四年前の3月末日、会社で仕事をしていると、机の上に置いたガラケーが震えた。道東にいるM君からのメールを受信した。
彼が出張で札幌に来たので、会いたいね、コールだった。
彼とは、18歳の時に、一年間同じ屋根の下で、同じ釜の飯を食った仲だった。
〈5月 別山 後方 劔岳〉
それ以降は、42年の間で彼に会ったのは、二度だった。
一度目は、昼飯を一緒に食べた。
二度目に会ったのが、その何年か後で、その際は立ち話をしただけだった。
だからこれまで会話をした時間は、延べで90分程だった。
それでも私たちは、その日の夕方に会うと、拓郎や陽水を一緒に聞いた昔に直ぐにかえった。
札幌駅前の居酒屋では、焼き鳥を摘まみながら酒を飲んだ。
彼の話を聞くと、彼はリタイア後には、趣味の山登りをするという。
私は、昔々に山登りを趣味にしていた。
そこで、私たちはその年に初めて、夏山を一緒に登る事にした。
彼は、劔岳が登りたいとも言った。
<黒部峡谷奥黒部ヒュッテC/S>
彼が出張で札幌に来たので、会いたいね、コールだった。
彼とは、18歳の時に、一年間同じ屋根の下で、同じ釜の飯を食った仲だった。
〈5月 別山 後方 劔岳〉
それ以降は、42年の間で彼に会ったのは、二度だった。
一度目は、昼飯を一緒に食べた。
二度目に会ったのが、その何年か後で、その際は立ち話をしただけだった。
だからこれまで会話をした時間は、延べで90分程だった。
それでも私たちは、その日の夕方に会うと、拓郎や陽水を一緒に聞いた昔に直ぐにかえった。
札幌駅前の居酒屋では、焼き鳥を摘まみながら酒を飲んだ。
彼の話を聞くと、彼はリタイア後には、趣味の山登りをするという。
私は、昔々に山登りを趣味にしていた。
そこで、私たちはその年に初めて、夏山を一緒に登る事にした。
彼は、劔岳が登りたいとも言った。
<黒部峡谷奥黒部ヒュッテC/S>