風が誘うから・・・

Feeling the nature makes me feel good ♪

南ア縦走の思い出

2010-09-20 | 日本百名山を目指して
 
          

          【 聖岳から聖平へ 】
          法政大学体育会ワンダーホーゲル部のみなさん
                              
聖岳山頂で、別ルートから登って来られた学生さんと一緒になり、記念写真を頼まれましたが、
上手く撮れたかな?と心配していたところ、『 法政ワンゲル 』 というHPのTOPにその写真が
UPされていました。(2010.9.20 現在)
18日間の長い夏合宿の中から選んでくれたのかな、ちょっと嬉しい^^

 こちら♪ ←みてね♪

部員さんのブログにお邪魔してみたら、合宿の記事に、このように綴られていました。

17日間シャンプーしないで、暑い暑い日射しのシャワーを浴びる。
左手首に腕時計の跡がつくのがうれしくって、それが消えるまでは何だって頑張れる気がする。
それが消えたって、焼きついた記憶はそう簡単に消えるもんじゃない。



体調により百名山を諦めかけていて、寂しく思っている今、厳しい合宿を頑張られた学生さんの想いが、
キュンと胸に沁みました。。。胸キュン(*≧艸≦)ぷぷっ!!
最後の言葉は、山が大好きな abi としては、思い出すたび胸がジ~ンと熱くなります。
ありがとうニャア~! 
秋合宿も


突然ですが(突然じゃないか…)、
やっぱり百名山完踏は無理かもしれない
ケド・・・自分で無理だと納得したら、もう拘りません
登れるうちは百名山に執着せず、登れそうな山へ登り、
もし、未踏の百名山に登れたら、今までのように喜んでカウントをして♪
登れなくなったら、山は諦めよう

整形外科で、登山はやめた方がいいと言われ、かなりショックでしたが、あれから半年。
診断されたとおり、良くなる事はなく、やはり悪化傾向かなあ…
フィットネスクラブも、先月は1度行ったきりで、今月は行っていません。
でも、どうしても登りたかった、聖岳と光岳に思い切って行って、登れたことで、ふっきれました。
無理をするのはやめよう。。。
てか、無理が利きません、体が・・`;:゛;`;・(゜ε゜ )ブッ!!
山は、楽しいから行きたいのであって、苦しむために登るものではないと思っているので^^
なので、今の自分の出来る範囲で楽しみたいと思います。

今回の登山は自分にとって大きな意味があったと思います。
とても楽しい、いい登山でした。

法政大学ワンダーホーゲル部の主将さんに掲載の承諾を頂きました。
「また、何処かでお会いできるといいですね」
とのお返事をありがとうございました^^
出来れば。。。どこかの山で♪ 

皆さまの安全な山行をお祈りして、陰ながら応援しています(=^v^=)


人気ブログランキングへ
クリックで応援してネ♪


 

コメント (16)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

光小屋から下山

2010-09-18 | 日本百名山を目指して
   
   

   【 光小屋から 】 2010.8.25


【 聖岳と光岳縦走 最終日 】 8月25日 
 光小屋→易老度へ下山

南アルプスの、聖岳と光岳に登り、入山6日目の美しい朝を迎えました。
いよいよ下山です。お風呂の日ですっ!!\(=^▽^=)/

あとは下るだけ!・・・と、実は甘くみていましたが…、初めて登山靴で足に豆ができました。
その下りは長~く、急な上に滑って転びそうなので、常に余分な力が入ってしまいます。
靴擦れが痛いのでストックに頼りすぎ、手の指にも、2cmほどの豆が潰れていました。

途中で、とっても可愛らしいリスに会いましたが、ザックを下ろしてカメラを出す間にいなくなりました。
黄緑色の、何か大きな物をくわえて、ソロリソロリと、目の前の登山道を横断したのです^^
見ただけでも嬉しくて、だから頑張れる!! みたいに、自分を励ましながら歩きました。
高度が下がってくると蝉が鳴いていて、やがて沢の音が聞こえます。
ところが、もう少し!と思ってからがまだまだ!ホンット長いわ、のひと言に尽きました。



   

   【 朝焼けに染まる雲海 】 2010.8.25


今回の登山で、北、中央、南の、日本アルプスの百名山には、全て登ることができました。
お天気にも恵まれ、6日間のうち、一度もカッパを出さなかったことも、とてもラッキーでした。

思えば、駐車場のテント泊に始まり、長い山行でした。
富士山はいつも美しかったし、クマにも出会ったし(笑
光小屋では、偶然にも叔父をご存知の方々とお会いして、お酒をごちそうになったり^^
山での出会いはいつもたくさんあって、忘れられない思い出が多いです。



   

   【 光岳・光石にて 】

日本アルプス最南端の光岳は、秘境で難しい山とも言われ、憧れをかきたてる山として、
『 日本百名山踏破 』 の、最後に登る山としている人も多いそうです(=^v^=)




こんなに、山日記が長引いてしまいました。
下りで痛めた(グラグラしていた)両足の小指の爪が、昨日見たら黒くなっていました。
生え変わりの準備に入ったのかしら?ネイルが。。。小指だけ出来ません`;:゛;`;・(゜ε゜ )ブッ!!

キッチンのレンジ部分や洗面台の取替え工事などで・・・2日くらい大忙しでした。
秋に、1週間ほどですが、カナダからのお客様のホストファミリーを、ボランティアで
二つ返事で引き受け、なんだか大掛かりなことになっております(笑
日本は初めての、日本語は全くわからない、60代の女性です^^
メールのやり取りは子供がしてくれるのですが、主に abi がお相手をすることになりそう…大丈夫かな…
お掃除も大変ですが、気になっていたところを直し、綺麗にするいい機会だと思っています(=^v^=)

人気ブログランキングへ
クリックで応援してネ♪


 

コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

百名山の…No.55 光岳

2010-09-13 | 日本百名山を目指して

   
   光岳 ( てかりだけ ) 2591m ☆ 2010.8.24 登頂

   

   光と書いて、テカリと読ませるところに味がある。

   【 深田 久弥さん / 日本百名山を登る(昭文社) より抜粋させて頂きました 】

   中央の丸い山が光岳、その下に光小屋が写っています。(イザルヶ岳から撮影)





【 聖岳と光岳縦走 5日目 】 8月24日 
  
茶臼小屋(6:00)ー 茶臼岳(6:30) ー イザルヶ岳(12:15) ー 光小屋(12:40) 昼食
         ー 【光岳】(13:40)ー 光石 ー 光小屋(泊)


