【写真:ショートケーキ 2006年12月23日00時09分撮影】
"SWEETS"がブームである。わたしはどちらかと言えば「食」に関し
ては無関心なほうである。「お店が・・・」、「ブランドが・・・」
「価格が・・・」。あまりこだわらない。食べたものがおいしければ
それでよい。
そんな無頓着なわたしであるが、クリスマスが近づいてくると必ず
「買い物」をする。「クリスマスケーキ」。そうなのだ。今年もまた
クリスマスがやって来る。「クリスマスケーキ」とはいっても、あの
「どっか~ん」とした代物ではなく、小粒なショートケーキやチーズ
ケーキなのである。
なんでも、日本では『5大洋菓子』というのがあるらしい。それは
ショートケーキ、モンブラン、シュークリーム、チーズケーキ、そし
てプリンだ。まさに定番。あの『不二家』がクリスマスケーキを発売
したのが1910年、1913年にはすぐさま、ショートケーキを販売する。
いっぽう、自由が丘『モンブラン』の創業が1933年、『モロゾフ』の
カスタードプリンは1962年に登場した。「プリン」はこの頃、家庭で
作ることで親しまれた。『ハウス食品』の「プリンミクス」と格闘し
たかたは多いかと思う。1970年になると、チーズケーキが流行する。
その時はスフレタイプが主流であった。『グリコ乳業』の「プッチン
プリン」はこの頃だ。その後、1980年代のパティシエによるフランス
菓子ブームを経て、1990年代には、ティラミスに代表される"SWEETS"
ブーム時代が到来した。ベルギーワッフル、カヌレ、パンナコッタ、
ナタデココ、そしてクレームブリュレ・・・。際限がない。
そんな中で、この『5大洋菓子』は、もはや「洋菓子」ではない。
素材は外来だが、先人達がそれらを見事に日本文化に融合させた結果
「日本の菓子」になったのだ。『5大洋菓子』は、「日本の菓子」の
定番品として君臨し続ける。"SWEETS"のヴァリエーションが広がった
中、わたしはお店で"SWEETS"を「選択」することを楽しむいっぽう、
「どれにしたらよいか」けっこう迷うのである。そんなとき、定番品
を頼りにする。「とりあえず、ショートケーキとチーズケーキを柱に
して・・・」と考えると余裕が出てくるのである。やはり、定番品は
偉大だ。だから『5大洋菓子』は不滅だと思う。
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メリークリスマス☆
相変わらず冴えている書き物の数々に
クスクス夜中に笑う私です。
それにしても
ケーキがとてもおいしそう~。
Merry Christmas!
丁寧にお読みいただきありがとうございます。
ケーキ、おいしかったですよ♪
(とココだけ自分のことを書く)