らば~そうる “IN MY LIFE”

旅、音楽、そしてスポーツのこと。過去、現在、そして未来のこと・・・「考えるブログ」。

2243.BABY IT'S YOU

2011-12-27 | 12.THE BEATLES
 ‘Baby It's You ’。ビートルズのファースト・アルバム“PLEASE
PLEASE ME ”に収録されたカヴァー・ナンバーで、オリジナルはシレ
ルズ。

 この頃のジョンは、「切ない男の気持ち」を歌わせたら右に出る者
がいないほど秀逸でした。‘Baby It's You ’もまさにそうで、聴け
ば聴くほど、味わい深い曲です。

 ジョンのソウルフルなヴォーカルを支える、バッキングのギターが
よい音です。ステレオで聴くとよりよくわかりますが、J-160Eの音が
左右の各チャネルから聞こえてきます。Rチャネルは生音のJ-160E、
Lチャネルはアンプを通した音のJ-160Eです。生音はジョンのプレイ
アンプを通した音はジョージのプレイのようです。

 間奏では、ジョージのDUO JET が鳴っています。表現するならば、
「ペンペン」としたサスティンのないゴツゴツした音です。なかなか
趣がある音なのですが、マーティン先生は「音が薄い」と思ったのか
レコードでは、チェレスタのオーヴァーダブが施されました。

 今回ご紹介する音源は“BBC ”で収録されたものです。間奏にチェ
レスタが無い、ジョージのDUO JET のみの演奏を十分に楽しむことが
できます。どうぞ。





 この音源はライヴ演奏であるため、フェードアウトではなく演奏を
ストップし曲を終了させています。さて、最後の音はいったい何なの
でしょうか。とても洒落た響きですね。ポールのベースは「G」音、
それにジョージが3弦・2弦・1弦のハイポジションで「D・A・F」
(いわゆるDmの構成)とダウンストロークしています。そうです。
「Dm/G」。表記してしまえば味気ないのですが、それにしても、
ジョージのコード選択のセンスのよさにただただ驚くばかりです。



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