【SINGLE 「白いサンゴ礁 c/w 涙のオルガン」】
イントロのオルガンの音を聴けば、リアルタイムの方々は「あっ、
あの曲!」とピンとくるほど、その音はインパクトのある音でした。
「白いサンゴ礁」は、ズー・ニー・ヴーが1969年 4月にリリースした
2番目のシングルのB面の曲でした。・・・「でした」というのは、
冒頭の画像が示すように、この曲がヒットしたために再発盤でA面と
B面が逆転したからです。
秀逸なのはヴァースAの展開です。[(4小節×2)×2]の構成
となっていますが、最初の4小節のコード進行が「F」→「F7」→
「B♭」→「F」であるのに対し、次の4小節のコード進行は「F」
→「Am」→「G→B♭」→「F」と展開しています。
(※「 」で1小節の単位を示す)
何を言っているのかと言いますと、2小節めの音の使い方(出し入
れ・変化)が、実に巧みなのです。ヴァースAでは平行して“tutt・
tu~”というコーラスがつけられていますが、この進行を辿っていく
と最初の4小節が「F」→「E♭」→「D」→「C」であるのに対し
次の4小節では「F」→「E」→「D」→「C」と展開しています。
この2小節めの「E♭」と「E」の使い分けこそ、この曲のイメージ
を決定づける大きなポイントとなっていると思うのです。
ヴァースBの“tuttu・tuttu・tuttu・tuttu”とリズミカルにつけ
られているコーラスはビートルズの‘Girl’を想起させてくれますね。
南の島の映像が似合う、魅力的な曲です。
「青い珊瑚礁」(松田聖子さん)
・・・後年、松田聖子さんが「青い珊瑚礁」をリリースしました。
白でも青でも、珊瑚礁のある海って、素敵だと思います。
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地味だけど良い曲に恵まれてました。。。
尾崎紀代彦さんですね。
声量があり、歌唱力がある方だと思いました。
「また逢う日まで」のオリジナルが
ズー・ニー・ヴーだということで
どのようなつながりだったのかな?
と興味がつきません。