【CLAVIOLINE】
‘Baby You're A Rich Man’は、ビートルズのアルバム“MAGICAL
MYSTERY TOUR”に収録されました。この曲は、Aメロとサビがガラリ
と変化する曲ですが、元はジョンの‘One Of The Beautiful People ’
とポールの‘Baby You're A Rich Man’という未完成状態であった2
曲が合体したものです。直前に発表された‘A Day In The Life ’と
同じような手法です。
サウンド面では、まるで中近東の管楽器のように聴こえる「クラビ
オライン」が全面に展開されているのが特徴で、ジョンによるプレイ
です。ところで、クラビオラインとはどのような楽器なのでしょうか。
ひと言でいえば現代のシンセサイザーのような鍵盤楽器で、単音しか
出せません。しかし、この曲で確認できるように、非常に細かい「音
のゆらぎ」効果を出すことことができます。
ある日ジョンがスタジオに入ると、この新しい「オモチャ」を発見
し、すっかり夢中になり新曲に使用することになったといいます。
歌詞の面では、ブライアン・エプスタインを皮肉った歌だという説
もあるようですが、いかがでしょうか。ジョンとポールは、この曲に
ついて以下のようにコメントしています。
ジョン:
ビューティフル・ピープル(ヒッピー)っての流行ってただろ?
そいつらの仲間入りをしたら、どんな気分なのかなって思ってさ。
ポール:
ジョンと一緒に歌詞を作ったのを覚えているよ。“Turned to a
natural E ”っていう歌詞は“Turned to a naturally ”の簡単
なダジャレさ。
J&Pのコメントからは、エプスタインについて言及はありません。
「マネージャーを皮肉った」というよりも、ヒッピー文化を皮肉った
といえるのかもしれません。エプスタインを皮肉ったという説の由来
は、”Baby you're a rich man too”という歌詞が“Baby you're a
rich fag Jew”と聞こえる(日本語訳表記は自粛します)ところから
来たものです。‘Strawberry Fields Forever ’の“I Burried Paul”
と同様ですね。
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ジョージの『電子音楽の世界』は1969年 5月にリリースされましたね。
1970年代のロックシーンで
シンセサイザーはポピュラーになりましたが
1969年当時はフィード・バックやエコー、テープ・エフェクトとともに
電子音楽をメインにしたアルバムは
数少なかったかと記憶しています。
A面とB面各1曲(マーシー壁の下で・超時間,超空間)
という構成も斬新でした。
>らば~そうるさん、様々な音作りにチャレ
ンジしておられますね。
このように表現していただけるとありがたいです。
実態は、学生の頃お金がなくてありものでやりくり
していただけなんです。他にも・・・
・カウベル→缶コーヒー
・タンバリン→幼稚園で使用していた革がついているやつ
などなど。
Electronic Sound をムーグシンセでレコー
ディングしたのは、1968年の末から69年の2月
まで。
その2ヵ月後にアビーロードのレコーディング
が始まったのでした。
アビーロードにシンセを入れたのは、ジョー
ジの功績とか。
こう考えると、Electronic Sound はアビー
ロードのさきがけですね。
らば~そうるさん、様々な音作りにチャレ
ンジしておられますね。
ムーグが出たのはこの前後でしたっけ?
ジョージがアルバムを出しましたよね。
残念ながらクラビオラインは持っていません。
その音をチャルメラ風の楽器で代用し
無謀にもこの曲をコピーしようとして撃沈しました。
大正琴をシタールの代用にしたときは
もっと悲惨な戦いになりました♪
今はシンセサイザーも過去のものなのでしょうか。
この写真・・・もしかしてらば~そうるさん、お持ちだとか。