   

さて、山に入ってから5日目の朝を迎えました。
ご来光と富士山が、嬉しい朝です^^


   

お天気は晴れ♪
ちょっと。。。クサいけど(*=ノω=)コショッ
気のせい、気のせい


    茶臼岳 6:30


    

南アルプスにもありました、キボウホウ^^


   

ダイモンジソウです♪
カメラを持って歩くと、岩を登る時に両手が使えず、肩や首に掛けると岩に当たり、かばうと自分も危険なので、
場所によってはザックに仕舞います。
花が可愛いと、出して撮りますが、頻繁だとザックが重くて大変なのと、ペースが崩れるので諦めることも多いです。


    
行動食には日持ちの良い菓子パンを、一日に1個ずつ、3回~5回に分けて食べていました。
コレは完璧に潰れています(笑


   

わ~い!急で長い上り坂を抜けたら、静高平と呼ばれるステキな場所に出ます。お水も湧いています。


   

宿泊する光小屋にはお水が無いので、ココで充分補給していくことになります。
abi はペットボトルにお水を汲んでは、何度も頭にかけました(笑
冷たい!!でも、汗が流れて気持ち良いです。コレでもう。。。臭くありませんように☆`;:゛;`;・(゜ε゜ )ブッ!!


   

目指す光小屋は近いのですが、登山道から脇道へ反れて、往復15分のイザルヶ岳へ登りました。


   

Aトラベルのリーダーさんが、イザルも良いですよ、と教えて下さったので^^




   

整備された木道の先に小屋が見えた時は嬉しい^^


   

小屋に到着です。
光岳は、もう目の前なので、小屋の受付を済ませた後、お昼を食べてから登ります。
メニューは登山用のどんべい(笑
真空パックになっていてカップがないので、持ち帰りのゴミが少なくて済みます。


   

光岳山頂です♪ abi たちにとって、百名山の、55座目です^^
腰痛があって厳しいかな、と不安でしたが、痛み止めが効いてくれたと思います。



   

そして、おめでたいことに、100座目完登の方とご一緒できました。
この、展望のない、狭い山頂で有名な光で(笑)、このことはかなり盛り上がりました♪
74歳とおっしゃておりました!ちょっと、信じられない脚力ですが、山では多いんですよね。
お顔は隠したくないです、本当は! とってもステキで輝いていらっしゃったので^^
abi にとっても、大変心に残る山となりました。


   

石灰岩質の岩峰、光石(テカリイシ)は、山頂から更に奥に入った所にあります。
山頂まで登ったら、下って(戻って)しまう人が多いのですが、Aトラベルのリーダーさんが、
「光石は、是非行った方がいいですよ」
と、また勧めてくださったので、abi たちも行ってみました^^
植物学的にも、這松(ハイマツ)の群生地、最南端の場所だと教えてくださいました。



  

   

光小屋では、本当の釜でご飯を炊いて下り、ご飯だけでも食べられちゃう美味しさなのです。


   

ご夫婦で守られている光小屋、実は宿泊の条件が意外と厳しいのですよ。
食事付きの小屋泊は、3人以下のグループで、全員が50歳以上でなければいけません。
そして、15時までに到着できる人、という決まりがあります。
予約の電話は役所に繋がり、確かに…ふたりの年齢を聞かれました。普通は人数だけですけれどね。
まだ40代だわ、と、ガッカリされた方! 
お釜で炊いたご飯は食べられませんが、自炊なら大丈夫、泊まれますよ~(*≧艸≦)ぷぷっ!! 
ちなみに abi は、50代のうちの赤ちゃんです♪。。。この言い訳は…哀しいかも…`;:゛;`;・(゜ε゜ )ブッ!!
でもまあ。。。素晴らしき50代を送るためには、自覚が大切かも。。。ニャ?`;:゛;`;・(゜ε゜ )ブッ!!


   

美味しい夕食も楽しく頂いて、山の夜を満喫するのには美しい日です。
これからまた宴だよ~♪・・・年齢制限なしの宴です・・`;:゛;`;・(゜ε゜ )ブッ!!
みんなで、ゴジラのような雲だと笑い・・・まん丸お月さまも出てきました。


   

oli が↑遠くに鹿を見つけました とても小さく見えますが・・・確かに鹿です。
鹿、鹿!と騒いでいると、小屋で休んでいた方たちも出てきました(笑
黒っぽい木を見て、鹿、鹿!と言っている方も(=゜m゜=)プッ!


   

鹿は。。。親子でした(=^v^=)

光岳に登ることができて ありがとうございました♪(=^・^=)abi



コメント (18)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

茶臼小屋まで

2010-09-10 | 日本百名山を目指して
   
   

   【 チングルマと聖岳 】

一歩ずつ
あの山のてっぺんから、ココまで歩いてきたんだな~、と思う瞬間です。
でも、まだまだ、ココは中間地点。
光岳を目指して、小屋から小屋への移動日です。



【 聖岳と光岳縦走 4日目 】 8月23日 
聖平小屋(6:00)ー 南岳 ー コーヒー ー 茶臼小屋(10:30) 昼食(泊)


   

マツムシソウ咲く登山道。


   

ココでクマさんと出会いました。時刻は9:30です。
クマ出没!! 


   

クマと別れ、もう歌わなくていいし(笑)、疲れたので、いい岩を見つけてコーヒーを沸かして休憩しました。
すると、反対方面から、熊よけのベルをガンガン鳴らしながら、単独の初老の男性が…
「小屋は、まだ遠いですか?」
って。。。まだまだです(=゜m゜=)プッ!
だって、こちらから向かう茶臼小屋が、グンと近づいてきたところですから(笑
それより・・・
「今、熊がいましたよ」
するとその方、物凄く怖がってしまい、えーーー!!どこ?どこ?って。
指で示していたら・・・あ、まだいました。
黒いものが動いています。結構動きは早いですね。。。
「でも、あちらから団体さんが来られますし、そのベルを鳴らしていれば大丈夫じゃないですか^^」
なんて、無責任なことを言ってしまいました・・・(後で聞いたら、ベルはそれほど効果がないらしい)
でも、登山者も目的地があるわけで、熊がいたからと言って、簡単に引き返すわけにもいきません…
abi たちは、コーヒーを飲みながら、あちらから30名以上の団体さんが来て熊に気付いたところ、
その男性が無事に通り過ぎて行かれたことを見ていました。
その頃、熊は森に帰ったようで、後の情報は僅かでした。


