内部統制,J-SOX,EA,SOA,CSR,ITガバナンス,
ITIL,BCP,SaaS,NGN,コンプライアンス,サービス
サイエンス,Web2.0・・・。
ITの世界は、相変わらず「賑やか」だ。過去、いろいろなコンセ
プトが生まれては消滅してきた。この四半世紀は、特にその感が強い。
「見える化」“Visibility”。いずれもここ数年でよく耳にするキー
ワードである。しかし、その本質は昔から変わらないと思う。
職務分掌や業務プロセスを「見える化」する。つまり「文書化」だ。
しかし、もちろん「文書化」が目的ではない。一時期ブームとなった
ISO9001もそうだが、「品質マニュアル」を発行することが、
各企業の目的になっていないだろうか。危険なのは「文書化」自体が
目的となってしまい、それをINPUTとする品質保証活動の遂行と
それを監査する活動が「形骸化」してしまうことだ。「製品の出来栄
え」は、現場の力に依存するしかない。しかし、その現場は事業責任
者からの一方的な「コストダウン」命令により慢性的に疲弊しており
閉塞感さえ漂う。
企業や団体が、新たなステージに移行するために現状の姿を再整理
することは重要なことだと思う。そのための「枠組み」は確かに必要
であろう。しかし、大事なのは「見える化」の後の「継続運用と定点
評価」、そして「改善のためのアクションとそのフォローアップ」で
ある。
企業や団体は、キーワードに踊らされてはいけない。例えば「J-
SOX」の本質を冷静に見極め、「法制度への対応」と受動的に対応
するのではなく、「新たなステージへ前進する」能動的な姿勢で取り
組んでいけばよいと思う。ただ、そう思えるのは、今まで「正々堂々」
と事業を地道に推進してきた企業に限られるはずだ。
しかし、それらの行動を支えるのは「人」である。「人」の本質は
簡単に変えられるものではない。社会の中で「人」がどのように形成
されるのか。そのインフラとプロセスの重要性に「本当に」気づき、
わたしたちは行動しているのだろうか・・・。
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サイエンス,Web2.0・・・。
ITの世界は、相変わらず「賑やか」だ。過去、いろいろなコンセ
プトが生まれては消滅してきた。この四半世紀は、特にその感が強い。
「見える化」“Visibility”。いずれもここ数年でよく耳にするキー
ワードである。しかし、その本質は昔から変わらないと思う。
職務分掌や業務プロセスを「見える化」する。つまり「文書化」だ。
しかし、もちろん「文書化」が目的ではない。一時期ブームとなった
ISO9001もそうだが、「品質マニュアル」を発行することが、
各企業の目的になっていないだろうか。危険なのは「文書化」自体が
目的となってしまい、それをINPUTとする品質保証活動の遂行と
それを監査する活動が「形骸化」してしまうことだ。「製品の出来栄
え」は、現場の力に依存するしかない。しかし、その現場は事業責任
者からの一方的な「コストダウン」命令により慢性的に疲弊しており
閉塞感さえ漂う。
企業や団体が、新たなステージに移行するために現状の姿を再整理
することは重要なことだと思う。そのための「枠組み」は確かに必要
であろう。しかし、大事なのは「見える化」の後の「継続運用と定点
評価」、そして「改善のためのアクションとそのフォローアップ」で
ある。
企業や団体は、キーワードに踊らされてはいけない。例えば「J-
SOX」の本質を冷静に見極め、「法制度への対応」と受動的に対応
するのではなく、「新たなステージへ前進する」能動的な姿勢で取り
組んでいけばよいと思う。ただ、そう思えるのは、今まで「正々堂々」
と事業を地道に推進してきた企業に限られるはずだ。
しかし、それらの行動を支えるのは「人」である。「人」の本質は
簡単に変えられるものではない。社会の中で「人」がどのように形成
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