【SINGLE "PLEASE PLEASE ME c/w ASK ME WHY"】
"PLEASE PLEASE ME"(USでは"THE EARLY BEATLES ")に収録され
た、ジョンのソウルフルなナンバーである。1962年 6月 6日にEMI
で初めて行われたセッションでも録音されたが、発売されたテイクは
'PLEASE PLEASE ME'と同様、1962年11月26日にレコーディングされた
ものが採用されている。
この曲は「愛する人を手に入れた喜び」が歌われている。しかしな
がらその表現方法は、きわめて「ジョン」らしいといえる。例えば、
'That I know that I should never be blue'や、'I can't believe
it's happened to me'、'I can't conceive of anymore misery'など
に代表されるような「悲観的な言いまわし」が彼の特徴である。
この曲を愛するファンは少なくない
イントロの入り方やリードギターの甘いトーンは、彼らのセンスで
あろう。ボサノバ風のイントロ、グレッジ・デュオジェットの特徴で
ある「尖った」トーンを落とし、ジャズギターのようなフィーリング
でプレーするジョージ、印象的なベースラインの後に、「Ⅲm7」で
終わるしゃれたエンディング・・・。メロディラインも当時を考える
と、衝撃的に聴こえたのではないだろうか。普通の発想では思いつか
ない独特なラインである。ニューヨーク・フィルの指揮者、レナード
バーンスタイン氏がこの曲を絶賛したのもうなづける名曲である。
日本においてこの曲が、シングル('PLEASE PLEASE ME'のB面)と
してリリースされた頃は、まだ'I WANT TO HOLD YOUR HAND'(B面は
'THIS BOY')しか発表されていなかった。ビートルズが「ただのロッ
クンロール・バンドではない」ということを当時のファンは、この曲
を聴いて思ったのではないだろうか。
ギターの音色も優しい感じです。そうるさんご指摘のとおり、エンディングが変わっているというか、何かとってもお洒落な感じがする曲で、本当にビートルズなのかという印象を受けました。
この曲ってハンブルク時代から演奏されて
いるのですね。すごすぎます♪
そう言えばこの曲も「The Early Beatles」収録曲としてキャピトルコレクションで先日から輸入盤として発売されていますが、プレスミス騒動もあってまだ未購入ですね…。
まいどです♪
赤系って色褪せが激しいのですよね。
CAPITOL のほうですが
ファンクラブの通販で
USの輸入国内盤がEUの輸入国内盤に
変更されていました。