   

もう、紅くなっているのはナナカマド


   

茶臼小屋が見えてきました♪
まだ。。。10:30です。この日もやはり、移動をせずにゆっくりしました。
Aトラベルの、ガイドさん3名を含む11名のツアーの方たちとは、行程が2日目から同じでしたから、
会話などはしていたのですが、熊出没により、小屋では一緒に盛り上がりました。


   

トマト1個100円♪ 持って行ったチーズと、ワインと一緒にもぐもぐ。


   

この日のお昼は、アウトドアのショップなどで売られている、重量の軽い岳食です。
こんな時間帯なら、小屋でおうどんなどを作ってくれるので、それが良かったけれど、
持って行った荷物は少しでも減らしたい!
小屋によって、¥500程度で軽食をお願いできる所、又は(高い)カップ麺しかない所などの違いがあり、
それは行って見ないとわかりませんので、一応、何処でも食べられるように持って行きます。



   

夕方、少し雨が降り、端から端までの大きな丸い虹が出ました。


   

茶臼小屋の夕食も4:30です。
お刺身が評判の小屋ということで、お野菜も多くてとっても美味しかったです^^


   

寝る場所。。。一番に着いたので、一番隅の良い場所でした。
夜はぎゅうぎゅう詰めですが、お話もはずみ、とても楽しい夜でした。
お隣の60代のご夫妻は、この日に光岳に登られて、百名山の99座だったそうです(=^v^=)

 山日記は、あと、5日目と最終日の、2回の予定です^^

  人気ブログランキングへ
クリックで応援してネ♪


 

コメント (9)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

百名山の…No.54 聖岳

2010-09-03 | 日本百名山を目指して
   
   聖岳 ( ひじりだけ ) 3013m ☆ 2010.8.22 登頂

   

   聖岳が何か世俗を脱した高潔な山のように思われるのは、その名前のせいだけではない。
   【 深田 久弥さん / 日本百名山を登る(昭文社) より抜粋させて頂きました 】

写真は、小聖岳から見た、聖岳です。
稜線をツアーの登山者が並んで登る姿が見えます。(やや右下)




【 聖岳と光岳縦走 3日目 】 8月22日  
聖平小屋(6:00)ー 小聖岳 ー 【聖岳】(9:00)ー 昼食 ー 聖平小屋(12:00)(泊)


   
4:30 の朝食はまだ夜明け前なのに食欲がありました。
「おかわりください!」


   
家を出てから3日目、いよいよ聖岳へ登る日が来ました。快晴です♪


   
朝陽に透けるトリカブト


   
途中で富士山が姿を現しました。


   
わっ。頂上が、目の前に!!(笑
(色んな頂上の出方があるんです^^)
写真は、abi より少し前に着かれた、山岳旅行社のツアーの方たちです。
8人のお客さんに、山岳ガイドさんや添乗の方が3人も!
実はこちらのツアーの方たちの行程と、abi たちのルートが下山までずっと同じでした。
ということは、行く先々でお会いするわけで、親しくさせて頂き、賑やかでとっても楽しく、
面白いこともたくさんありました^^


   
着きました♪ 空いたところを見計らって、百名山登頂記念写真です^^
足場は石がゴロゴロしていて立ちにくく、つんのめり加減でポーズです。
この日はあまり辛くなかった気がします。2日目なので、少し慣れたかな?


   

大学の山岳部(ワンダーフォーゲル部)の学生さんたちが、別のルートから登って来ました。
夏の合宿で、ず~っと(18日間らしい)南アルプスを縦走しているそうです。
全員で、雲に向かって(方角的に、次に目指す光岳に向ってかな?)校歌を歌って、気持ち良さそうでした。
このあと、光岳まで行ったら下山、合宿も終わりだそうです。
「南アの山の神様、ありがとう~~~!!!」
と、叫ぶ子がいました。
abi も、同じように心の中でつぶやきました^^
彼らの、全員の記念写真を撮るのを頼まれたので、うまく写っているといいなぁ。


   
ミヤマアキノキリンソウ


   
さてさて、頂上から小屋近くのお花畑に戻ってきましたので、11時頃に早めのお昼です。
登山中、一度は登場する辛ラーメン(*≧艸≦)ぷぷっ!! この日はソーセージを入れて。
朝食が早いので、朝の7時頃には、もうお腹が空くのです(=゜m゜=)プッ!
お腹が空いたと感じたら、abi はすぐ休憩して、お昼までに何度も菓子パンを小分けして食べています。
それが、元気に歩く源だと思っています^^


   
ゆっくりしても、午前中には小屋に戻れました。
次に目指す小屋が近ければ移動しますが、ちょっと遠く、今は腰痛もあるので無理をしませんでした。


   
だから。。。もう、飲もう飲もう!!
このお菓子、ザックにぎゅうぎゅう詰めにしたら、普通はバリバリにこなれるけれど、
気圧で袋はパンパン!今にも破裂しそうです。


   
そのため、一枚も割れていませんね~、素晴らしい(笑
コレはゴミもあまり嵩張らないので、登山によく持って行きます。


     
同じ小屋に連泊なので、聖平小屋の定番らしい豚汁を abi たちには、おでんにしてくださいました。
山頂で会った学生さんたちはテント泊、自炊組です。
そちらも盛り上がっていて楽しそうでした。

つづく(=^v^=)

聖岳に登ることができて、ありがとうございました abi (=^v^=)

  人気ブログランキングへ
クリックで応援してネ♪


 


コメント (12)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

聖平小屋まで

2010-08-30 | 日本百名山を目指して
   
   

   【 苔に覆われた原生林 】 

急な上りが何時間も続くと疲れるけれど、自然の中では何故か頑張れる(=^v^=)



【 聖岳と光岳縦走 2日目 】 8月21日  
便が島登山口(6:30)ー 昼食 ー 聖平小屋(14:15)(泊)

登山口に設置してある、登山届け用のポストに、登山計画書を投函してから出発です♪
登山計画書には、住所・氏名、年齢、血液型、入山から下山までの行程、緊急連絡先などの他に、
食糧は何日分持っているか、ガスは何リットルか、ツェルトは持っているか、などを記入します。
ツェルトは、一応雨風を凌ぐごく小さい簡易テントで、abi たちはいつも各1個づつ持っています。
abi のは、たたむと石鹸の半分位のサイズで、金色なので、体に巻くと上空から光って、見つけやすい物です^^
oli はもっと大きな、本当のツェルトです。


    
夜中の雨が上がり、良いお天気になりました♪


   
朝の緑が気持ち良い登山道


   
よく見る看板ですが、本当にクマ、いるのかな?


