている白い砂浜のまえに岩山が並ぶ風景は、この撮影場所より下にあります。
そこにも行きましたが観光整備がされすぎている感があってつまらない風景でした。私はこの展望台からの眺望の方が好きです。
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四十八坂
昔は交通の難所といわれ、いくつもの曲がりくねった坂が続いたことから、この名前が付けられたそうです
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二日目はこんな感じでかなり細かく廻りました。
次回は三日目です。内容は帰路につく日なのでかなり薄いです