【SINGLE 「世界は二人のために c/w 愛は哀しく」】
今日、『ブルー・ニッカン』の芸能面を某駅で読んでいたところ
「佐良直美 27年ぶり歌手復帰」の記事が大きく掲載されていま
した。11月24日に「いのちの木陰」を発売する予定とのことです。
「三年前に作詞家の山川啓介氏と再会したこと」が復帰のきっかけ
となったとその記事の中で紹介されていました。
佐良さんは、1967年に「世界は二人のために」で歌手デビュー。
同曲は、 120万枚のレコード・セールスを記録し、同年第9回日本
レコード大賞の新人賞を受賞と同時にNHK紅白歌合戦に初出場を
果たします。この曲、確か高校野球開会式の入場行進曲に採用され
たのですよね。微かに記憶しています。1969年には「いいじゃない
の幸せならば」で第11回日本レコード大賞を受賞。女性歌手として
日本レコード大賞の新人賞・大賞を両方受賞するのは、1969年当時
史上初の快挙でした。どちらも素晴らしい曲ですが、子ども心には
「世界は二人のために」のほうが好きでしたね。なんといっても、
キーが「G♭」でしたし。
佐良さんはその後、テレビドラマやバラエティー番組への出演、
テレビ番組の司会など、多方面で活躍されました。しかし、1980年
前後からスキャンダルとともに次第に芸能活動から遠ざかっていき
ました。今思えば、佐良さんは「バラドル」のハシリだったのかも
しれません。当時、ドリフターズの『8時だヨ! 全員集合』にも
よく出演され、コントの場面で「おらっちの村ではよぉ~」の定番
ギャグもかましていましたっけ。いい味出していました。
とかく、高齢になると声域、声量が衰える歌手が多い中で、佐良
さんは多少声が太くなったものの、40数年前さながらの声域と声量
を保っているといいます。新曲の「いのちの木陰」も楽しみですが
機会があれば「世界は二人のために」を聴かせてください。オリジ
ナル・キー「G♭」で歌っていただければ、うれしさ倍増ですね。
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