   
一年ぶりの登山は、思った以上にキツイです! 
息が上がらない歩調で、ゆっくり、ゆっくり登ります。
登山ガイドブックによると、苔の原生林を抜けるとお花畑があるらしい。
早くそこまで行って高山植物に会いたい!


   
大きな倒木には、苔やキノコなどが生えています。

山を歩くのは好きだけど・・・いったいいつ着くのかな?
ザックが重く、足も疲れてきたので、休憩というか、写真を撮る時間が長くなります(笑
だけど、重いザックを背負ったまましゃがむと、立ち上がるときに足腰への負担が大きく、
息も切れるので、思うように撮りたい位置で構えられません。
目的は登山なので、歩きながらの撮影は難しいことが多く、横目で見ながら諦めることが多いです。


・・・


   
やっと、お花です!トリカブト♪ 
森を抜けて、広がる視界が清々しく、本当に嬉しい。
ちょうどガスってきたので、ひんやり涼しくて気持ちが良いです。


   
長野県側から入山して、静岡県に入っていました^^


   
段々お花が多くなってきました


   
鹿がニッコウキスゲを食べてしまったので、以前はニッコウキスゲ畑だったところに、今は1本もありません。
一箇所、ネットでお花を保護してありました。


   
スイスを思わせるようなお花畑の登山道が続きます。


   
目指す聖平小屋まで、木道を5分。の看板あり!


   
いよいよ目的地に近づき、平らな木道を歩く足取りも軽く♪


    やっと山小屋に到着です!!


   
思った以上に上りがきつくて、もう、びっくり! 


   
abi もお水でシャツやタオルを洗って干しましたが、霧でなかなか乾きませんでした。
夕食まで暇なので、お酒を飲みすぎてしまう二人です。


   
聖平小屋の夕食です。お魚はアマゴ。
大きな器の豚汁は、お肉もお野菜もたっぷりで、とても美味しかったです。


   

寝る場所。。。
このあと、更に混雑してきます。オイルサーデン状態覚悟!
人気の山の夏の小屋はこうなることが分かっているので、いつも秋まで待つのですが、
この山は、小屋じまいが8月いっぱいなので、ずらせません。
でも、abi たちは連泊だったので、一番端っこの、落ち着く場所をくださいました。
オーナーさんとスタッフの方たちは、とっても親切で楽しく過ごすことが出来ました。
ちなみにビールは¥500。缶チュウハイは¥400。
山のお酒は格別美味しいので飛ぶように売れます^^

夕食、朝食共に4:30で、消灯は8時でした。

つづく(=^v^=)

  人気ブログランキングへ
クリックで応援してネ♪


 

コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

聖岳~光岳 縦走

2010-08-28 | 日本百名山を目指して
   
   

   丸くて大きな雲でした^^

   【 茶臼岳付近より 8/24 6:50 】


   
南アルプスの、聖岳(ひじりだけ)と光岳(てかりだけ)の2座を、6日間(も)かけて、登って来ました。
一日の歩程は最短距離にしたので、その分、山をゆっくり満喫できた登山でした。

入山すれば、その間はお風呂に入れないことを覚悟をしなければなりません…夏なのに…
持ち込む食糧も、長期になるほど制限され、なるべく軽くて、かさばらない物になります。
夕食と朝食は小屋でお願いしますが、お昼の分、非常食、行動食やおつまみ等は用意して行きます。
通常は、午前3時頃自宅を出発して、朝から登り始めますが、今回は一日早めたお昼過ぎに出かけました。
夜中に起きて、長時間のドライブは、山道でもあるので車酔いして、元気に歩けだせないこと、
助手席で寝ると腰痛が悪化する(笑)、登山口の駐車場にテント場がある、という理由でした。
なので、今回は温泉に寄った後、何でもある下界で、好きな物をお腹いっぱい食べてから、いざ登山口へ!
食べるところは、そんなに気合いを入れなくていいんだけどね~。。。

↓コース&タイムは、自分の記録なのでスルーしてネ^^
もしも同じコースを登られる方はご参考に。。。ならないか…(=゜m゜=)プッ!

1日目 8/20 出発 ー 飯田I.C ー 登山口駐車場(便が島)(18:30)(テント泊)
2日目 8/21 便が島(6:30)ー 昼食 ー 聖平小屋(14:15)(泊)
3日目 8/22 聖平小屋(6:00)ー 小聖岳 ー 【聖岳】(9:00)ー 昼食 ー 聖平小屋(12:00)(泊)
4日目 8/23 聖平小屋(6:00)ー 南岳 ー コーヒー ー 茶臼小屋(10:30) 昼食(泊)
5日目 8/24 茶臼小屋(6:00)ー 茶臼岳(6:30) ー イザルヶ岳(12:15) ー 光小屋(12:40) 昼食
         ー 【光岳】(13:40)ー 光石 ー 光小屋(泊)
6日目 8/25 光小屋(6:00) ー 易老度(11:30) ー 便が島 ( oli だけ車を取りに)ー 易老度 ー 帰路

            マークは、お湯を沸かして、約30分の大休止です。 




【 聖岳~光岳 縦走 初日 】 8月20日  
自宅出発 ー 飯田I.C ー 登山口駐車場(便が島)(18:30)(テント泊)


   


   


此処は登山口の駐車場です。小屋はないので幕営をして一晩を明かします。
雨が降り出しましたが、休憩所のあずまやに幕営させてくださったので助かりました。
abi たちが着いた時には、屋根の下に2テント張られていましたが、ずらして場所を空けて下さいました。
到着が少し遅くなったので、幕営が終わると真っ暗でした。
夕食は済ませてきたので、持参のワインなどで寛ぎタイムです^^
こういった場所で出会う方たちとは、自然に会話が弾み、楽しいひと時です。
自販のビール、ココでは¥400。自販機があるだけでも嬉しいです。
でも、7:30の消灯と共に販売中止になり、機械の電気も消えると、ランタンの灯りだけになりました。

【 便が島の駐車場 ( 車中泊・テント泊専用は、一人¥500) 】

この先からは小屋泊なので、テントは車に置いてゆきます。

つづく(=^v^=)

  人気ブログランキングへ
クリックで応援してネ♪


 

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夏のオリオン座 ☆

2010-08-26 | 日本百名山を目指して

     

