【「ゆけ!ゆけ!川口浩!!」】
「この後われわれは、さらに衝撃的な映像を目のあたりにすること
になる」。1970年代の後半から1980年代の前半にかけて、お茶の間で
このナレーションにかたずを飲んだ方もおられるだろう。人類未踏の
秘境を勇ましく突き進んでいく「川口浩探検隊」である。
水曜スペシャルに川口浩が最初に登場したのが1977年。「死の八甲
田の謎!! 映画も明かせなかったその真相」である。この時はまだ
探検隊は編成されていなかった。翌年。「20世紀の奇跡を見た!!
ミンダナオ島・人跡未踏の密林に石器民族は1000年前の姿そのま
まに実在した!」(いや~、長いね。どうも)にて、遂に「川口浩探
検隊」が結成されたのである。
川口浩探検隊の活躍ぶりは嘉門達夫の「ゆけ!ゆけ!川口浩!!」
の通り。洞窟だろうが、底なし沼だろうが、ヘビであろうが、ピラニ
アだろうが、縦横無尽、天下無敵、獅子奮迅、阿鼻叫喚の雄姿をブラ
ウン管を通して魅せてくれたのである。
そんな探検隊も1982年になると、さすがに「ネタ」が尽きてきた。
そう。ぎょうぎょうしい「タイトル」に対する結末が、期待はずれに
なってくるのである。なんとも言えぬグダグダな結末に、「いったい
これはどういうことなんだ」と消化不良の気分のまま、画面には次回
予告が映し出されてくるのだ。
「あれっ・・・?」
そう、「やらせ」なのである。しかし現在問題となっている企画と
は異なり、逃げ道がある分、ほのぼのした「やらせ」だと思う。
嘉門達夫の歌にも大笑いしました。まさにタイムリーソングでした。カラオケで歌ったこともありますねぇ。
私もこの記事書いてましたので、TBさせていただきました。
はなからウソだってわかっているのに、きまじめにホントのように振る舞って笑いをとる。すばらしかったですねぇ。
>嘉門達夫の歌にも大笑いしました。
いいですねえ。
近々、特集(?)を組んでみます。
日ハム勝利、おめでとうございます。
『木曜スペシャル』のUFOシリーズも
矢追さん無しでは語れません。
元日本テレビ・ディレクター。
火星の人面岩、キャトル・ミューティレイション
MIB、MJ12など。
秘密事項をどんどん公にしちゃうんですから♪