【写真:ふるっぷ温泉 2003年10月13日13時48分撮影】
★この記事は2003年10月13日の記録です。
フンベ海岸温泉からニセコを方面へ向かうにあたり、ふるっぷ温泉
に寄るか、はたまた黄金温泉に寄るか、少し迷った次第である。旅に
おいては、時間にあまり束縛されたくないのであるが、その日の夜に
札幌で「とある約束」があったため、ルート上やや遠回りになる黄金
温泉を今回は泣く泣く諦めたわけである。
このように、結果的に訪れた『ふるっぷ温泉』であるが、「いや~
失礼しました。」とてもよい施設であった。
登別から道道2号線に入り、オロフレ峠、洞爺湖を経由し国道 230
号線を北上した。途中、後方羊蹄山や尻別岳を車中より見ながら喜茂
別町へ向う。この日の後方羊蹄山は、今迄見た中でいちばんきれいに
見えた。
後方羊蹄山 →Click
趣のある「仮設浴場」
目的の「仮設浴場」は、町内公園の中にあるらしい。やはり初めは
場所がよくわからず、公園の駐車場に車を停め、うろうろしていたの
だが、公園内を歩いているうちに、仮設プレハブの建物を発見した。
入口でお金を払うと同時に「受付表」らしきものにチェックした。
「町内」「町外」ごとに番号が印刷されており、数字を○で囲んでい
く。私は「町外」の6に○をつけた。つまり、その日町外(地元では
ないという意くらいか)で6番目の利用者ということだ。このような
システムは初めてである。
浴室は清潔感があった。きれいすぎてややもの足りなさを感じたが
湯にはどっこい、主張を感じた。仮設浴場とて、甘く見てはいけない。
湯の色は少し珍しい色だ。もっとも浴槽の色が薄い緑色なため、やや
もすると幻惑されるのだが、無色でやや白く濁ったお湯が掛け流しに
なっていた。特徴のある匂いは、あまり感じられなかったが、土類系
の食塩泉であろう。味見するとほんのり塩気を感じると同時に、やや
苦味を感じた。日曜の14時。家族連れが多く、浴槽は元気な男の子
2人のプールと化していた。
湯上りの休憩コーナには牛乳の自動販売機が設置されていた。メグ
ミルク(¥100)を飲んだのは言うまでもない。
「もう少し、まったりとお湯に浸かりたかったなあ。」
【喜茂別町】ふるっぷ温泉
■泉質 :土類を含む塩化物泉か。
■泉温 :49℃
■湧出量 :不明(少量ではあるが掛け流し)
■pH :不明
■湯の特徴:・Ca系の苦味、そんなにしょっぱくない。
・無色だが少し白濁
・つるつる感なし
■料金 :¥200
まいど~♪
「オホーツク牛乳」なかったス。>塩別つるつる温泉
>ミルク(¥100)を飲んだのは言うまでもない。
ここ、できた当初は、あの定評の高い黒松内の「風薫る牛乳」置いてたんですよ。
めぐ雪印じゃつまらんです。
そうでした(^^)
以前、別の場で本件投稿したときにも
同じ指摘をされていましたっけ。
詳細までじっくり読んでいただき感謝です♪
さっそく原文を修正いたしました。
「ふるっぷ」。
北海道はアイヌ語をもとにした地名が
多数存在し興味があります。
「ふるっぷ」は
それとは異なる「響き」のように
思えるのですが、いかがでしょうか。
最近語源に興味があります(^^;
「県内・県外」じゃなくて「町内・町外」じゃなかったっけ?
なんでも源泉はだんだん湯温が下がってきているそうでちょっと心配です。