     「 久し振りに 会えたね 」


夜明け前
グラデーション美しい
東の空に舞い立つ
冬の星座、オリオン

【 南アルプス・光小屋より 8月25日 4:06am 】 



     


やがて
スクリーンに浮かび上がるような富士山
後方に ほぼ満月のお月様が輝き
足元には 雲海の絨毯

そんな朝を迎えることが出来ました^^

【 富士とオリオン 】 オリオン座(右上)は、全部入りきりませんでした…



山から、ただいま(=^・^=)
比較的難しいと言われている2つの山(南アの聖岳と光岳)を目指す、5日間の縦走が出来るかどうか? 
今回は腰痛があるので不安でしたが、痛み止めを飲みながら、なんとか登ることが出来ました。

オリオン座の写真は、縦走の最終日(昨日)の朝写したものです。
山では3時頃起きてしまうので、夜明け前から山の風景を楽しむことができます^^
星を写したことは初めてで…、写そうと思ったことさえなく、どうやったら写るのか?暗くて手元が見えない中、
手探りで設定(適当に)を試しながら頑張るも、実際の美しさとはかけ離れ残念ですが、本当に綺麗でした。

昨日はお風呂。。。5日振りでした(*=ノω=)コショッ
久し振りだったので、洗顔は4回、髪とボディーは、2回ずつ洗いました
こ、これで。。。やっと。。。くさくありません

今日はお天気が良く、最高のお洗濯日和で嬉しかったです♪
もう。。。本当に凄い洗濯物の山で・・・
でも、午前中には全部片付きました!!い~い匂いって、幸せ~♪(笑

という具合で、暫く山篭りをした後は、水、お風呂、石鹸、良い香り(笑)etc… の有り難味を実感します。
もちろん、山での感動が大きいので、大好きなお山に入ったら贅沢は申しません…。ホント!(笑

山小屋では、朝食も夕食も4時半と早く、消灯は、19:30 または、20:00です。
なので、昨夜は疲れもあって、9時に寝てしまいました。
次回から山行日記を書きたいと思います(=^v^=)

     
     オマケ♪ 【 その、ほぼ満月^^ 】
     

  人気ブログランキングへ
クリックで応援してネ♪


 


コメント (14)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

登山!

2010-08-19 | 日本百名山を目指して
 
   


明日から登山に行くことにしました^^
昨日決めたので、準備は今からですが、警察に提出する 『 登山届 』 は作成完了しました。
普通なら4日で行けそうな行程ですが。。。腰痛で歩けるかどうか?不安なので、少し余裕を持った日程にしました。
昨年までならば、連日、1日に10時間以上の山道も大丈夫でしたが、今回は小刻みに
(*=ノω=)コショッ 今年はトレーニングもウォーキングも全然してないし… (*=ノω=)コショコショ また太ったしナ…
でも、ちょうどよい所に小屋がない場合は、そこまで歩くしかないのですねー。
テントや食糧なんて、もう絶対に担げませんし。。。

ある登山ガイドブックは、山の難易度を、初級、中級、上級、ベテラン、の4段階に分けてあり、日本百名山の中で、
ベテランと書かれている山は、全部で8座あります。
非常にゆっくりペースで百名山を目指しているのですが、残っている百名山 ( あと47もある ) の中で、ベテランの山は、
あと3座です。今回は、そのうちの2座に登りたいと思っています^^
山は逃げませんが・・・自分は歳もとるので`;:゛;`;・(゜ε゜ )ブッ!!  ぜんぶ登れるかしら?(*=ノω=)コショッ

今回の道のりは小屋と小屋が離れているので、もし無理だったら諦めて途中で下山するつもりです(=^v^=)

【 写真は五竜岳より 2009年 】

  人気ブログランキングへ
クリックで応援してネ♪


 


コメント (14)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

百名山の…No.53 鹿島槍岳

2009-10-15 | 日本百名山を目指して
   鹿島槍ガ岳 ( かしまやりがたけ ) 2890m ☆ 2009.10.12 登頂

   

   鹿島槍は私の大好きな山である。〈中略)
   北槍と南槍の両峰がキッとせり上がっていて、
   その二つをつなぐ、やや傾いた吊尾根、
   その品のいい美しさは見あきることがない。
   【 深田 久弥 】


   
   

今年のうちに、是非登りたいと思っていた鹿島槍に登って来ました。
10月中旬といえば、もう山小屋は空いていて、紅葉から、ひょっとしたら雪まで楽しめるので大好きなのです。
ところが今年(鹿島槍は?)は混んでいて、登山口付近の駐車場がいっぱいで置けませんでした。
登山口から暫くは紅葉がとても綺麗でしたが、思ったより早く雪が見え始めました。


   

雪化粧が美しい、種池山荘付近


   

初雪の頃はアイゼンを持って行きませんが、思った以上に踏み固められていました。
滑って登れなかったり、下れなかったりで引き返される方や、転倒して骨折されてしまった方も…
場所によっては滑って転んだら永遠に下まで・・・という所もあるので緊張しました。


   

お天気は良かったので、また日焼けしてしまいました。鼻が黒い・・・


   
   

午後2時、宿泊する冷池山荘に到着しました。南側は雪が解けていました。
団体さんがいっぱい!この靴の数は、これでも宿泊客の約半分です。(反対側に靴入れがまだある)
お水はもちろん・・・「使用できません」と書かれています。この場合は凍るからです。
でも、顔を洗うための水1ℓのサービス券あり♪ かなり親切ですネ。とてもありがたかったです。
携帯の充電器がありました。ちょうど電池が切れたのでラッキー♪30分100円です。
で、充電したのですが・・・メールを3回ほど使って、朝になったらもう切れていました~


   

朝になりました。6時頃、ご来光を見る人たちです


   

冷池山荘は、両側が切り立った崖のような所の上に建っていました。


   

はい♪ この日も、まだ凍結した狭い登山道をつるつる滑りながら、登って来ました^^

快晴で、360度パノラマの世界です。
頂上は風も少なく、コーヒータイムに。ゆっくり1時間過ごしました。


   

そして、下山途中で出会ったのは☆・・・なるちゃんとそのお友達です^^
実はこれは偶然ではなく、日程が合わず、別々に出発したのです。
大体予想通りの場所で会うことができました。
なるちゃんたちは、これから冷池山荘に向かい、翌日てっぺんを目指します。
ココ(爺が岳山頂)で、せっかく会ったのだからと、またコーヒーを煎れてくれました。
情報交換をして、abi たちは下山途中の、2泊目の山小屋へ向かいました。


