【ALBUM “OLDIES”】
ビートルズの公式録音曲は 213曲です。このブログをお読みいただ
いている方の中でこの 213曲をすべて聴いた方も多いかと思いますが
その順序はまさに「十人十色」でしょう。
わたしはビートルズの解散直後にビートルズを知り、彼らの楽曲を
レコードで聴きました。最初に聴いたのは『赤盤』の‘Love Me Do’
です。その後、ほぼイギリス編集盤のアルバムを購入しながら聴いて
いきました。例外的にアメリカ編集盤の“MAGICAL MYSTERY TOUR”と
“HEY JUDE”は購入しました。ただし、輸入盤ではなく国内盤です。
従って、いちばん最後に残った曲は次の曲です。ちなみにまだ“PAST
MASTERS ”が発売される前の時代のハナシです。
BAD BOY
I'LL GET YOU
I'M DOWN
THE INNER LIGHT
KOMM, GIB MIR DEINE HAND
LONG TALL SALLY
MATCH BOX
SHE'S A WOMAN
SIE LEIBT DICH
SLOW DOWN
THANK YOU GIRL
THIS BOY
YES IT IS
YOU KNOW MY NAME(LOOK UP THE NUMBER)
それと、“YELLOW SUBMARINE”というアルバムは購入意欲がわかず
以下の曲も最後に残りました。
ALL TOGETHER NOW
HEY BULLDOG
IT'S ALL TOO MUCH
ONLY A NORTHERN SONG
“PAST MASTERS”や“YELLOW SUBMARINE SONGTRACK”が発売される
までは、友人からシングルやアルバムを借りて「テープ」に収録して
いました。
しかし「これですべてではない」のですね。213 曲が単なる 213曲
ではないのです。ヴァージョン違いがこれほど数多くあるアーティス
トは珍しいでしょう。「アルバムとシングル」「ステレオとモノラル」
「UK盤とUS盤」など・・・。さらにここ20年もの間にわたり、
「CD」によるリミックス・ヴァージョンのリリースやデジタル・リ
マスタリング盤も発売されてきていますから、もうすごいことになっ
ています。
現在も彼らの音源をできる限り収集していますが、「シングル盤の
モノラル」音源だけはいまだコレクション・ライブラリにありません。
まだまだ、やることがたくさんありそうです。
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80年代ですから四半世紀以上前になるのですが、、、
NHK-FMで大滝詠一氏がDJを数週間やっていた番組でエルビス、ビートルズの「ステレオ(擬似ステレオを含む)とモノラル」の音源の違いをやっていました。
その際、ビートルズ”PAPERBACK WRITER”の「ステレオとモノラル」の比較を取り上げてました。その部分放送されたステレオミックスではリードギターがリレー処理されていてツインリードぽく処理されていて「おやっ?」と真剣に聞きました。偶然にカセットでエアチェックしてたので録音されたものを何度も聞きなおしたのですがやはり自分がかって聞いたことのないリミックスヴァージョンでした。(当時自分は赤盤のステレオヴァージョンしか聞いたことがありませんでした)
かなりエコーが深めでしたので間違いなくUS盤だと思いましたが当時”PAPERBACK WRITER”を含むUS盤を所有してなかったので「いつか買ってフルで聞いてみよう」とそのままに。。
予想ではアルバム"HEY JUDE"か"ROCK'n'ROLL"のいずれかに収められているヴァージョンだと思いますがCD盤がリリースされていない現在、未だにフルで聞くことが出来てないヴァージョンのひとつです。
ビートルズに限らず大滝詠一氏、山下達郎氏の番組は非常にレアな音源をこそっとオンエアするので新たな発見があります。
らば~そうるさんクラスなら「そんなの聞いた事あるよ。アルバム○○○○に収められてます」って話題かもしれませんね。
("ROCK'n'ROLL"かな?当時マーティンが収められた殆どの曲をこそっとリミックスし直したらしいし。。)
大滝さん、ずいぶんと「コア」な部分を取り扱われていたのですね♪
聴いてみたかったです。その番組。
それで。
>らば~そうるさんクラスなら「そんなの聞いた事あるよ。アルバム○○○○に収められてます」って話題かもしれませんね。
いえいえ。
まだまだ聴いていないヴァージョンがたくさんあります。
たんに知識として仕入れただけではなく、それを自分の耳で確認し
そして自分の考えを人に伝えた上で共有して初めて実感がわいてくるのです。
またまた貴重な情報ありがとうございます。
これからもいろいろな情報をご伝授ください。
>たんに知識として仕入れただけではなく、それを自分の耳で確認し
>そして自分の考えを人に伝えた上で共有して初めて実感がわいてくるのです。
