【写真:湯の山峠からの眺望 2005年10月21日14時43分撮影】
★この記事は2004年09月22日の記録です。
引き続き、瀬戸瀬~浦島~湯の山峠エリアの林道の紹介である。
東は国道 242号線、西は道道1070号線、南は国道39号線そして北は
国道 333号線に囲まれた「留辺蕊エリア」は北海道で林道を十二分に
満喫できるエリアのひとつである。今回は、新規開拓だ。走りなれた
上武利林道、シケレベツ林道にバリエーションをプラスする目論見で
ある。
留辺蕊の林道に入る前に詠める
るべしべの山深く入り百八つの枝葉の道に踏みぞ迷うな
セトセ温泉ホテルを南下すると道道 493号線がダートに。ここは、
1993年以来の通行であるが、さほど路面に変化は無いようだった。鹿
2頭と出会い林の峠を越え浦島に出た。左へいけば、舗装されている
道道 592号線を経由し生田原市街へ。ここは右折する。ほどなく土の
ダートとなり、分岐に。どうやら右は上武峠へ出るようだ。左の「ウ
ラシマナイ林道」へ向かう。間もなく1台の車両とすれ違った。少し
安心してさらに奥へ。判断に迷う分岐に数箇所出くわすが、林道名を
記した看板があるので、確認しつつ進む。「ウラシマナイ上の沢線」
との分岐を左折すると、「大山林道」である。
「大山林道」は、交通量がさすがに少ないようで、若干インディ・
ジョーンズの世界を楽しめる。やがて林道は、T字路の広場へ。「生
田原本流林道」に出る。左折すると屏風岩を経由し、国道 242号線の
清里へ出る。ここは右折。急にガレがひどくなり、赤土・砕石が飛び
出してくる。急カーブ、超ブラインドコーナーの続出である。難所を
越えるとT字路の広場へ。見たことのある風景である。「上武利林道」
に出たようだ。この広場ですこし外の空気を吸ったが、T字路の真ん
中にたち「し~ん」とした周りの中、突然風が吹きクマザサが「カサ
カサ」と音をたてると、「クマっ」と思わずビビってしまうのである。
そんな場所であった。
さて、今回の「留辺蕊エリア新規開拓」もこれで終了だ。T字路を
左折すると、どこへ出るのかまるっとお見通しだ。わくわく感が減少
する。しかし気を引き締めてスタート。「旭峠」改め「湯の山峠」へ。
ここを左折し「18号線林道」で温根湯へ向かってもよかったが、塩別
つるつる温泉へ直行すべく、右折し「シケレベツ林道」を駆使し国道
39号線大和へ向かったのである。
おわり
【北海道】瀬戸瀬~浦島~湯の山峠エリア
■走行日 :2004年09月22日
13:30~16:30
■天候 :雨
■気温 :13℃
■ひとこと:来年は鍋山左・右林道にチャレンジ
もちろん林道は雪に埋もれていることでしょう。
あ~、オンロード、オフロード、とにかく疾走したいです。
まいど♪
「北」の道はほんとうに魅力的ですね。
ただ、疾走するだけで大感動~ものです。