らば~そうる “IN MY LIFE”

旅、音楽、そしてスポーツのこと。過去、現在、そして未来のこと・・・「考えるブログ」。

331.プロ野球ペナントレース(パリーグ・プレーオフ展望)

2006-10-02 | 23.Baseball
【SEIBUドームのマウンドから】
 ★この写真と記事内容は直接関係がありません。

 2006年ペナントレースも、レギュラー・シーズンが終了した。
第4コーナーでの「3強」の混戦の中、「1位通過」を獲得したのは
北海道日本ハムファイターズであった。ペナントレース開始前のわた
しの順位予想(→№ 140の記事参照)と最終結果をここで掲載しよう。
ファイターズ・ファンの皆様にはお詫びしなければならないのだが、
投手陣のこれほどの充実ぶりを予想することができなかった。森本・
田中賢の成長等、野手陣ももちろん素晴らしいのだが、やはりチーム
防御率を見れば、いかに投手陣がチームを牽引してきたかが伺える。

 全体的には、マリーンズの凋落はある程度想定内。バファローズは
もう少しやってくれるかと期待していたが、残念な結果に終わった。

■予想順位(ペナントレース開始前)

 1.西武ライオンズ        
 2.千葉ロッテマリーンズ      
 3.福岡ソフトバンクホークス
 4.オリックスバファローズ
 5.北海道日本ハムファイターズ
 6.東北楽天ゴールデン・イーグルス

■順位(2006.10.01 レギュラーシーズン終了)

                          勝率 勝差
 1.北海道日本ハムファイターズ   82勝54敗   .603   -
 2.西武ライオンズ         80勝54敗 2分 .597  1.0
 3.福岡ソフトバンクホークス    75勝56敗 5分 .573  4.5 
 4.千葉ロッテマリーンズ      65勝70敗 1分 .481 16.5
 5.オリックスバファローズ     52勝81敗 3分 .391 28.5
 6.東北楽天ゴールデン・イーグルス 47勝85敗 4分 .356 33.0

■プレーオフ展望

 9月も「流れ」を切らなかったファイターズが1位通過を果たした。
投手陣が継続的に安定し、クリーン・アップが打ちまくった。特に、
セギノールの復調により攻撃力にさらなる厚みが増したことが大きい。

 ライオンズは野手陣に怪我人が続出し、大型連敗は無かったものの
大きく連勝できなかったことがファイターズとの差になった感がある。
また、ホークスについては、まったく信じられない。最終コーナーで
まさかの6連敗。いったい何があったのだろうか。

 ともあれ。ライオンズとホークスは、ほぼ1週間のインターバルで
第1ステージをインボイス西武ドームで戦う。またファイターズは、
その勝者と約2週間のインターバルの後、第2ステージを札幌ドーム
で戦う。

 プレーオフ制度が採用されてから今年で3年目。その是非について
いろいろと意見がある。過去2年はいずれも「2位通過」が勝ち抜け
たが、今年はどうなるのだろう。ルール改正による「1位通過チーム
に対する1勝のアドバンテージ提供」がどのように作用するのだろう
か。インターバル後の1位通過チームの戦い方に変化が見られるのか。
大いに注目してみたい。

帰って来た若獅子たち ~Lions~

 8月の中島・栗山、9月の片岡・細川・赤田と今年成長の著しかっ
た若手と中堅の野手がケガで離脱した。このことがラストスパートに
影響が出たことは、言い訳がましいが否定できないと思う。しかし、
楽しみなことがある。それはこれらの離脱した選手がプレーオフまで
に復帰できることである。中島が終盤戦に復帰し、赤田も軽症、片岡
が公式戦最終戦で出場した。さらには栗山・細川もプレーオフに間に
合う見込みだ。これは心強いことだし、期待もできる。

 こうして振り返ってみると離脱した野手は、打線の「つなぎ」に不
可欠なプレイヤーばかりだ。復帰は大きい。特に細川の復帰は投手陣
に「安心感」を呼び起こすことになるとみる。

 松坂の右手首の状態が心配だ。9月19日ホークス戦でズレータの
打球を受けたものだ。案の定、9月26日負けられないマリーンズ戦
での調子は、本来の彼のものとは程遠かった。もちろん、彼は絶対に
言い訳はしない。しかし、そうとう悔しいはずだ。大事な場面で一本
出なかった野手陣も然りである。従って、この「悔しさ」をチームが
一丸となってプレーオフで晴らしてくれるものと信じている。