確かに仰る通りです。
213曲全て音リミック源を持ってると自負してたのですが“PAST
MASTERS ”を購入して新たな発見がありました。"I CALL YOUR NAME"のステレオヴァージョンは出だしのジョンのヴォーカルがシングルだったのです。
それまでは国内盤4曲コンパクトの音源が一般的なステレオヴァージョンだと思いこんでました。この発見で「アナログ時代の国内盤って一部UK盤(国内盤ではオディオン)とうたってあるLP&コンパクトでも音源の元はUS盤(キャピタル)なのでは?(その逆も!)」という自分の推測が確信にかわりました。
例えば"PLEASE PLEASE ME"(ステレオ!これがビートルズ・ってやつです)はエコーが強いですし何故か"MISERY"と"THERE'S A PLACE"は擬似ステレオです。(自分はオディオン盤のLPですが後日再発されたUK盤ジャケットと同じアップル盤ものも同じでした)これは「来日当時UK盤マスターからではなくUS編集盤"The Early Beatles"からマスターを取り、抜けてる曲を擬似ステレオでカバーした」と推測されます。
逆のケースは、、、『レアリティーズ Vol.2』("Rarities") を購入してUK盤リミックスと国内盤イエスタデイ・アンド・トゥデイの"I'm Only Sleeping"とリミックスが同じである事に気づきました。
という事は国内盤LPイエスタデイ・アンド・トゥデイはUS盤と同じ内容であるがUK盤リボルバーと他の曲を加えて国内盤が出来ていると推測されます。
自分は未だUS盤"I'm Only Sleeping"リミックスを所有してないということです。
うーん、奥が深い。。。
らば~そうるさん、これからも色々ご教示下さい。自分は未だ知らない事が多すぎます。
60年代~青盤までの国内盤アナログLP、コンパクトの音源を源にしてる(再発LPを含む)は単純にUK、US盤で区分け出来ないという事です。青盤までと推測したのはUK青盤(国内盤)=US青盤でないという事実からです。
コメントを読み
さっそく自宅にあった“HEY JUDE”(国内盤)を
聴いてみました。
「よく聴く内容」のものでした♪
現在US盤の復刻CDがリリースされ
“RUBBER SOUL”までたどり着きました。
この後“YESTERDAY AND TODAY”“REVOLVER”を
続けて復刻していただけないかな~
と首を長くして待っています。
『ステレオ!これがビートルズ』はわたしも所有しています。
「擬似ステレオ!」とのことで
ナガオカの針を取替え、例の2曲を聴き直してみました。
・・・わたしの所有しているのは
「通常のカラオケ分離のようなもの」でした。
これもいくつかの編集盤が出回っているのでしょうか?
ジャケが国内盤オリジナルで帯に『ステレオ!これがビートルズvol.1』オディオン盤のLP
UK盤"PLEASE PLEASE ME”と曲順異
2.68年アップル移行後再発
ジャケが国内盤オリジナルで帯に『ステレオ!これがビートルズvol.1』アップル盤のLP
UK盤"PLEASE PLEASE ME”と曲順異
3.70年代前半の再々発
ジャケ"PLEASE PLEASE ME”帯に副題『ステレオ!これがビートルズvol.1』のアップル盤のLP
UK盤"PLEASE PLEASE ME”と曲順同
4.70年代末?の再再々発
ジャケ"PLEASE PLEASE ME”帯に副題『ステレオ!これがビートルズvol.1』のオディオン盤のLP
UK盤"PLEASE PLEASE ME”と曲順同
『ステレオ!これがビートルズ』関係で存在を知っているのはこれまでです。1と3は擬似ステレオでした。でも1から4の間にあるかもしれません。
2と4を含むそれ以降の国内盤は実際聞いたことありません。
わたしが所有している「それ」は
国内盤「アップルAP-8675」です。
東芝EMIから発売され2,200円でした。
少なくとも1975年~1977年の間に購入しました。
‘Please Please Me’で始まり
‘P.S.I Love You’でお開きになっています♪
この「ヴァージョン」は
上記でいうところの「2」なのでしょうか?
(確かUK盤、US盤、JP盤を同時に連番でシリーズ化した)
(推論ですが)
アップルになってUKからマスターが送られ曲順を66年盤に合わせた?
ビートルズのシリーズ化で66年の元音源からUK盤に曲順を合わせた?
国内盤でもこんな混乱が起こっていたのでしょうね。確か3を含めたこのシリーズ化でUK、US、JP盤に加え各国のリリース盤が乱発してたし。。。
CD化で音源を統一しようとした意図はこういった各国の混乱を正す目的が多々あったのでしょう。
・・・ということですと
『ステレオ~!』の“WITH THE BEATLES”版も
いろいろなヴァージョンがありそうですね♪