ポールの十八番となった「物語風」のナンバー‘Maxwell's Silver
Hammer’。この曲はビートルズの事実上最終作となった“ABBEY ROAD”
に収録されました。
ビートルズと出会った当時は、まず「曲」から入り「詞」は後回し
でした。後に詞を味わうようになると・・・。ブラックですね。今回
ご紹介する映像が、そのブラックさを倍増させています。
Joanや学校の講師を「銀の金槌」で殴り倒し、被告席に立たされる
Maxwell(Edison) 。「彼(Maxwell )は無実」とコメントするRose
とVallerie。この後すぐに、ビートルズの解散訴訟をおこしたポール
のことを思うと、このくだりはなかなか含みがあります。それはさて
おき、この時期にこのような4人を登場させたナンバーを思いついた
ポールはどのようなことを思っていたのでしょうか。
Maxwell の行動は、当時のポールの深層心理を表出させたものなの
でしょうか。
すると、Joanはあの人のことだったのかな・・・?
それとも、あの人の彼女のことだったのかな・・・??
ポールの楽曲は好きです。どのような心境で「銀の金槌男」を創作
したのかはわかりません。しかし映像効果もあって(それはポールが
意図したものでないイメージかもしれません)なのか、ちょっとだけ
引いてしまいました。
↑If this article is quite good, will you please click?
Hammer’。この曲はビートルズの事実上最終作となった“ABBEY ROAD”
に収録されました。
ビートルズと出会った当時は、まず「曲」から入り「詞」は後回し
でした。後に詞を味わうようになると・・・。ブラックですね。今回
ご紹介する映像が、そのブラックさを倍増させています。
Joanや学校の講師を「銀の金槌」で殴り倒し、被告席に立たされる
Maxwell(Edison) 。「彼(Maxwell )は無実」とコメントするRose
とVallerie。この後すぐに、ビートルズの解散訴訟をおこしたポール
のことを思うと、このくだりはなかなか含みがあります。それはさて
おき、この時期にこのような4人を登場させたナンバーを思いついた
ポールはどのようなことを思っていたのでしょうか。
Maxwell の行動は、当時のポールの深層心理を表出させたものなの
でしょうか。
すると、Joanはあの人のことだったのかな・・・?
それとも、あの人の彼女のことだったのかな・・・??
ポールの楽曲は好きです。どのような心境で「銀の金槌男」を創作
したのかはわかりません。しかし映像効果もあって(それはポールが
意図したものでないイメージかもしれません)なのか、ちょっとだけ
引いてしまいました。
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おそらく昭和50年代の前半、NHK-FMあたりのエアチェックだったと思います。
つまりLP購入以前に知った曲であり、当時は歌詞の意味を知らなかったのですね。
ポールがちょっとおどけて歌う、ほのぼのイメージの曲だったのです……
そんなわけで数年後にLP「アビー・ロード」(国旗帯)を購入した際に、
歌詞対訳を読んでうわぁ~なんだこりゃ状態になってしまったものです。
(そんなファンも少なくなかったかも知れません。)
ジョンとジョージはこの曲を
「アルバム(“ABBEY ROAD”)の中でいちばん嫌い」
とコメントしていたそうです。
どのような観点で「嫌い」だったのでしょうか。
この頃、ジョンはおよそアンリアルな事象には嫌気がさしていたのではないでしょうか?
またジョージについても、歌詞が哲学的思惟にのめり込む傾向を良しとする雰囲気でした。
そこへこの曲をやろうとポールが言ったものですから、ジョンやジョージが
「えっっ!? こんな曲をビートルズが取り上げるのかよ、マジかオイ??」と
その頃に思った可能性は有るのかな、なんて思ったりします。
ジョージの考え方はわからないのですが
ジョンは、交通事故から復帰しスタジオに訪れ
‘Maxwell's~’をレコーディングする際に
「また、ポールのおばあちゃん向きの曲かよ」
とコメントし、参加しなかったと聞きます。
‘Ob-la-di Ob-la-da’の時と類似していますね。