makalu山靴の音

日常生活で、山登りで見たことや感じたことを呟きます。

劔岳

2018-02-03 21:09:14 | 日記
四年前の3月末日、会社で仕事をしていると、机の上に置いたガラケーが震えた。道東にいるM君からのメールを受信した。

彼が出張で札幌に来たので、会いたいね、コールだった。

彼とは、18歳の時に、一年間同じ屋根の下で、同じ釜の飯を食った仲だった。



〈5月 別山 後方 劔岳〉


それ以降は、42年の間で彼に会ったのは、二度だった。

一度目は、昼飯を一緒に食べた。

二度目に会ったのが、その何年か後で、その際は立ち話をしただけだった。

だからこれまで会話をした時間は、延べで90分程だった。

それでも私たちは、その日の夕方に会うと、拓郎や陽水を一緒に聞いた昔に直ぐにかえった。

札幌駅前の居酒屋では、焼き鳥を摘まみながら酒を飲んだ。

彼の話を聞くと、彼はリタイア後には、趣味の山登りをするという。

私は、昔々に山登りを趣味にしていた。

そこで、私たちはその年に初めて、夏山を一緒に登る事にした。


彼は、劔岳が登りたいとも言った。

<黒部峡谷奥黒部ヒュッテC/S>