【写真:支笏湖より風不死岳方面を望む 2003年10月13日08時13分撮影】
★この記事は2004年09月20日の記録です。
☆掲載写真は走行日のものではありません。
☆掲載写真は走行日のものではありません。
1990年の7月。社会人になって初めてマイカーで北海道に上陸した。
朝7時ごろ、苫小牧港近くのセブンイレブンで必需品を調達する。
「さてこれからどうしようか。」
まずは、支笏湖を目指そうということで、高丘から国道 276号線へ
進入する。この国道は、このあたりでは「樽前国道」と呼ばれている。
朝もやの中、緑の中を直線に延びるこの道に、新鮮なオドロキを感じ
たものである。時速60Kmくらいでゆったり走行。後ろから次から次へ
と車が追い抜いて行く。どこまでもストレート。やがて、国道両側の
木々の上に青い空が。北海道の大陸的な自然に接した瞬間である。
先日、この国道を通り支笏湖に向かった。台風の影響で、無残にも
倒木の群れが・・・。あらためて自分の目で現実を確認する。「樽前
国道」は平地の中を走っているものと思っていたが、実は、やや高い
ところを通っている箇所があり、西側を見るとやや低地になっている。
風をまともに受けたのであろうか。
丸山から支笏湖岸に出る。ここはもう国道 453号線である。初めて
訪れた1984年の頃はまだ「有料道路」だった。湖畔に駐車スペースが
ありそこで朝食。風不死岳,樽前山そして恵庭岳。美しい山々が見下
ろす湖面は、あいかわらずおだやかであった。その手前、苫小牧市と
千歳市境界付近にお気に入りの「白樺林」があったが、景観がすっか
り変わってしまっていた。
変わってほしくない場所がまたひとつ、消えてしまった。
【苫小牧市】国道276号線(高丘から支笏湖へ)
■走行日 :2004年09月20日
07時30分~08時30分
■天候 :くもり
■気温 :14℃
■ひとこと:倒木。変わりはてた景観。自然の脅威。
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