Rosso Laboratory

架線について

私はついこの前まで、鉄道の架線はコンパウンドカテナリーが標準的なものだと思っていました。というのも、私の地元は新幹線しか通過しておらず、ニューシャトルから見える架線はコンパウンドカテナリーばかりだからです。VRM4を始める前から「こうやって水平を維持しているってのは大変だなぁ」とか「このアイデアを機械設計にも取り入れられないかなぁ」などと考えていたので、これが当たり前のものになっていました。そしてVRM4を始めると、複線架線柱はコンパウンドカテナリー用になっているので、何も迷わずコンパウンドカテナリーばかり使っていました。シンプルカテナリーは単線のローカル線用なんだろうなと思いながら。

ある時「VRM初心者会議室の過去ログ[4965] 架線について」で沖ノ鳥島さんが「コンパウンドカテナリーは新幹線と一部の在来線のみ」ということを書かれていてびっくり。わざわざ東北線や高崎線を見に行きましたが、確かにどこもシンプルカテナリーなんですよ。あれ、まぁ。ということで今はコンパウンドカテナリーは全く使わずにシンプルカテナリーばかり使っています。

じゃあ、一部の在来線って何処なんでしょう。検索して調べてみました。すると「山手線・東海道本線の一部に見られる」「御徒町~熱海(来宮)間」というのを見つけました。以前、秋葉原~東京間は駅の写真を資料用に「撮りストラクチャー(?)」してあったので、調べてみるとありました。


<神田駅・中央線ホームより>

在来線用の複線架線柱がコンパウンドカテナリー用になっているのって紛らわしくないですか? そうか。茅ヶ崎は「御徒町~熱海(来宮)間」にあるからこうなったのか。

う~ん。これ以外の場所でコンパウンドカテナリーを使っているJR在来線って何処かあるんでしょうかねぇ。私鉄なんかだと部分的に使っているらしいんですが。

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