【写真:道道 909号の「定番の撮影地点」(現・道道 106号) 1990年07月16日撮影】
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1990年 7月中旬、14日~22日に社会人になって初めて北海道を訪れ
た。懐かしい風景との再会である。6年ぶりの北海道だ・・・。
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札幌市にある北海道庁旧本庁舎。「赤レンガ」である。建物は1888
年に建築、威風堂々とした外観だ。私の旅は「人の集まる場所に近寄
らない」というスタイルなのであるが、当時は「大通公園」「時計台」
等、市街地を訪れていたようである。その後、次第に自然の奥深くへ
入るようになり、危うく遭難しかけたこともある。
北海道庁旧本庁舎(1990年 7月16日)
またまたオロロン・ラインをひたすら北上。当時はほとんど無名で
あった豊富町の大規模草地へ。お気に入りの登り坂ダート。現在では
舗装され、こぎれいになっている。
豊富町大規模草地付近のダートにて(1990年 7月16日)
「北」には、なにか人を引き寄せる求心力があるのかもしれない。
またやってきた宗谷岬。私にとって「旅の終着点と出発点」だ。
※1984年の画像と比較すると、「日本最北端の地」の記念碑が造り
かえられているのが確認できる。
富良野を経て、屈斜路湖から早朝に摩周湖へ。しかし、一面の霧で
視界ゼロ。そこで一度その地を離れ、野付半島へ。トドワラの荒涼と
した風景に、暫し呆然とする。
トドワラ(1990年 7月19日)
納沙布岬を経由し、翌日の午前に再び摩周湖へ。行程など何も無い
「無計画の旅」の真骨頂である。
摩周湖(1990年 7月20日)
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このあと、いろいろな事情のため、3年間「北」と会えなくなって
しまった。1990年当時は、まだ温泉との出会いは無かったのだが
さて、1993年にはどうなることやら。
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