Rosso Laboratory

この「カント付きレール」は本当に使えるのかい?

そりゃまぁ使えるはずですが。

さて、VRM4第9号には「カント付きレール」が登場するわけですが、KSMasterさんのShaky thing「カントレールは扱いが難しいかも。」にもあるように実際に使う上ではちょいと制約が多いのではないか?と思いますな。カントの入口や出口のレールは、

R257~R325は45°
R359~R631は30°
R801~R971は15°

なので、中間部の「カント4度-4度」を使わなくても、

R257~R325は90°
R359~R631は60°
R801~R971は30°

分のカーブが最低限必要な訳で、既存のレイアウトで全て置き換えて使えるかといえば、そうではない訳です。

実際のレールで直線のカント入口レールというものがあるのかどうかは知りませんが、これが無いとちょっと使いづらいんじゃないでしょうかね? 私はてっきり直線のカント入口レールが出るものだと思っていましたよ、鉄道に関しては素人だから(笑)。まぁCVに関しては90度コーナーしかないんで関係ないんですが。

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コメント一覧

zio
貴重な情報有難う御座います、trs2004jpさん。

鉄道でもあるものなんですねぇ。私のイメージでは自動車用のオーバルサーキットにはあっても、鉄道にはないんじゃないかなと思っていました。これで堂々と「無いとマズイんじゃない?」と言えます(笑)。

それにしても、都電荒川線にカント区間があったとは驚きです。私は故郷の鬼子母神前から雑司が谷までの直線区間ぐらいしか乗ったことがないので全く知りませんでした。あの小さい車両が傾くところは是非見てみたいものです。現行車両も置き換わるようですし、撮り鉄やってみようかなぁ。
trs2004jp
連投すみません。前記は路面電車で、こっちが地下鉄です。
http://www.reiki.metro.tokyo.jp/reiki_honbun/ag10116951.html
十二条 直線か緩和曲線での逓減ですね。
trs2004jp
普通は緩和曲線で曲線とカントを同期させるのではと思っていましたが、調べてみたら、東京都交通局ではあるみたいですよ。>>直線のカント入口レール
http://www.reiki.metro.tokyo.jp/reiki_honbun/ag10116521.html
第八条では、直線部において、曲線の始終点から次表に定める長さで逓減する。
となっています。
別表2をみると、路面電車(荒川線にもカントがあるみたいですね。
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