   
   

連休の後の静けさ。。。
宿泊客は8人。お部屋も二人で使わせてくれました。
冷えた体に、熱燗が最高です☆ 
こちらの小屋のスタッフの方たちも、とても親切で本当に楽しく過ごしました。
どちらの小屋も今月18日には小屋終いなので、徐々に冬を迎える準備が始まっていました。

これで、今年の登山は終了です。今年も私の登山シーズンが終わってしまいました。
今回の鹿島槍ガ岳で、北アルプスの百名山は全て踏破致しました(=^v^=)

鹿島槍岳に登ることができて有難うございました。abi



   

さて、下山後はいつものように麓の温泉で汗を流しました。今回は薬師の湯。
その後、安曇野を通る度に立ち寄る大王わさび園にも。
綺麗に栽培されているわさびと、美しい水を見るのが、清らかで大好きなのです。

    
ついでに、マツタケ入りの新そばを頂きました。天麩羅は、わさびの葉。

   
ついでに・・・わさびビールとわさびコロッケもね(=゜m゜=)プッ!

ヘムクンドがまた先送りになってしまいましたので、記事を1回で頑張りました☆
これらの写真が・・・1000枚以上の中から、この記事のために選んだ写真です(/∇≦*)

コメント (14)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

百名山の…No.52 五竜岳

2009-09-20 | 日本百名山を目指して
    五竜岳 ( ごりゅうだけ ) 2814m ☆ 2009.9.17 登頂  

   

   それこそ大地から生えたようにガッチリしていて、
   ビクとも動かないと言った感じである。それが五竜岳だ。
   【 深田久弥さんのお言葉より 】


   

今回の登山は、昨年、白馬大池山荘で偶然お会いしました、oli の友人のなるちゃんと、なるちゃんの知人、
ぼのクンとの4人で行くことになりました。
4日間かけて、五竜岳と鹿島槍の2山を登る予定だったのですが、お友達のお仕事の都合により
五竜岳だけを目指すことになりました。選んだ登山口は八方尾根です。
牛がいて、スキー場の景色とは別世界に見えます。
abi たち、リフトには乗りません。歩いて登るのです!
なぜなら、当日(前日の夜)駐車場に午前0時過ぎに到着、テントを張ったりして、abi は車中で仮眠して出発。
だから、朝が早すぎてリフトがまだ動いていないのです・・・
oli と二人の時は、こんな強行スケジュールは絶対しませんけれどネ。
車で寝たら腰が痛くなったので、もう二度と車では寝ない!と思っています(笑





八方池に着いたらモーニングコーヒーです♪ 若手(笑)の、ぼのクンが美味しく入れてくれました。
朝は快晴、途中でガスったり晴れたりの繰り返しでした。
霧が発生したおかげで久し振りのブロッケン現象を見られましたが、太陽がすでに高いので位置がよくありません。
そして♪ 雷鳥もノコノコあるいていました^^ 男の子です。


  

駐車場を出発してから10時間後に宿泊の小屋が見えてきました♪
夕食のメニューはカレーライス。スコッチエッグが乗っかっていて、ちょっぴりお洒落です。
山小屋では、カレーとトン汁の組み合わせが珍しくありません(笑
そして、コレは珍しい!バイキング形式のサラダとフルーツがありました。

4人で席について食事をしていると、お隣の席に3名様が。そして・・・
「 oli さんじゃないですか?」
えーーー!!ビックリです!
2年前の鳳凰山の山小屋でお会いした、THE 3名様~♪だったのです。
コタツでお話しましたよね?と、憶えていてくださいました。
山での再会って、abi にとっては初めてのことで、その偶然がとても楽しく、話が弾みました。

飲んで盛り上がっているうちに夜も更けて、abi たちは10人部屋を4人でゆっくり休むことができました。
山小屋の夜が更ける・・・って、ちょっと驚きの時間帯です。
五竜山荘は消灯が9時、山小屋としては遅い方ですが、皆さん7時か8時には寝てしまいます。
abi はいつものように、暫く ipod で音楽を楽しみながら眠りにつきました。


  

そして翌日。朝食後に急いでご来光を見に小屋の外へ出て、その後は・・・
鎖場の続く岩場を、絶壁を下に見ながら登って行きます。
五竜を目指すのには滑落事故現場も多いので、本当に危険な場所ではカメラをザックにしまって、
両手をあけて慎重に登ります。
お花やお線香などを手向けてあるのを見掛けることもあり、まだ新しいお花を見ると気が引き締まる思いです。




そして頂上に着きました♪全員で記念写真を撮る時も、用意した紙を忘れずに^^
百名山の、52座目に選んだお山は五竜岳でした☆


  

小屋まで戻ると、山小屋の風物詩・・・屋根の上に並べて干されたお布団が。
お花は秋のチングルマ。今年も会うことができました。
小屋からは、ひたすら下山です。


 

帰りはリフトの時間に間に合ったので良かった♪(なるちゃん撮影)
何故か・・・岩登りより怖かったリフト。しがみついています(=゜m゜=)プッ!
下山後は安曇野でお風呂に入って食事をしました。

五竜岳に登ることができて有難うございました(=^v^=)abi

コメント (14)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

百名山の…No.51 塩見岳

2009-09-08 | 日本百名山を目指して
  塩見岳 ( しおみだけ ) 3052m ☆ 2009.8.30 登頂 

  

   山伏峠の上に立って、そこから眼の前に 中俣を距てて仰ぎみた塩見岳のすばらしい姿に、
   旅人は暫くは息を飲む思いをしたであろう。
実際、この峠からの塩見岳は天下一品である。
   【日本百名山を登る】 (昭文社)より抜粋

   『久しぶりの百名山日誌で、書き方を忘れてしまい、前回と、この↑部分が重複してしましました』



   

5:30、三伏小屋を出発
朝陽の射す森の道を歩いて行きます。。。テクテク。。。


   

この日、予約してある山小屋には8時前に着き、チェックインを済ませました。
連係プレイで、見る見る間にたくさんの寝具が屋根の上に干されてゆきます。
後方に見えている山が目指している塩見岳です。随分近くになりました^^


   

途中、危険な岩場があり、カメラをザックにしまって両手をあけて三点確保で進みます。
黄色いペンキの印のある方へ行けば大丈夫^^


   


   

さあ、雲の中へ♪


   

急な岩場を登ると稜線に出たので、カメラを取り出して、oli が歩いてゆくところを撮りました。わかるかニャ?


