らば~そうる “IN MY LIFE”

旅、音楽、そしてスポーツのこと。過去、現在、そして未来のこと・・・「考えるブログ」。

1994.TWO OF US

2011-04-22 | 12.THE BEATLES
 ‘Two Of Us ’。ビートルズ現役時代のラストアルバム(リリース
順)“LET IT BE ”の冒頭を飾る、アコースティックなナンバーです。

 「終わりの始まり」が感じられるようになったこの時期、ポールは
“HOME”をテーマとした曲(‘Get Back’‘Golden Slumbers ’など)
を多く書くようになりました。‘Two Of Us ’もそのうちの一曲です。

 エプスタイン氏の死後、ビートルズを立て直すために一所懸命動い
たポール。しかし、その精力的な活動も空しい結果に終わろうとして
います。この曲も、ジョンに向けたメッセージだったのでしょうか。
エンディングのポールのつぶやき“You'd better believe it, good-
bye ”に何か意味深長なものを感じます。

 その昔。ビートルズには「家」がありました。そこには、みんなが
一同に会し一緒に何かを創造していく絆がありました。時代が過ぎ、
その絆は表面的には薄らいでいってしまいました。強いチームには、
そのような「家」のような雰囲気があります。その「家」が崩壊し、
一人ひとりがバラバラになり孤独感や疎外感に支配されるとき・・・。
個人は何を思うのでしょうか。古くて新しいテーマですね。

 

↑If this article is quite good, will you please click?

Comment    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 1993.東京・八重洲のスケッチ | TOP | 1995.田中好子さんをしのぶ »
最新の画像もっと見る

post a comment

Recent Entries | 12.THE BEATLES