Comments (6)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 330.SIMON & GARFUNKEL \'TH... | TOP | 332.TOCHIGI OPEN \'98 の... »
最新の画像もっと見る

6 Comments

コメント日が  古い順  |   新しい順
想定外ですよ (ごんぞう)
2006-10-02 21:46:08
うひゃひゃはははは。ハムが1位通過だなんて、誰も予想してませんよ。ファンだって「無理」って思ってましたから。



野球ってのはナニが起こるかわかんないものですねぇ。



日ハムは、小笠原と稲葉に大きなケガがなかったのが幸いでした。それと、八木の加入が最大のびっつら。まさかこんなに活躍するなんて。



第1ステージはどっちが勝ちますかねぇ。勢いの差からいくと、西武有利ですね。



第1戦は松坂と斉藤和の投げ合い。この試合を制した方が、ほぼ勝ち抜きでしょう。



ハムファンは高みの見物です。
返信する
もろもろ (さらぽわ)
2006-10-02 22:47:24
to:ごんぞうさん



まず。金村くんは「こういう時だから」

頑張ってほしい。応援していますよ♪

わたしも過去に似たような経験があるから

彼の気持ちはよくわかる気がします。

その状況で仲間に謝罪するのってなかなか

たいへんなことだと思います。

でも、彼は正々堂々と謝罪しました。

後は「行動・振る舞い」で最善を尽くすのみ。



さて、ガッツ2冠達成おめでとうございます。

以下の数字、何だかわかりますか?



小笠原    (F): 2

カブレラ   (L): 3

松中     (H): 6

里崎     (M): 9

中村    (Bs): ?

フェルナンデス(E): 3

-------------

中島     (L):13

ズレータ   (H):13



そうです。今シーズンの死球の数です。

ガッツは少ない。中島はメチャ多い。

中島はガッツを見習ってほしいです。

そうでないと彼はただのブンブン丸で

終わってしまいます。



松坂vs斉藤和。

ライオンズの打者がカズミの低めを

どう処理するのか。

これで第1ステージが決定します。

あと

大村がコンパクトにセンター返しをします。

川がタタキつけて内野安打します。

柴原が三遊間を抜きます。

松中も爆発します。

間違いなくズレータはインボイスで打ちます。

ホルベルト・カブレラも渋く落とします。

伏兵本多が左中間へ好打します。

本間が意外性を発揮します。

的場が粘ってつなぎます。

・・・

というわけで

わたしは、「死んだふり」のホークスが

王監督の後押しで勝ち抜ける気がしていますよ。
返信する
そりゃ (ごんぞう)
2006-10-02 23:13:47
いくらなんでも、自虐的過ぎやんか。



西武の、中島>カブ>和田>おかわりって続くクリーンナップは、えげつなさ抜群ですよ。中島や和田ってのは、どうしてあんなにねちっこいかねぇ。たまには、スカッと三振しなさいよ。と言いたい。



絶不調の松中率いるホークス打線。1週間では回復していないと思いますけど。
返信する
ファンは常に不安なもの (さらぽわ)
2006-10-04 00:24:04
to:ごんぞうさん



・・・ちょっと、ごんぞうさんの

マネをしすぎちゃったかな~♪



でもね。

LがHに負ける時って

こういう展開なんですよ。

(ご覧になっていないかと思いますけど。)



んなもん、もちろん「本意」なわけ

ないじゃないですか。ファンだもん♪

ごんぞうさんもそうでしょ。

返信する
読み過ぎ (ごんぞう)
2006-10-05 02:48:30
なんちゅうかねぇ、深読みですよ。



プレーオフは2位チームが勝ち上がりますよ。過去の例で立証してますからね。



バンクはダメでしょ。結局城島の穴を埋められませんでした、チャンチャンってなもんで。



西武があがってくるのが怖いですよ。
返信する
貧打 (さらぽわ)
2006-10-05 23:29:25
to:ごんぞうさん



>西武があがってくるのが怖いですよ。



紅白戦、ぜんぜん振れていません♪

斉藤を攻略するには弱いスイングの方が

よいのですけれど・・・。秘策。
返信する

post a comment

Recent Entries | 23.Baseball