   

岩場ばかりのようですが、高山植物も咲いています。白いお花はトウヤクリンドウ。


   

三角点発見!(手前)
着いた~!!と思ったら。。。
ココは、西峰で、奥にぼんやり見ている ( 実際はそびえている ) 『 東峰 』 が塩見岳の最高点です。


   

で、出たっ!!∵ゞ(≧ε≦; )ブッ! 
『 塩見岳東峰 』 に着きました♪
空は晴れているのですが、雲が多くなってきて、太陽も出たり隠れたり。



   

寒くはなかったので、暫くのんびりと山頂を楽しんだら、来た道を戻ります。
雲がわいてきて、abi の好きな眺めです。


   
             

少々緊張する岩場を下りたら、お楽しみのお弁当です♪美味しいお弁当でした^^

あまり早く小屋についても、退屈だと思い、ゆっくり戻ったのですが、小屋に着いたのは12時前でした。
予測すると、本日の宿泊者は団体20名さま確実、山で出会って、この小屋に宿泊すると思われる方が20名以上。
ココは水もないし。。。お天気も崩れそうで、せっかくの展望は期待できないし・・・とにかく狭いのです。
体力と相談して、思い切って昨日の小屋まで下りましょう!と決定!
キャンセル料は一人2000円ですが、目に見えているごった返しは避けたいところです。


   

ということで、前日の三伏小屋まで頑張って歩き、3時半頃着きました。
休憩も含めてですが、10時間歩いたことになります。
でも、戻って良かった~♪
ひろ~い小屋に。。。宿泊者は。。。THE 3名様~♪ THE 3名様~♪ THE 3名様~♪(=゜m゜=)プッ!
前日は土曜日ということもあり、多かったのですが、みなさん上の小屋に移動されたり、下山されたようです。
上の小屋は、きっと50名様くらいかも~。
お部屋は 『 ライチョウ 』 と書かれた、10人部屋くらいのお部屋を二人で使わせて頂きました。
素敵な森が見える窓があります。
さっそく。。。山で迎えるお誕生日のために持ってきた、頂いたワインと、焼き菓子で記念撮影をしました。
夕食の時、ワインの持ち込みしちゃった。3人だけだからいいよ、って^^
お料理も美味しくて、静かな山奥の幸せな誕生日でした。


   

連日雨の予報だったので覚悟していましたが、最終日に2時間ぐらい降られただけで、助かりました。
お花は雨に濡れるフジバカマ。


   

森を抜けると雨が上がっていました(=^v^=)
帰りに松川で温泉に入って帰りました。お風呂は。。。3日振り(*=ノω=)コショッ


        塩見岳に登ることができて 有難うございました abi

コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

南ア・塩見岳に登ろう!

2009-09-06 | 日本百名山を目指して


   

山伏峠の上に立って、そこから眼の前に 中俣を距てて仰ぎみた塩見岳のすばらしい姿に、
旅人は暫くは息を飲む思いをしたであろう。
実際、この峠からの塩見岳は天下一品である。
【日本百名山を登る】 (昭文社)より抜粋させて頂きました


南アルプスの中央部にある 『 塩見岳 』 に登って参りました。
こちらが深田久弥さん語る、山伏峠の上に立って見た 『 塩見岳 』 です。 写真下手だけど・・・
( 撮影は、2009.8.30 ご来光を拝んだ後です )
この後、あのてっぺんまで登ってココに戻って来ましたが、午後はガスっていて展望がありませんでした。



   

29日の朝、車で家を出発。松川I.C で降りて大鹿村へ向かいました。
登山道へ続く道が、トンネル工事のため通行止めだったので、かなり戻って別のルートから入りました。
駐車場に車を停めて歩き出すと、フジバカマが群生していて、すっかり秋らしい風景でした。
時間のロスも忘れて山に来た喜びでいっぱいでした♪




美しい森を渡って。。。
黄色いお花は、マルバタケブキです。
鹿による被害を防ぐため、木にはテープが巻かれていました。





写真を撮りながらゆっくり登っても、3時間かからずにこの日のお宿、三伏小屋に到着しました。
宿泊の大部屋はこんな感じ。もう混んでいないので伸び伸びできます。
誰もいなかったので、まずは寝転がってストレッチをしました^^
山小屋用の服 ( abi は上下共モ○ベルのフリースで寝ます ) に着替えたら、まずはベンチでビールを♪ 
冷蔵庫には入っていないので、山とは言え泡がいっぱいたちました。ロング缶1本800円、山のお値段です。
お気付きかも知れませんが・・・
一応気候ごとに装備を変えていますが、同じ季節は同じ服装なんですね~
なので。。。どの山でも同じ格好なの(/∇≦*)
時々、日本百名山付近の山小屋に出没するので、もし見かけられましたらお声をかけて下さいね^^
合言葉は。。。何にしよう? 山。。。風。。。?∵ゞ(≧ε≦; )ブッ!




さて、楽しみな夕食は?天麩羅とお蕎麦がとても美味しかったです。カボチャが甘い♪
右はテント場の様子です。もう空いています。まわりにはお花がたくさん咲いていました。
この日は持参した紙パックの赤ワインを飲んで。。。消灯は。。。7:30です(=゜m゜=)プッ!
7:30になったら、私語はもちろん、物音もたてません。abi は眠れないのでミュージックを聴きます♪
ちなみに朝食は 4:30です。起床は4時。急いでご飯を食べてから、後でお化粧を・・・
と思ったら、するの忘れてました∵ゞ(≧ε≦; )ブッ!
日除けのためのファンデーションしかつけないので、時々忘れますけど、気づいたら少しショック!
でも。。。取り出すのも面倒なので一日中すっぴんです。日に焼けて後悔するのは毎度。
山では石鹸で顔を洗えないこともよくあることなので、メイクはしない方が便利ですけどね。





山小屋のお庭に咲いていた高山植物

次回は。。。塩見岳山頂です
   少しの間、インド旅行記はお休みさせて頂きますネ(=^v^=)

コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

百名山の…No.50 妙高山

2008-10-25 | 日本百名山を目指して
☆ 妙高山 ( みょうこうざん ) 2454m ☆ 2008.10.14 登頂





その間にコケモモやガンコウランの種類が
毛譚のように敷き詰められているから、
山上の庭園のような趣がある

《 日本百名山を登る・昭文社より抜粋 》

【 写真は、黒沢池と妙高山です。左下にK小屋が見えます 】





前日は火打山に登り、高谷池ヒュッテに宿泊しました。
ヒュッテで、中華飯の朝食を済ませ、出発してから、約1時間で、K小屋に着きます。
此処から妙高山に登って来て、K小屋に戻る事になります。
妙高山は結構きつい山なので、その日に下るのが無理そうだったら、ココに泊まる予定でした。
でも、小屋の人が怒りっぽい人で、何があったのか、中には怒鳴られている男性も…。
挨拶をしても、顔を見るだけでそっぽを向くので、空気が重いよぉ。。。
泊まる気が失せて、頑張ってその日に下山しました






いい人に出会うと、心も晴れ晴れとして楽しくなりますが、逆の場合は気持ちが沈みます。
でも、色んな人がいるんだし、忘れて、忘れて。
美しい山を見ましょう♪ 気持ちよく歩きましょう♪

気を取り直して険しい山道を歩いている時に、昨年、鳳凰山でお会いした山岳ガイドの、
Yさんのことを思い出していました。Yさんは、
「みんな、来たくて来ているんだ。」
と仰っていました。例えばご高齢の方だったり、体力のない人も、誰でも、
来たいから自分で歩いて、ココまで来ているのだということです。
一般的に、山をなめるなといわれます。それはその通りだと思いますが、
山小屋で叱られている、単独の(主に高齢者)方をよく見かけます。
危険が伴うことなので、場合によってはそれもわかる気がしますけれど…
K小屋の場合は、それとは全く別のお話です(←全然忘れてないらしい(=゜m゜=)プッ!)
改めて、Yさんは素敵なガイドさんだと尊敬しました。
みんな、それぞれに山を楽しみたいのですから




妙高山のほぼ全貌が見えて来ました。
ごつごつした急登の岩場が多く、ロープを使う場所も何箇所かあって、
カメラはザックに閉まっておかないと登れませんでした。



  

わ~い!!頂上です♪
今年の目標だった、50座になりました。これで、やっと百名山の半分です^^
この先、何個の百名山を登る事ができるかは分かりませんし、100座の完登はないかも?ですが、
行きたい山を見つけながらゆっくり登りたいと思います。
その中で、自分の大好きな山が決まってくるような気がします。





さて、山小屋泊を避けて(笑)その日のうちに下山、笹ヶ峰の駐車場に着いたのが3:30頃です。
山でお会いしたご婦人が、登山の前日に、赤倉温泉に泊まったら、とっても親切で良かったと
教えて下さったので、急遽泊まれる旅館を探しました。
三軒の観光案内所をハシゴして、赤倉温泉に着いたのが17時でしたが、探して下さいました。
助かった~♪ 赤倉温泉の方たちは本当に親切な方ばかりで、8時間歩いた甲斐がありました。





温泉も気持ちが良いし、こんな時はお部屋食も有り難いです。

 ココでも、岩の原ワイン^^

 ホテルのお部屋から見えるご来光です


              「 妙高山に登る事ができて有難うございました 」 abi


 陽子しゃんのパックンポーチ  ありがとうございました、陽子しゃん♪ 

人気ブログランキングへ
クリックで応援してネ(=^・^=)


コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

百名山の…No.49 火打山

2008-10-21 | 日本百名山を目指して
☆ 火打山 ( ひうちやま ) 2462m ☆ 2008.10.13 登頂





しかしよく見ると火打山は立派な山である
《 日本百名山を登る・昭文社より抜粋 》

【 写真は 『 天狗の庭 』 (2125m) で撮影しました 】

左が火打山の頂上です。
紅葉は、既に殆ど終わっていました。




  

10月13日、体育の日は快晴。
抜けるように青い空の下、美しい紅葉の世界に酔いしれながら、火打山を目指します。
自宅出発は午前 3:30。abi は 3:15 に起きて ( 睡眠時間2時間でした ) 車の中に移動し、
車でまた寝て…起きたら妙高高原I.Cを出るところでした。hehe…
途中のコンビニで朝食の分と、昼食の分、おやつとハーフボトルのワインを買いました。



  

この山小屋 ( 高谷池ヒュッテ ) に宿泊します。
今回は時間がなくて予約を入れていません。山小屋で宿泊者を断る事は、命取りに繋がるので
いっぱいでも泊めてくれると聞いています。予約ナシは心配でしたが向かいました。
当日の早朝は連絡先に掛けても出てくれないし、山に入ってしまうと電波が届かないので
仕方がありませんでした。
到着したのは12時です。混んでいるようですが、受付を済ませることが出来ました^^



  

お部屋に案内して頂いて、余分な荷物を降ろして、ココからまた頂上を目指します。
abi たちの場所は、二段ベッドの上でした。ココに4人がお布団を並べて寝ます。
窓の外の眺めは絵葉書のようです。





小屋を出発して山へ向かう時、振り返ると、湿原との風景が素敵でした。




天狗の庭 ( 一枚目の写真の場所 ) を通り過ぎたあたりから、雲が多くなりました。
太陽も隠れる事が多くなってしまって寒いです。


  

霜柱が融けた登山道は、グッチャリ!
つるつるしていて、転びそうになるので、足にも力が入って余分な筋肉痛になります。


  

わ~い♪頂上です!!
長かったにゃあ。。。疲れたよ~。。。
突然太陽もお顔を出して、青空を見せてくれました ( 右の写真ネ! )
ちなみに、この紙ですが、今回も頂上でご一緒になった方たちにお貸しする事に(笑


  陽が沈み、美しい月夜です

夕食はカレーとハヤシライス。セルフで、両方頂くことも出来ます。
ただし、残してはいけません、とのことでした。
ご飯と掛ける物だけでしたが、美味しかったです^^
混んでいたので、abi たちは2回目の6時からで、呼ばれるのを待っていました。




待っている間も。。。新潟の 『 岩の原ワイン 』 をお庭で頂きながら。。。
売店でも売っていました♪ 赤が美味しかったです。

          
P.S.ココの小屋では、トイレットペーパーを、捨てられません。
そのような小屋はとても多く、備え付けの箱に入れるのですが、
ココでは、ビニール袋を備え付けてあって、お持ち帰りでした(笑
男性の方たちは・・・抵抗があったようです(=゜m゜=)プッ!
でも、そのように決まっていれば、必ずみんなが守るので、処理する事が出来ない
山小屋ではいいことですね。ビニール袋は、一泊に付き一枚、と書かれていました。

              「 火打山に登る事ができて有難うございました 」 abi
人気ブログランキングへ
クリックで応援してネ(=^・^=)


コメント (14)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする