【写真:西武vsオリックス戦から グッドウィルドーム 2007年05月02日17時55分撮影】
★この写真と記事内容は直接関係がありません。
2006年ペナントレースも交流戦が開始され、5月の戦いが終了
した。ここで、私の順位予想(→№ 508の記事参照)ならびに、4月
末の状況を振り返ってみよう。
■予想順位
1.福岡ソフトバンクホークス
2.千葉ロッテマリーンズ
3.北海道日本ハムファイターズ
4.西武ライオンズ
5.東北楽天ゴールデンイーグルス
6.オリックスバファローズ
■順位(2007.04.30時点)
勝差 5月
1.福岡ソフトバンクホークス 18勝11敗 1分 0.0 →
2.西武ライオンズ 16勝11敗 2分 1.0 ↓
3.千葉ロッテマリーンズ 14勝11敗 3分 2.0 ↑
4.北海道日本ハムファイターズ 12勝16敗 3分 5.5 ↑
5.オリックスバファローズ 11勝16敗 2分 6.0 →
6.東北楽天ゴールデン・イーグルス 11勝17敗 1分 6.5 →
5月31日終了時点の順位は以下の通りである。
■順位(2007.05.31時点)
勝差 6月
1.千葉ロッテマリーンズ 30勝17敗 4分 - ↑
2.福岡ソフトバンクホークス 31勝23敗 2分 2.5 ↓
3.北海道日本ハムファイターズ 27勝23敗 3分 4.5 ↑
4.東北楽天ゴールデン・イーグルス 25勝26敗 1分 7.0 →
5.西武ライオンズ 24勝26敗 2分 7.5 ↓
6.オリックスバファローズ 19勝31敗 3分 12.5 ↑
■解説
5月のGW連休明けから交流戦にかけて、6球団に明暗が分かれた。
マリーンズがやはりもてる投手力の厚さを発揮。やや抜けた感がある。
それに続く好調なチームが、ファイターズとイーグルスである。特に
ファイターズは、もっか交流戦6戦全勝。通算でも8連勝中である。
イーグルスも攻撃陣に粘りが出て5月30日に5割に到達、よい状態
である。バファローズも上旬のドロ沼から脱出した。いっぽう、大き
く順位を下げたのがライオンズだ。連休明けから攻撃陣が精彩を欠き
5月はなんと8勝15敗。まさに正念場である。6月も投手力を中心
としたディフェンスの安定したチームが上位をキープするであろう。
Marines
やはり投手陣が素晴らしい。今年は攻撃陣がこれにからみ、非常に
理想的な試合運びを続けている。小林宏、渡辺俊は期待通りの活躍だ
が、層を厚くしているのが成瀬である。安定した先発陣がゲームを作
り、藤田、薮田の中継ぎ陣が小林雅につなぐ。確立したパターンだ。
Hawks
交流戦に入り、少しチームに翳りが出ているものの、杉内と馬原が
安定しているので大きくは崩れないだろう。なんといっても大村・本
多の1・2番の出塁率の高さがチームの攻撃を勢いづけている。不安
要素なし。
Fighters
八木・金村とここに来て先発投手の離脱があいついでいるものの、
代わりに登板した投手が見事にカヴァーしている。これがこのチーム
の強みだ。攻撃陣も然り。誰かの不調を誰かが必ずカヴァーしている
ので、粘り強い試合運びが出来、これが勝利につながっている。
Golden Eagles
チームに勢いがついている。それだけではない。チームが闘う姿勢
になっている。もはや過去2年のイーグルスではない。エース岩隈の
離脱をものともせず、山村、田中が頑張っている。攻撃も「つながる」
打線だ。ここ一番の連打攻撃は現在12球団の中で1番であろう。
Lions
まったくもって元気がない。頑張っているように見えるのは涌井と
カブレラだけというきわめて寂しく危機的な状況である。確かにケガ
により離脱した選手が多いことも事実だが、それをカヴァーするのが
チームというもの。過去の「のれん」だけでチームは維持できない。
Buffaloes
4月下旬から5月上旬にかけて10連敗したものの、下旬に7連勝
し盛り返した。先発投手では川越、平野佳、そしてデイビーが頑張り
攻撃陣もこれに呼応する。特に1・2番を大西・村松に固定したこと
が攻撃陣の活性化につながっている。粘りも出てきた。
交流戦真っ只中である。今年は2連戦の変則日程が続くため、調子
のよいチームと悪いチームとの間で、大きな差が出そうな気配だ。
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