【『都こんぶ』なのだ】
今回は『都こんぶ』です。ロング・セラーですね。ただしこの商品
については好き嫌いが分かれるところではないでしょうか。わたしも
幼少の頃は食べられませんでした。なんとなく、あの「うまみ味」が
なじめなかったのです。今ではもちろん大丈夫!
『都こんぶ』の横に小さく「中野」と書いてあるのをご存知ですか。
製造元ですね。中野物産株式会社です。『都こんぶ』の名は知ってい
ても、製造元の企業名はあまり知られていないのかもしれません。
京都生まれの創業者が丁稚奉公として働いた昆布問屋で、おやつに
昆布の切れ端が出されたそうです。その切れ端を食べながら「これに
味付けしたら売れるんちゃうか」・・・。まさにそれが『都こんぶ』
が生まれる原点だったのです。創業者は、そのアイディアを1931年の
創業時に形にしました。「都」というネーミングは、創業者の望郷の
思いがこめられているとのことです。
「お菓子=子供」という常識をくつがえし、当初から購買層を大人
にも広げたり、キヨスクをメインとした販売経路を選定したり、林家
三平氏やイーデス・ハンソンさんを起用した、当時では珍しいテレビ
CMによる広報などなど・・・。『都こんぶ』の販売活動は、マーケ
ティングのお手本になるような事例なのです。
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ひょえ~♪
びっくらしまくらちよのふじこちゃん。