【写真：ＪＲ稚内駅前 2010年08月02日21時46分撮影】
８月２日に稚内市を訪れました。夏場といえども、さすがに夜とも
なるとその熱気が落ち着く感があります。もう15年ほどこの地を毎年
訪れていますが、ＪＲ稚内駅周辺は変化が見られます。
今年訪れて一番驚いたことは、駅前のロータリーに新たに商業施設
が建設されたことと、西條デパートの建屋がすっかりと取り壊され、
空き地になっていたことです。2002年、あの忌まわしい大火災がこの
地を襲いましたが、それ以来再開発が進んでいるようです。
西條デパートの跡地
駅の中に入ってみました。「日本最北端の駅」。この風情は相変わ
らず、旅人をひきつけるものがありますね。
ＪＲ稚内駅改札口
稚内の「宿」としては、最近ドーミーイン稚内さんにお世話になっ
ています。ドーミーさんとは、2002年の札幌での仕事の際、狸小路の
拠点で利用させていただいて以来のお付き合いになります。それまで
稚内では宗谷岬で「野営」に近いことをしていましたので・・・。
食事は「天勝」さんを利用していましたが、2002年の事件で、あの
ようなことになってしまった（一時復活するもパブ的なお店に鞍替え
してしまいました）ため、「竹ちゃん」さんを利用しています。
竹ちゃん
こちらの「寿司握り専門」のオヤジさんが味のある方でいろいろな
ことを教えていただけます。こっそりとサービスもしてくれますし。
毎年お会いするのが楽しみです。
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昨年の夏、駅舎とロータリーの工事をしていたんですが
ついに新しいのができたんですね。
ガラス部分が多くて、外光をたくさん取り入れることのできる
明るい作りになってますね。
「ＪＲ稚内駅周辺の変化」なんですが、
栄えていた稚内駅前(山側)や利礼航路の乗り場へとつ続く道、
かつての中心街南稚内地区は年を追うごとに閑散化し
変わって駅の裏側(港側)そして、稚内～南稚内間の
国道沿いへと人の集まるところがシフトしつつありますね。
泥臭い雑然とした賑わいは少なくなり、
きれいで整然とした閑散が、
街の空虚さを加速化させているような気がします。
あの2002年の大火災以来
昔の面影が薄れつつありますね。
画像の建物のウラに駅舎がありますが
なんだか趣が変わってしまいました。
さいはての駅・・・。