【写真:大阪ドームⅡ 2005年04月16日12時26分撮影】
ご覧の通り「ドーム球場with人工芝」である。天候に左右されず、
野球以外のイベントにも多目的に利用できる等「ドーム球場with人工
芝」は興行的に「天井なし球場with天然芝」よりも運営しやすいので
あろう。プロ野球の興行としては数少なくなっている「天井なし球場
with天然芝」が復活して欲しいとも思うが、この点については、別の
時に触れてみたい。
個性が大事だよ
球場は個性があるほうがよい。MLBの球場は、各々個性がある。
大阪ドームはどうだろうか。まず、両翼ポール付近のファールゾーン
が狭いことが目立つ。ライン際の微妙な飛球を追いかけていく外野手
は、ある種の恐怖感を覚えないだろうか。また、経験したことである
が、このゾーンに打球が飛んでいくと、観客の座席位置によっては、
死角になってしまうのである。具体的には、三塁側内野席上段で観戦
している場合、左翼側の当該ゾーンに打球が飛ぶと、左翼手のプレー
が死角になる。
次に、外野の3段フェンスである。実際は一番下のフェンスがいわ
ゆる「フェンス」であるが、2段めのフェンスに本塁打の打球が当り
フィールドに跳ね返ってしまうシーンをよく見かける。本塁打は、や
はりスタンド・インし観客が直接ボールに触れ手にすることで「らし
い」と思うのだが、いかがだろうか。
とはいえ「だからどうしろ」ということではない。ライト・ブルー
のフェンスと座席とともに、これも大阪ドームの個性なのである。
おわり
札幌の場合、寒いからドームでも仕方ないんだけど、天井が開いたらさぞ気持ちよかろうと思わないでもないです。
だけど、西武球場のような、蒸し風呂一部お外はときに厳しいだろうなぁ。